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2018年1月12日 中央社会保険医療協議会 総会 第383回議事録

○日時

平成30年1月12日(金)9:59~10:11

 

○場所

厚生労働省講堂(低層棟2階)

○出席者

田辺国昭会長 野口晴子委員 松原由美委員 荒井耕委員 関ふ佐子委員 中村洋委員
吉森俊和委員 幸野庄司委員 平川則男委員 間宮清委員 宮近清文委員
松本純一委員 今村聡委員 松本吉郎委員 猪口雄二委員 島弘志委員 遠藤秀樹委員 
安部好弘委員
菊池令子専門委員 横地常弘専門委員 丹沢秀樹専門委員
<事務局>
鈴木保険局長 渡辺審議官 伊原審議官 迫井医療課長 古元医療課企画官
矢田貝保険医療企画調査室長 中山薬剤管理官 小椋歯科医療管理官 他

○議題

○これまでの議論の整理(案)について
○平成30年度診療報酬改定について(諮問)
○その他

○議事 

 

○田辺会長
 それでは、おそろいのようでございますので、ただいまより第383回「中央社会保険医療協議会 総会」を開催いたします。
 まず、委員の出席状況について御報告いたします。
 本日は、松浦委員、榊原委員、岩田専門委員が御欠席でございます。
 なお、会議冒頭のカメラの頭撮りは、ここまでとさせていただきます。
(カメラ退室)
○田辺会長
 それでは、早速ですけれども、議事のほうに入らせていただきます。
 初めに「これまでの議論の整理(案)について」を議題といたします。
 1月10日の中医協総会での意見を踏まえまして、これまでの議論を事務局に修正してもらいましたので、修正点を確認していきたいと思います。
 それでは、事務局より資料の説明をお願いいたします。では医療課長、よろしくお願いいたします。
○迫井医療課長
 お手元の総-1をごらんいただきたいと思います。
 会長から今、触れていただきましたけれども、順次、修正させていただいた点について御報告をさせていただきます。全て修正箇所に下線が引いてございます。
 まず1点目であります。5ページの1-2のセクションでありますが、(1)2でありますけれども、24時間の往診体制となっておりましたが、留意事項通知の文言の表現に合わせまして「対応体制」と修正させていただいております。これはエディトリアルな話であります。
 2点目は、同じく5ページのその下(2)でありますけれども、3行目あたりに「等」を入れてございます。これは誤植といいますか、その上の行「地域の在宅当番医制等」これは当番医制以外のものも含めて代表で書いてあるわけでありますが、その上の「等」をその下の「等」に併記することを、これは誤植でございまして、脱落しておりましたので「等」を加えてございます。
 3点目は7ページの一番上の1、下線を引いてございます。これは先般、入院医療その10、前回協議いただきましたけれども、その修正を反映させていただいたものでありまして、アとイ、2つにつきまして記載させていただいております。
 4点目は同じく7ページ、その下(3)の2でありますが、これは「(仮称)」が記載漏れでございまして、追加をいたしております。
 5点目は10ページでございます。10ページは2カ所ございますが、(3)(4)は前回の外来、それから、薬価調査関係の記載をそのまま、前回空欄になっておりましたけれども、記載をさせていただいて、(3)につきましては、大病院とかかりつけ医との適切な役割分担を図るということで、かかりつけ医機能を有する医療機関における初診の評価の関係、(4)は薬価調査の適切な実施のための現在検討中のガイドイランを踏まえ、未妥結と減算の報告にあわせるといった記載ぶりをさせていただいております。
 7点目は17ページであります。これは修正ということではございませんけれども、前回、平川委員から2-1-3(1)、これは原文のままになっておりますが、先般の審議の際に法案との関係についての御質問、確認がございました。そのときにも申し上げ、改めて担当部局にも確認をさせていただきましたけれども、法案につきましては措置入院への退院後の支援計画の作成でございますとか、退院後の生活環境相談員の選任等の義務づけに関してでございます。
 今回の報酬改定の内容につきましては、法改正により義務化されていない状況においても措置入院の方の退院後の支援の充実を図るという趣旨で、自治体が退院後支援計画を作成する場合、医療機関は必要な協力を行うでございますとか、退院後の生活環境の相談を行う担当の選任をする体制ということにつきましては、こういったことがそもそも必要であるという観点で今回、検討しているものでありまして、法案審議の内容でございますとか、法案成否には影響を受けないということでございます。そのような整理から記載はこのままとさせていただいております。
 8点目は23ページになります。こちらも原文のままでございますが、御説明させていただきますと、この明細書に関しましては両側からそれぞれ御意見をいただきました。記載はそのままとなっておりますけれども、趣旨といたしましては領収書と明細書の機能の整理でございますとか、レセプト様式の見直し、こういったものをしっかり踏まえて32改定に向けてしっかり検討を進めていくという趣旨も含めての記載を確認させていただいた上で、この段階での記載はこのままとさせていただければと考えております。
 9点目は25ページ(7)の2、3でございます。これは再掲の箇所なのでございますけれども、記載ぶりがそろっておりませんで、(2)の修正をさせていただいた関係、これは先ほど触れましたが、1(2)の記載の記述をそろえさせていただきましたので、その関係であわせて修正をさせていただいているものでございます。
 以下、これは10点目といいますか残り数カ所、27~29ページに下線がございます。これは全て再掲であります。32ページ、34ページも同様でありまして下線を引いてございますが、これは再掲箇所でございますので、修正に伴った再掲の部分でございます。
 以上でございます。
○田辺会長
 ありがとうございました。
 ただいま御説明いただきました内容について、何か御質問等ございましたらよろしくお願いいたします。平川委員、どうぞ。
○平川委員
 23ページの明細書無料発行の推進のところでありますけれども、御説明ではこの文書に書いてあるとおりの説明ということで終わっていますが、やはり明細書の無料発行の取り組みというのは、ここまで進んできますと義務化を原則として、それを基本に考えるべきだと思いますし、それに向けてレセプト様式の見直しが平成32年度に予定されているという機会を捉えて、そういう方向がしっかりとさまざまな関係団体に伝わるように対応していくべきだと思っているところであります。
 そういう意味で今、医療課長から御説明がありましたけれども、単純にここに書いてあるとおりという説明で終わってしまっていますので、もう一回、平成32年に向けて抜本的といいますか、さらに大きく明細書の無料発行を進めるんだという方向について、事務局としてどう考えているかということでお聞きしたいと思います。
○田辺会長
 医療課長、お願いいたします。
○迫井医療課長
 重ねての御説明、少し説明が足らなかったのかもしれませんが、あくまで今回は議論の整理の文書といたしまして、このようにさせていただきたいという趣旨でございます。前提といたしましては、この後、最終的な改定の対応については、さらに詳細な御議論をいただき、最終的な決断をしていただくことになると思います。その時点で平川委員がおっしゃったようなお考えも含めて御審議いただくというのが事務局のスタンスであります。
 修正について、それぞれ両側から御意見がございましたので、現時点での記載はこういう形でさせていただけないかという、このようなある意味、御提案といいますか、現時点での整理としてはこのようにさせていただきたいという趣旨でございまして、決して今、平川委員が御指摘あるいは主張されております部分につきまして否定するわけでもなく、あくまでそこも包含した上での記載と認識いたしております。
 以上でございます。
○田辺会長
 よろしゅうございますか。
 ほかいかがでございましょう。よろしいでしょうか。
 では、ほかに御質問等もないようでしたら、これまでの議論の整理につきましては、この内容でまとめたいと思いますけれども、それで皆様方よろしゅうございますでしょうか。
 ありがとうございました。それでは、そのようにさせていただきます。
 次に、報告事項でございますけれども、「平成30年度診療報酬改定について(諮問)」を議題といたします。
 本日、厚生労働大臣より諮問がなされておりますので、事務局より資料の説明をお願いいたします。では、医療課長、よろしくお願いします。
○迫井医療課長
 お手元の総-2で御説明をさせていただきます。
 会長に今、触れていただきましたけれども、本日付で加藤厚生労働大臣から中医協の田辺会長宛てに、平成30年度診療報酬改定についての諮問がなされております。
 総-2の1ページ目でございます。記載について諮問書ということで法律の条文関係の記載がございます。これは国民健康保険法等の規定に基づきまして、平成30年度診療報酬改定について中医協の意見を求めるという内容の記載でございます。
 2ページ以下に幾つか資料、これは既にごらんになっているものでございますけれども、2ページにつきましては診療報酬改定の改定率、3ページ以下につきましては社会保障審議会医療保険部会と医療部会でまとめていただきました改定の基本方針、この改定率及び基本方針に沿って御答申を求めるという旨の記載でございます。
 御説明は以上でございます。
○田辺会長
 ありがとうございました。
 ただいまの説明に関しまして、何か御質問等ございましたらよろしくお願いします。よろしゅうございますでしょうか。
 では、ほかに御質問等もないようでございますので、本件にかかわる質疑はこのあたりとしたいと思います。
 こちらの諮問を受けまして、平成30年度診療報酬改定に向けてさらに検討を進めてまいりたいと思います。
 本日の議題は以上でございますけれども、事務局から「その他」として資料が提出されておりますので、事務局より御説明をお願いします。引き続き医療課長、よろしくお願いします。
○迫井医療課長
 総-3をごらんいただきたいと思っております。これは前回中医協で会長からも触れていただきましたけれども、本日まとめていただきました議論の整理につきましては、パブリックコメントにかけさせていただきたいと考えてございます。
 総-3がその記載でございますけれども、期間につきましては2ページ目でございますが、おおむね1週間程度ということでございますので、本日から1週間の期間にさせていただきたいということでございます。
 3ページ以降、意見の提出の様式の記載でございます。
 簡単でございますけれども、以上でございます。
○田辺会長
 ありがとうございました。
 ただいまの説明は、報告事項に関してですけれども、特段の御質問等がなければ以上としたいと存じますが、よろしゅうございますでしょうか。
 それでは、本日の議題は以上でございます。
 なお、次回の日程につきましては、追って事務局より連絡いたしますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、本日の総会はこれにて閉会といたします。どうもありがとうございました。

 

 

 

 

(了)
<照会先>

保険局医療課企画法令第1係

代表: 03-5253-1111(内線)3288

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