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2019年1月25日 薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会
医薬・生活衛生局生活衛生・食品安全企画課
○日時
平成31年1月25日(金)16:45~17:15
○場所
中央合同庁舎第5号館12階専用第15会議室
○出席者
食品衛生分科会員(敬称略)
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事務局(1月25日時点)
宮嵜 雅則 (生活衛生・食品安全審議官) |
吉永 和生 (大臣官房審議官) |
須田 孝俊 (生活衛生・食品安全企画課長) |
吉田 易範 (食品基準審査課長) |
道野 英司 (食品監視安全課長) |
黒羽 真吾 (食品基準審査課残留農薬等基準審査室長) |
森田 剛史 (食品基準審査課新開発食品保健対策室長、食品監視安全課食中毒被害情報管理室長) |
梅田 浩史 (食品監視安全課輸入食品安全対策室長) |
○議題
(1)分科会長及び分科会長代理の選出について
(2)部会に所属する委員等の指名について
(3)各部会長の選出について
(4)その他
○議事
○須田課長 定刻前ではありますが、皆様おそろいですので、ただいまから薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会を開催いたします。私は医薬・生活衛生局生活衛生・食品安全企画課長の須田です。分科会長が選出されるまでの間、司会進行を務めさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
後ほど委員の先生方を御紹介させていただきますが、本日は安藤委員、高橋委員、中村委員、西内委員、堀内委員、松嵜委員から御欠席との御連絡を頂いております。現在の分科会員総数22名のうち現時点で16名の御出席を頂いており、出席委員が過半数に達しておりますので、本日の分科会が成立いたしますことを御報告申し上げます。本日の議題については、お手元の議事次第にありますように、分科会長の選任等を行っていただきます。
それでは開会に当たり、生活衛生・食品安全審議官の宮嵜より御挨拶申し上げます。
○宮嵜審議官 生活衛生・食品安全審議官の宮嵜です。食品衛生分科会の開会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。はじめに、お集まりの委員の皆様方には、日頃よりそれぞれのお立場から食品安全行政の推進に御支援、御協力を頂いておりますこと、改めて感謝申し上げます。どうもありがとうございます。また、この度は食品衛生分科会の委員に御就任いただきまして、厚く御礼を申し上げる次第です。
さて、近年の食品流通のグローバル化、健康意識の高まりなどを背景として、食の安全に対する国民の関心は一層高まっていると感じております。食品の衛生管理対策については、昨今の食品の安全性をめぐる諸課題に対応するために、食品衛生法等の一部を改正する法律案が昨年の通常国会で成立いたしました。この改正法では、広域的な食中毒の発生や拡大を防止するために、国と関係自治体間の連携、協力を義務化するとともに、広域連携協議会を設置すること、あるいは原則として全ての食品事業者等に対して、HACCPに沿った衛生管理の実施を求めること、あるいは食品用の器具、容器包装について、安全性を評価した物質のみを使用可能とするポジティブリスト制度の導入を行うことなどを盛り込んでおり、15年ぶりの大きな改正となりました。現在、この改正法の施行に向けて、関係政省令等の整備など、制度の詳細設計を進めているところであり、引き続き委員の先生方のお力添えを頂きながら、食品安全の確保に関する諸課題について、全力で取り組んでまいりたいと考えております。
本日は食品衛生分科会長の選出などを行っていただきます。委員の皆様方におかれましては、我が国の食品安全行政の推進について、より一層のお力添えを賜りますようお願い申し上げまして、簡単ではありますが、御挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○須田課長 ありがとうございました。今回は利益相反の確認対象となる案件はありません。次に資料の確認をいたします。議事次第、座席表、資料1「食品衛生分科会名簿等」の3種類をお配りしております。不足等がありましたら、事務局までお申し付けいただきますようお願いいたします。
続いて、委員の方々を資料1の1ページ目の委員名簿に沿って御紹介申し上げます。穐山浩委員、阿部圭一委員、有薗幸司委員です。安藤言枝委員、本日御欠席です。五十君靜信委員、浦郷由季委員、奥田晴宏委員、苅田香苗委員、財前孝亮委員、佐藤恭子委員、曽根博仁委員、髙田礼子委員です。高橋委員、中村委員、西内委員は御欠席です。二村睦子委員です。松嵜委員は御欠席です。松本吉郎委員、村田勝敬委員、横田明美委員、脇田隆字委員です。
○須田課長 ありがとうございます。今回新たに分科会に入られることになります有薗委員、佐藤委員、曽根委員、髙田委員から一言御挨拶を頂ければと思います。まず有薗委員、お願いします。
○有薗委員 今年から皆様の仲間に入れていただくことになりました熊本県立大学の有薗です。容器包装のほうを少しやらせていただきます。どうか今後ともよろしくお願いいたします。
○佐藤委員 国立衛研の佐藤です。食品添加物を担当しております。どうぞよろしくお願いいたします。
○曽根委員 新潟大学内科の曽根と申します。内科の教授をしておりますが、以前はお茶の水女子大学で食物栄養関連の准教授もしておりました。その関連でお世話になります。よろしくお願いいたします。
○髙田委員 聖マリアンナ医科大学の髙田です。私はもともとは病理医で、今は産業保健を専門としております。微力ながら頑張ってまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
○須田課長 ありがとうございました。引き続き、事務局の職員を紹介いたします。宮嵜生活衛生・食品安全審議官、吉永大臣官房審議官、吉田食品基準審査課長、黒羽残留農薬等基準審査室長、道野食品監視安全課長、梅田輸入食品安全対策室長、森田食中毒被害情報管理室長兼新開発食品保健対策室長、以上です。頭撮りはここまでとさせていただきますので、以降のカメラ撮影は御遠慮いただきますので、よろしくお願いいたします。
まず、薬事・食品衛生審議会総会について御報告をいたします。本日15時半より本分科会が属する薬事・食品衛生審議会総会が開催されました。同総会においては、審議会会長に橋田充委員が選出され、会長代理に村田勝敬委員が指名されました。続きまして、食品衛生分科会に所属する委員の方々は、改めまして、資料1の1ページ目の食品衛生分科会名簿のとおりとなっております。
それでは、議題(1)「分科会長及び分科会長代理の選出について」に移ります。資料1の5ページを御覧ください。薬事・食品衛生審議会令第6条第3項の規程により、分科会長は分科会に所属する委員の互選によるとなっております。御意見のある方は挙手をお願いいたします。
○五十君委員 私からは、前分科会長でありました秋田大学の村田先生を御推薦させていただきます。
○須田課長 ただいま村田委員に、当分科会の会長をお願いしてはとの御発言がありましたが、いかがでしょうか。
(異議なし)
○須田課長 ありがとうございます。それでは、分科会長は村田委員にお願いするということで、決定いたします。村田委員におかれましては、分科会長席に御移動をお願いいたします。それでは早速ですが、村田分科会長から御挨拶をお願いいたします。
○村田分科会長 ただいま座長に指名されました村田です。これまで環境毒性物質のリスク評価に携わってきました。どうぞよろしくお願いいたします。
昨今、国の統計データが揺らいでいるという報道がされております。リスク評価は科学的根拠に基づいて健康リスクを批判的に吟味いたしますので、科学的根拠を引き出すプロセスに間違いないと認められる研究に限り、リスク評価に使用されるわけです。一方、本分科会はリスク管理、すなわちリスク評価された物質の毒性に照らして、実生活において我々日本人の健康に影響をもたらさないように、規制を加える作業を行うものです。この作業において、例えば日々の生活での食品摂取量等の国の統計データが使用されるわけです。
ここにおられる委員の先生方は専門分野の異なる方々ですので、その先生方の目で個々の数値を自らの実生活に照らして吟味し、その合意の中で規制値を決定することになります。抱かれた疑問についてはこの場で話していただき、御納得の上で、国民生活に関わる規制値を作っていただきたく思います。分科会長として微力ではありますが、分科会の運営に尽力いたしますので、先生方の御協力、御指導をお願いし、挨拶とさせていただきます。改めてよろしくお願い申し上げます。
○須田課長 それでは、以後の議事進行は村田分科会長にお願いいたします。
○村田分科会長 まず、食品衛生分科会長代理の選出です。先ほど事務局より説明のあった資料1の5ページの薬事・食品衛生審議会令第6条第5項によると、分科会長が指名することになっております。私としては、前体制でも分科会長代理をされていた国立感染症研究所の所長でもおられる脇田委員にお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
(異議なし)
○村田分科会長 どうもありがとうございます。それでは分科会長代理を、脇田委員にお願いいたします。どうぞよろしくお願いします。
次は議題(2)「部会に所属する委員等の指名について」に移ります。各委員の所属に関わる規程等について、事務局より説明をお願いいたします。
○須田課長 資料1の10ページを御覧ください。食品衛生分科会規程です。その規程の第2条第1項により設置されている部会と、第2条第2項に基づき設置されている部会の双方があります。調査会につきましては第3条第1項により設置されており、部会が9つ、調査会が3つ設置されております。
部会に属すべき委員等につきましては、資料1の5ページに薬事・食品衛生審議会令の規程がありますが、審議会令第7条第2項により、部会に属すべき委員につきましては分科会長が指名するとなっております。また、調査会に属すべき委員等につきましては、同じ資料の10ページの規程により、こちらも分科会長が指名することになっております。以上です。
○村田分科会長 どうもありがとうございます。事務局から説明があったとおり、各部会、各調査会に所属していただく委員、臨時委員、専門委員につきましては、規程等により私が指名することとされています。これに基づき、ただいま事務局から配布しております名簿のとおりとさせていただきたく存じます。
それでは、各部会長の選出を行いたいと思いますが、具体的な手順につきまして、事務局より説明願います。
○須田課長 資料1の5ページを御覧ください。審議会令の説明です。審議会令第7条第3項により、部会長は各部会に属する委員の互選によって決めるとされております。これから各部会長の選出を行っていただくことになります。全ての部会での部会長の選出が終わりましたら、改めて分科会を再開し、結果を御報告いたします。
なお、部会に所属しておられない委員、財前委員、髙田委員、横田委員におかれましては、申し訳ありませんが、当会議室の後方の席でお待ちいただくことになります。分科会の再開は17時10分を目指したいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。それでは移動される委員の方につきましては、事務局が御案内いたします。それではまず、食品規格部会長の選出に移りたいと思います。こちらにつきまして、部会に属する委員の互選によって定めることになっておりますが、御意見のある方は挙手をお願いしたいと思います。
○苅田委員 東京農業大学の五十君先生を推薦させていただきたいと思います。
○須田課長 ただいま、五十君先生との御発言がありましたが、いかがでしょうか。
(異議なし)
○須田課長 ありがとうございます。それでは、食品規格部会長は五十君委員にお願いすることで決定させていただきます。
次に、食中毒部会長の選出です。御意見のある方は挙手をお願いいたします。
○脇田委員 食中毒部会も、東京農業大学の五十君先生にお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
○須田課長 ただいま、五十君先生に食中毒部会長をお願いしてはとの御発言がありましたが、いかがでしょうか。
(異議なし)
○須田課長 ありがとうございます。それでは食中毒部会長は、五十君委員にお願いすることで決定をさせていただきます。
次に、乳肉水産食品部会長につきまして、御意見のある方はお願いいたします。
○浦郷委員 こちらも、これまで部会長を務めてこられた東京農業大学の五十君先生に引き続き部会長をお願いしたいと思います。
○須田課長 ありがとうございます。五十君先生に乳肉水産食品部会長をお願いしてはという御発言ですが、いかがでしょうか。
(異議なし)
○須田課長 ありがとうございます。それでは、乳肉水産食品部会長は、五十君委員にお願いすることで決定をさせていただきます。
次に、添加物部会長につきまして御意見をお願いいたします。
○二村委員 国立医薬品食品衛生研究所の食品添加物部の佐藤先生にお願いできればと思いますが、いかがでしょうか。
○須田課長 ありがとうございます。佐藤先生に添加物部会長をお願いしてはとの御発言ですが、いかがでしょうか。
(異議なし)
○須田課長 ありがとうございます。それでは、添加物部会長は佐藤先生にお願いすることで決定をさせていただきます。
次に、農薬・動物用医薬品部会長につきまして、御意見をお願いいたします。
○二村委員 国立医薬品食品衛生研究所の穐山先生に引き続きお願いできればと思いますが、いかがでしょうか。
○須田課長 ありがとうございます。農薬・動物用医薬品部会長は穐山先生にということですが、いかがでしょうか。
(異議なし)
○須田課長 ありがとうございます。それでは、穐山先生ということで決定させていただきます。
次に、器具・容器包装部会長につきまして、御意見をお願いいたします。
○浦郷委員 器具・容器包装の衛生規制に精通されていらっしゃる熊本県立大学の有薗先生を推薦したいと思います。
○須田課長 ありがとうございます。有薗先生ということですが、いかがでしょうか。
(異議なし)
○須田課長 ありがとうございます。それでは、器具・容器包装部会長は有薗委員にお願いすることで決定させていただきます。
次に新開発食品調査部会長につきまして、御意見をお願いいたします。
○阿部委員 新潟大学大学院の曽根先生を推薦させていただきたいと思います。
○須田課長 ありがとうございます。曽根先生ということですが、いかがでしょうか。
(異議なし)
○須田課長 ありがとうございます。それでは、新開発食品調査部会長は曽根先生にお願いすることで決定いたします。
次に、伝達性海綿状脳症対策部会長につきまして、御意見をお願いいたします。
○浦郷委員 以前にもこの部会の委員を務められており、過去のBSE対策の経緯もよく御存じの北海道大学の堀内先生を推薦したいと思います。
○須田課長 ありがとうございます。堀内先生は本日御欠席ですが、御推挙があった場合にお受けいただける内諾は頂いております。いかがでしょうか。
(異議なし)
○須田課長 ありがとうございます。それでは、堀内先生ということで決定いたします。
最後に、放射性物質対策部会長につきまして、御意見をお願いいたします。
○穐山委員 国立医薬品食品衛生研究所の所長である奥田先生を御推薦いたします。
○須田課長 ありがとうございます。奥田先生ということで、いかがでしょうか。
(異議なし)
○須田課長 ありがとうございます。それでは放射性物質対策部会長は奥田先生にお願いすることで決定いたします。
それでは、引き続き分科会を再開したいと思います。事務局は財前委員、髙田委員、横田委員を元の席に御案内をお願いいたします。
○村田分科会長 それでは、分科会を再開いたします。各分科会で決定いただきました部会長について、事務局から御報告してください。
○須田課長 ただいま参考資料2として一覧表を配りましたので、御覧ください。食品規格部会、食中毒部会、乳肉水産食品部会長として五十君先生、添加物部会長として佐藤先生、農薬・動物用医薬品部会長として穐山先生、器具・容器包装部会長として有薗先生、新開発食品調査部会長として曽根先生、伝達性海綿状脳症対策部会長として堀内先生、放射性物質対策部会長として奥田先生、以上です。
○村田分科会長 皆様、これでよろしいでしょうか。ありがとうございます。最後に、事務局から何か連絡事項等ありますでしょうか。
○須田課長 ありがとうございました。次回の分科会の日程につきましては、また調整の上、御連絡させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○村田分科会長 何か特別に皆様の中で、御発言したい方がおられましたら。よろしいですか。
本日の御審議、誠にありがとうございました。これをもちまして閉会いたします。どうもありがとうございます。
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