ホーム> 政策について> 審議会・研究会等> 医政局が実施する検討会等> 医療系ベンチャー振興推進会議> 第3回(平成30年度第1回)医療系ベンチャー振興推進会議
第3回(平成30年度第1回)医療系ベンチャー振興推進会議
医政局経済課
○日時
平成30年6月18日 13:15~15:00
○場所
霞が関プラザホール 31 Builedge
○出席者
(敬称略)
内田 毅彦 ((株)日本医療機器開発機構代表取締役) |
楠 淳 (Johnson & Johnson INNOVATION、Asia Pacific Innovation Center、 New Ventures Japan Director) |
郷治 友孝((株)東京大学エッジキャピタル代表取締役社長) |
塩村 仁 (ノーベルファーマ(株)代表取締役社長) |
曽山 明彦 (一般社団法人LINK-J理事兼事務局長) |
孫 泰蔵(Mistletoe(株) 代表取締役社長 ※) |
中冨 一郎 (ナノキャリア(株)代表取締役社長) |
西村 由美子 (メディカル・ジャーナリスト) |
本蔵 俊彦 (クオンタムバイオシステムズ(株)代表取締役社長 ※) |
本荘 修二 (本荘事務所 代表 ☆) |
森 敬太(サンバイオ(株)代表取締役社長) |
(☆・・・座長、※・・・オンラインによる参加) |
○議題
医療系ベンチャー支援に係る予算事業の実施状況等について
○議事
最初に、事務局から「ジャパン・ヘルスケアベンチャー・サミット2018」について説明を行った後、
これに関する意見交換を行い、以下の意見があった。
AIやビッグデータ等の技術的な観点でのテーマも内容に加えてほしい。
2.アカデミア、製薬企業、ベンチャー企業とそれぞれサミット参加の目的が
異なるので、フォローアップできるようにするべき。
3.出展や参加によって構築されたネットワークが一過的なものではなく
継続的なものになるようにして欲しい。
4.厚生労働省単独ではなく、関連する団体やネットワークを活用したほうがよい。
5.スタートアップ企業側の視点に立つと、例えば、FDAやCFDAの審査官、
関係者をイベントに招聘し、日本のスタートアップが事業化(海外展開)を
行う上での示唆が得られるような取り組みができないか。
6.海外では非常に面白いユースケースがあり、スタートアップを投資家に
理解してもらうための啓発、情報提供が必要。
7.アカデミアから良質なシーズに関するプレゼンテーションを行ってもらうのが良い。
8.ミートアップの際には、中国や欧米でスタートアップに成功している企業に
参画してもらい、ストーリーテーリングを行ってもらうと良い。
次に、事務局から「医療系ベンチャー・トータルサポート事業」について説明を行った後、
これに関する意見交換を行い、以下の意見があった
1.サポーターの質を担保し、優秀な人材を確保することが重要であり、実務経験者に
サポートしてもらう仕組みが必要。良くないサポーターをどう排除するかも重要。
2.スタートアップ以前のアカデミアの知財戦略が重要で、大学へ積極的にアプローチすべき。
3.大学が企業と交渉をする必要が生じているが、うまくいっていないのが現状であるため、
契約の雛形の用意や交渉のアドバイスを行う等の支援が重要、契約には離婚(契約破棄)の
条項を入れておくべき。
4.支援が東京一極集中型にならないように、ポータルサイトを充実し、テレビ電話等
も活用すべし。
5.相談員に対する評価に客観性を持たせるために、支援側と被支援側双方による評価の実施。
その後、事務局より「厚生労働省における医療系ベンチャー支援策」について説明を行い、
さらに、参考として製薬企業の取り組みについて紹介した。構成員からは先駆け審査制度を
海外規制当局にもっとPRして欲しい、医薬品等の研究開発も充実して欲しいといった発言があった。
ホーム> 政策について> 審議会・研究会等> 医政局が実施する検討会等> 医療系ベンチャー振興推進会議> 第3回(平成30年度第1回)医療系ベンチャー振興推進会議