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2023年6月21日 中央社会保険医療協議会 保険医療材料専門部会 第119回議事録

○日時

令和5年6月21日(水)診療報酬改定結果検証部会終了後~

○場所

日比谷国際ビル コンファレンススクエア8F

○出席者

笠木映里部会長 永瀬伸子部会長代理 飯塚敏晃委員 安川文朗委員 
松本真人委員 佐保昌一委員 眞田享委員 末松則子委員
茂松茂人委員 島弘志委員 林正純委員 森昌平委員
守田恭彦専門委員 前田桂専門委員 青木幸生専門委員

<事務局>
伊原保険局長 眞鍋医療課長 中田医療技術評価推進室長
萩原保険医療企画調査室長 安川薬剤管理官 小嶺歯科医療管理官 他

○議題

○部会長の選出について
○主な課題とスケジュールについて
○材料価格調査について

○議事

○中田医療技術評価推進室長
 医療技術評価推進室長でございます。皆様、おはようございます。
 部会長でありました関委員におかれましては、任期終了に伴い退任されましたので、新しい部会長が選任されるまでの間、慣例によりまして、私が司会進行をさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(異議なしの意思表示あり)
○中田医療技術評価推進室長
 ありがとうございます。
 新しい部会長の選任までの議事進行につきましては、私のほうで務めさせていただきます。
 それでは、ただいまより、第119回「中央社会保険医療協議会 保険医療材料専門部会」を開催いたします。
 総会と同様、対面を基本としつつ、オンラインも組み合わせての開催としております。また、会議の公開につきましては、ユーチューブによるライブ配信で行うこととしております。
 まず、本日の委員の出欠状況について報告いたします。
 本日は、全員が御出席でございます。
 それでは、保険医療材料専門部会に属する委員に異動がございましたので、御報告いたします。
 これまでの総会において指名があったとおり、新たに笠木委員、安川委員に御就任いただいておりますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、議事に入らせていただきます。
 初めに、部会長の選挙を行います。社会保険医療協議会令第1条第6項の規定により、公益を代表する委員のうちから委員の選挙した部会長を置くこととしております。
 まず、1号側の委員から御推薦をいただきたいと思いますが、いかがでございましょうか。よろしくお願いします。
○松本委員
 1号側委員といたしましては、笠木委員を御推薦申し上げます。よろしくお願いいたします。
○中田医療技術評価推進室長
 続きまして、2号側の委員、いかがでございましょうか。よろしくお願いします。
○茂松委員
 診療側といたしましても、笠木委員にお願いしたいと考えております。よろしくお願い申し上げます。
○中田医療技術評価推進室長
 1号側、2号側ともに、笠木委員を御推薦いただいております。
 笠木委員に部会長をお願いするということで、よろしいでしょうか。
(異議なしの意思表示あり)
○中田医療技術評価推進室長
 ありがとうございます。
 それでは、笠木委員に部会長をお願いいたします。
 笠木部会長より、一言御挨拶をお願いいたします。
○笠木部会長
 ありがとうございます。東京大学の笠木と申します。
 本日は、オンラインでの参加となりまして、失礼いたします。
 この春に公益委員に就任したばかりでありまして、まだ勝手が分からないところもたくさんあるのですけれども、なるべく皆様に御迷惑をおかけしないように進めてまいりたいと存じますので、皆様、御協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
○中田医療技術評価推進室長
 ありがとうございました。
 それでは、今後の進行を笠木部会長にお願いしたいと思います。
 どうぞよろしくお願いします。
○笠木部会長
 それでは、初めに、部会長代理についてですが、部会長代理については、社会保険医療協議会令第1条第9項の規定によりまして、部会長があらかじめ指名する者が部会長代理をすることとされております。
 引き続き、永瀬委員に部会長代理をお願いすることとしたいと思いますが、いかがでしょうか。
(異議なしの意思表示あり)
○笠木部会長
 ありがとうございます。
 それでは、部会長代理は、引き続き、永瀬委員にお願いいたします。どうぞよろしくお願いいたします。
 続きまして「主な課題とスケジュールについて」を議題といたします。
 事務局より資料が提出されておりますので、事務局より説明をお願いいたします。
○中田医療技術評価推進室長
 医療技術評価推進室長でございます。
 材-2を御覧ください。
 「次期改定に向けた主な課題と今後の議論の進め方(案)」でございます。
 1ページ目を御覧ください。
 次期保険医療材料制度改革に向けた主な課題といたしまして、令和4年度保険医療材料制度改革の骨子において検討を要するとされた事項、また、答申書附帯意見に関する事項、その他を踏まえまして、今後の議論の進め方でありますが、保険医療材料専門部会におきまして、今後、関係業界や、保険医療材料等専門組織からの意見聴取も行いつつ、検討項目を整理した上で議論を深めることとしてはどうかとしております。
 また、これまでの検討を要する事項等につきましては、2ページ目、3ページ目にまとめておりますので、御参照いただければと存じます。
 また、今後の全体の大まかなスケジュールでございますが、4ページ目、5ページ目にまとめております。
 特に5ページ目におきましては、中医協総会の決定を踏まえまして、保険医療材料等専門組織の下に、プログラム医療機器等専門ワーキンググループを設置いたしまして、業界団体等の意見も伺いながら、ワーキンググループにて意見を整理しているところでございます。
 6ページ目でございますが、保険医療材料専門部会のスケジュール(案)でございます。
 7月には保険医療材料等専門組織からの意見につきまして、プログラム医療機器に関するものも含むものとして意見を聴取し、以降、関係業界からのヒアリング等を踏まえまして、12月には骨子、1月には保険医療材料制度の見直しというスケジュールを設けさせていただいております。
 事務局からの説明は、以上でございます。
○笠木部会長
 ありがとうございました。
 ただいまの説明について、何か御質問等がありましたらお願いいたします。
 恐れ入りますが、オンラインですと、会場の様子がよく見えませんので、御発言の際、もしお名前をおっしゃっていただけますと、ありがたく存じます。恐縮ですけれども、よろしくお願いいたします。
○茂松委員
 診療側の茂松ですが、よろしいでしょうか。
○笠木部会長
 よろしくお願いいたします。
○茂松委員
 令和6年度の保険医療材料制度改革に向けた主な課題と今後の進め方という御提案をされました。診療側といたしましては、異論はございません。
 ただ、1つだけ確認をさせてください。6ページのスケジュール(案)でございますが、7月に予定されている「保険医療材料等専門組織からの意見について」では、保険医療材料等専門組織からの意見だけでなく、プログラム医療機器専門ワーキンググループにおける議論の経緯等もある程度詳しく報告いただけるという理解でよろしいでしょうか。
 以上でございます。
○笠木部会長
 事務局から御回答いただけますでしょうか
○中田医療技術評価推進室長
 事務局でございます。
 ただいまいただいた御質問につきまして、7月での専門組織からの意見につきましては、プログラム医療機器に関するワーキンググループに関して、業界団体からのヒアリングの内容、また議論の経過も含めまして、より詳細な御報告とさせていただきたいと考えております。
 以上でございます。
○笠木部会長
 ほかに御質問等ありましたら、お願いいたします。
○松本委員
 支払い側の松本でございます。よろしいでしょうか。
○笠木部会長
 お願いいたします。
○松本委員
 今、御説明いただきました主な課題とスケジュールについて、異論はございません。
 その上で、主な課題の(3)、その他のところに「医療機器基本計画に基づく事項」というものがございます。
 3ページのところに内容が御紹介されておりますけれども、これまで中医協で議論されてきた内容でカバーできるという印象を持っております。
 一方で、3ページの一番下にございます、プログラム医療機器を含めた革新的な医療機器のイノベーションの適切な評価については、適正化の視点とセットで、引き続き検討すべきであると考えております。
 また、今、茂松委員からもお話がございましたけれども、プログラム医療機器について、5ページにございますワーキンググループで議論した内容を適宜御報告していただいた上で、対応を考えたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 私からは、以上になります。
○笠木部会長
 松本委員、どうもありがとうございました。
 今の点は、御意見として、今後の議論に生かしていくということでよいかと考えますけれども、ほかに御意見、御質問等ございますでしょうか。
 よろしいでしょうか、ほかに御質問等ないようでありますので、本件に係る質疑はこの辺りといたしまして、今後、事務局において、本日いただきましたお二方の御意見も踏まえて、御対応をいただくということで、お願いしたいと思います。
 続きまして、次の議事に移りまして「材料価格調査について」を議題といたします。
 この点についても、事務局より資料が提出されておりますので、説明をお願いいたします。
○鶴田医療機器政策室長
 事務局です。
 お手元の資料材-3の資料について、御説明をさせていただきます。「令和5年度に実施する特定保険医療材料価格調査について(案)」になります。
 2枚目を御覧ください。
 こちらは、調査の概要となります。調査の趣旨ですが、材料価格基準改定の基礎資料を得ることを目的として、保険医療機関、歯科技工所及び保険薬局に対する医療機器販売業者の販売価格及び一定率抽出された医療機関等での購入価格を調査する内容となっております。
 調査期間ですが、令和5年度中の5か月間の取引分を対象として調査を実施することとしております。
 ただし、ダイアライザー、フィルム、歯科材料及び保険薬局調査分は、令和5年度中の1か月の取引分のみを対象とすることになっております。
 調査の対象及び客体数ですが、販売サイド調査につきましては、医療機器販売業者の全数を対象とするところになっております。
 購入サイド調査ですが、こちらは病院、診療所、歯科技工所、保険薬局の全数から抽出して調査をすることとなっております。
 調査事項につきましては、販売サイド調査、購入サイド調査、それぞれありますけれども、販売価格、販売数量、購入価格、購入数量等を調査することとなっております。
 次のページ、3枚目ですけれども、前回の調査の際の回収率等の実績を提示しておりますので、御参照いただければと思います。
 回収率向上に向けて、事務局としてもしっかりと努力してきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 以上です。
○笠木部会長
 どうもありがとうございました。
 それでは、ただいまの説明について、何か御質問等がありましたら、お願いいたします。
 会場、オンラインを含めて、特に御意見、御質問等ありませんでしょうか。
 それでは、現段階では御質問、御意見等はないということでありますので、本件につきましては、御提案いただいたとおりの内容で、保険医療材料専門部会として了承するということでよろしいでしょうか。
(異議なしの意思表示あり)
○笠木部会長
 それでは、異議なしということで、ありがとうございました。
 それでは、本件につきましては、保険医療材料専門部会として了承されたものとして、後ほど私から総会に報告することといたします。
 本日予定された議題は以上です。
 次回の日程につきましては、追って事務局より連絡いたしますので、よろしくお願いいたします。
 本日の「保険医療材料専門部会」は、これにて閉会といたします。
 皆様、どうもありがとうございました。(了)

<照会先>

保険局医療課企画法令第1係

代表: 03-5253-1111(内線)3288

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