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2022年6月15日 中央社会保険医療協議会 診療報酬改定結果検証部会 第65回議事録

○日時

令和4年6月15日(水)診療報酬基本問題小委員会終了後~

 

○場所

オンライン開催

○出席者

永瀬伸子部会長 関ふ佐子部会長代理 小塩隆士委員 飯塚敏晃委員 中村洋委員 秋山美紀委員
<事務局>
濵谷保険局長 井内医療課長 岡田医療技術評価推進室長
山田保険医療企画調査室長 紀平薬剤管理官 宮原歯科医療管理官 他

○議題

○令和4年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査の実施について

○議事

○永瀬部会長
それでは、ただいまより、第65回「中央社会保険医療協議会 診療報酬改定結果検証部会」を開催いたします。
なお、本日も新型コロナウイルス感染症対策の観点から、オンラインによる開催としております。また、今回も会議の公開については、前回と引き続き、試行的にユーチューブによるライブ配信で行うこととしております。
まず、委員の出席状況について、御報告します。
本日は、全員が御出席です。
それでは、議事に入らせていただきます。
本日は「令和4年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査の実施について」を議題といたします。
事務局より資料が提出されていますので、事務局より説明をお願いいたします。
○高宮保険医療企画調査室長
保険医療企画調査室長です。右側に検-1と書いてある資料を御用意ください。
「令和4年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査の実施について(案)」でございます。
まず、1つ目の目的につきましては、令和4年度改定の附帯意見を踏まえた調査項目について、調査を実施し、令和4年度改定の結果検証のための資料を得ることを目的としています。
2つ目、調査の実施方法。こちらについては前回と同様ですが、調査は外部委託により実施する。実施に当たっては、検証部会委員、関係学会等で構成をされた調査検討委員会を設置し、具体的な調査設計、調査票の作成、集計・分析方法等の検討を行っていただく。
3番目、調査項目です。
5月18日の中医協総会で、検証部会で調査・検証を進めていくとされた項目について、以下、下のほうに書いてある(1)から(8)のとおり、項目立てを整理して、令和4年度に5項目、令和5年度に5項目の調査を実施するというものです。
各年度の調査の実施年度は、下の表に記載をしています。
令和4年度に在宅医療などの調査、精神医療の調査、リフィル処方箋の調査、後発医薬品の調査、明細書無償発行の調査を行います。
令和5年度、リフィル処方箋の調査、こちらは令和4年度と令和5年度の2か年調査を行います。
そのほか、歯科医療の調査、調剤報酬の調査、後発医薬品の調査、こちらも令和4年度と令和5年度の2か年の調査になります。
一番下のオンライン資格確認システムの診療報酬上の対応の調査ということを令和5年度に行うものです。
資料2ページをおめくりください。4番目のスケジュールになります。
令和4年度調査については、本日6月15日の検証部会、それから総会で、調査項目、承認をいただきましたら、このスケジュールに沿って調査を進めていきたいと考えているものです。
7月、8月には受託後、業者の調達決定、9月から10月には、調査検討委員会での検討、その後、併せて、中医協の委員の先生方に事前に調査票案の照会を行って御意見を踏まえて、調査票案を作っていきたい。その後、検証部会総会で調査票を決定いただくと。
11月から令和5年の1月に委託業者で調査を実施、2月から3月に調査検討委員会で調査結果の検討、その検討結果を取りまとめ次第、中医協、検証部会と総会にまた報告するというスケジュールになります。
令和5年度調査については、令和6年度改定の議論に間に合うように、10月から11月ぐらいの秋ぐらいには、調査結果を取りまとめては中医協の方に報告というようなスケジュールでやっていきたいと考えています。
5ポツの「より適切な検証を行う観点からの対応について」です。
前回12月の検証部会で、委員の皆様方からいただいた御指摘を踏まえた対応というものを行うものです。
(1)有効回答率の向上、電子調査票、ウェブ調査の活用により、回答者の負担の軽減などによって、有効回答率の向上を図るということです。
(2)、前回の調査で無回答、その他の回答が多かった質問項目について、分かりやすく回答しやすい質問項目とするなど、適切な質問項目の設定ということです。
(3)NDB等の既存データの活用、NDBデータ等を活用して分析をする。それから検証調査の回答データとNDBデータ等のクロス集計などの既存データの活用を図るということです。
3ページ、6番目のコロナの感染状況等を踏まえた対応について、こちらは、前回の検証調査と同じものになっています。
調査時点で感染状況により、調査の実施について検討が必要となる場合には、実施方法等を改めて検討する。
それから(2)番目、調査時点に特定の地域で感染が拡大している場合は、当該地域などを除外するなどの対応の検討。
(5)、調査結果については、コロナの感染拡大に伴う影響があることを念頭に置いた分析を実施するということです。
4ページ以降、個別の調査についてになります。
今後、調査設計あるいは調査票等については、今後の調査検討委員会での御議論、それから、中医協の委員の先生方への事前の照会などを踏まえて、固めていきたいと考えています。
ここでは、ポイントのみを説明いたします。
まず(1)番目の在宅医療等の調査については、1番目の調査の目的のところですが、令和4年度改定で、在宅医療については、外来在宅共同指導料の新設、歯科訪問診療料の評価の見直しを行っています。
今回の本調査では、改定の影響、それから、保険医療機関等の訪問の実施状況などについて、調査・検証を行うものです。
次に6ページ、2番目の精神医療等の調査になります。
こちらも2ポツの検証のポイントのところに書いていますが、令和4年度改定で見直しを行った、精神科救急医療体制の評価の要件の見直し、あるいは、地域定着に向けた多職種の支援評価の新設などの改定の影響について検証を行うものです。
7ページ、リフィル処方箋の調査、令和4年度改定で、リフィル処方箋の仕組みを設けていますので、4番目の主な調査事項のところに書いていますが、リフィル処方箋の実施状況、患者への影響、薬局の対応状況等について調査を行うというものです。
8ページが、次は歯科医療の調査です。
令和4年改定で、院内感染防止対策を推進する観点から、歯科の初診料、再診料の引き上げなどを行っています。
2番目の検証のポイントに書いていますが、その施設基準の届出状況、院内感染防止対策の取組状況などの調査を行うものです。
9ページ、調剤報酬の調査になります。
調剤報酬については、令和4年度改定で、対物中心から対人中心への転換の推進のための薬局・薬剤師業務の評価体系の見直し、あるいは重複投薬解消の取組の評価などを行ったところです。
2番目の検証のポイントに書いていますが、対人業務の取組状況、重複投薬、ポリファーマシー、残薬の削減に向けた取組などについて検証を行うものです。
10ページ、後発医薬品の調査になります。
令和4年度改定で実施された後発医薬品の使用促進策により、後発医薬品の使用状況、処方などがどのように変化したかなどの調査・検証を行うものです。
また、10ページの一番下に書いていますが、後発医薬品の供給不安に関する対応等の状況についても、これも前回の検証調査と同様に調査を行いたいと考えています。
11ページ、オンライン資格確認システムの診療報酬上の対応の調査になります。
1ポツの調査の目的のところ、2段落目に書いていますが、オンライン資格確認システムを通じた患者情報等の活用に関してオンライン資格確認システムの導入状況も踏まえて、調査・検証を行うものです。
最後12ページ、明細書無償発行の調査になります。
現在、医科・歯科診療所のうち、正当な理由があるものについては、無償発行の義務対象外とする経過措置が設けられています。
また、訪問看護事業者については、今は明細書無償発行の義務対象となっておらず、令和6年度から電子レセプト請求が開始されるということになっています。
これを踏まえ、今後の明細書の無償発行義務対象の範囲について検討するため、明細書の無償発行の現状、課題等について調査・検証を行うものです。
資料の説明は、以上になります。
○永瀬部会長
ありがとうございました。
ただいまの説明につきまして、スケジュールですとか、それから調査内容等につきまして、御質問がありましたら、どうぞよろしくお願いです。
中村委員、よろしくお願いいたします。
○中村委員
ありがとうございます。
まずは、より適切な検証を行うという観点から、調査の回答率の向上、適切な質問項目の設定、NDB等の既存データの活用が挙げられていました。
これまで出されてきた様々な意見が反映され、大変良い案になっていると思います。ただ、これらの対応のために関係する委員の先生方あるいは事務局の皆さんにとっては、さらに作業が増えてしまい、御苦労をおかけしますが、大変重要なことですので、ぜひよろしくお願いいたします。
そこで、2点要望があります。最初は、オンライン資格確認の検証についてです。骨太の方針で、診療報酬上の加算の取扱いについては、中医協にて検討すると明記されています。
前回の診療報酬改定で、加算が決定されましたので、通常であれば、この検証部会での検証を経て、中医協総会などで検討を行う流れかと思います。
今回の提案では、令和5年(2023年)度での調査となっており、2023年4月からの導入の原則義務化の後の状況の検証が目的かと思いますが、今年度にも想定される加算の取扱いの検討については、その導入がもたらす患者さんへのメリットあるいは治療上のメリットについても検証が必要かと思います。
したがって、令和4年度に調査を行うことも必要かと思いましたが、令和4年度の調査でも、調査結果が出るのは来年になるということですので、今年度の中医協の検討には間に合いそうにもないということを理解しております。
そこで要望になります。タイミングにもよりますが、今年度にも想定される中医協の議論に資するような、何らかの形での別途の調査をお願いできればと思います。また、調査を検討する際には、中医協の委員の先生方から、調査内容等について、事前に意見を聞いていただき、十分に反映していただければと思います。
もう一つの要望は、具体的な調査内容とスケジュールに関してです。
制度改革に伴って、リフィル処方箋、オンライン資格確認など、新たな調査が組み込まれました。
新しい仕組みに関しましては、実施状況のみならず、現場で何が問題になっているのか、あるいはどういった治療上のメリットあるいは患者さんへのメリットが、現場で感じられているのかなど、今後の中医協の政策議論に資する質問を入れていただければと思います。
その際は、具体的な質問の文言について、中医協の委員の先生方の御意見を可能な限り反映するために、早めにお聞きいただくことが重要ですので、十分に意見を反映できるスケジュールでお願いできればと思っております。
以上になります。
○永瀬部会長
どうもありがとうございました。
ほかには、御意見いかがでしょうか。
飯塚委員、よろしくお願いいたします。
○飯塚委員
ありがとうございます。私も2点ございます。
まず、1点目ですが、今、中村委員からもございましたが、オンライン資格確認に関しましては、時期的に間に合わないということであれば、検証調査とは別途、現状を把握していただくということを、今年度中に速やかにお願いすることがよろしいのかなと思いました。
2点目ですが、データの活用ということで、2ページのところの最後に、対応をいろいろ入れていただいております。このような方針で進めていただければと思いますけれども、NDBデータ等のデータに関しては、昨年の改定のときにも議論が多々ありましたが、半年を上回る、半年以上前のデータを使って、いろいろな検証を行うということがありました。これは、やはり少し古いのではないかなと思います。
今回も1月に議論をしたりとする場合に、6か月前といいますと、5月、6月、そういったデータしか使えないということになってしまいますので、抜本的に何ができるのかというのを、ぜひ、厚生労働省で考えていただいて、例えば、速報ベースのデータが出せないのかとか、より直近のデータが分析できるよう、政策の考慮に使えるよう、抜本的な変更を含めて御検討いただきたいなと思います。
以上です。
○永瀬部会長
どうもありがとうございました。
ほかに御質問、御意見などございますでしょうか。
事務局より、何かありますでしょうか。
○高宮保険医療企画調査室長
オンライン資格確認の対応について、御質問、御指摘がございました。
中村委員のほうから発言があったとおり、今回の骨太の方針の2022年のもので、オンライン資格確認について、令和5年4月から導入を原則的に義務づけると。また、診療報酬上の加算の取扱いについては、中医協で検討するということが決められているところです。
中村委員がおっしゃったように、この令和4年度の今回の検証調査の結果が出るのは、ちょっと令和5年2月あるいは3月というので時間がかかるということですので、それには間に合わないかなと考えています。
いずれしても中医協で、このオンライン資格確認の加算の取扱いの検討をいただくに当たっては、事務局のほうで、また、必要なデータを集めた上で、また、議論をいただこうと考えているので、そのようにしたいと考えています。
それから、中村先生から、リフィル処方箋など、現場の課題あるいは感じているメリットなどについても、質問の項目に入れてはどうかという御指摘をいただきました。具体的な調査票、あるいは質問を項目どうするかは、また、検討の委員会、それから、中医協の委員の先生方にも意見照会を行って固めていきたいと考えていますので、御指摘を踏まえた上で検討したいと思います。
それから、飯塚先生のほうからも、NDBデータの集め方、もう少し早くというような御指摘をいただきました。こちらについては、また、NDBデータをどのように活用するかというような、別途検討の場がございますので、また、そちらのほうの検討をいただくということかなと考えています。
以上になります。
○永瀬部会長
ありがとうございました。何か追加でございますでしょうか。
よろしいですか。
それでは、ほかに御質問、御要望もないようでしたらば、別途、オンライン資格確認システムでは調査が行われて、それについては、検証部会や中医協の委員の意見を反映していただくということ。また、それが十分できるように、早めにスケジュールを組むということ。あるいはNDBデータについて、もう少し早めのデータを使えないのかということについて意見が出ましたけれども、以上を踏まえた上で、本件につきましては、診療報酬改定結果検証部会として了承するということで、よろしいでしょうか。
(異議なしの意思表示あり)
○永瀬部会長
ありがとうございました。
それでは、診療報酬改定結果検討部会として了承されたものとして、私から総会に報告することとしたいと思います。
本日の議題は、以上です。
次回の日程につきましては、追って事務局より連絡しますので、よろしくお願いいたします。
それでは、本日の検証部会は、これにて閉会といたします。
どうもありがとうございました。

 

<照会先>

保険局医療課企画法令第1係

代表: 03-5253-1111(内線)3288

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