ホーム> 政策について> 審議会・研究会等> 医政局が実施する検討会等> 歯科医師の資質向上等に関する検討会> 歯科医師の資質向上等に関する検討会(第9回)(2017年11月21日)




2017年12月13日 歯科医師の資質向上等に関する検討会(第9回)

医政局歯科保健課

○日時

平成29年12月13日(水)16:00~18:00


○場所

厚生労働省専用第21会議室(中央合同庁舎第5号館17階)
(東京都千代田区霞が関1-2-2)


○議題

○歯科医師の資質向上等に関する事項について

○議事

○古殿歯科衛生係長 それでは、定刻となりましたので、ただいまより歯科医師の資質向上等に関する検討会 ( 9 ) を開催いたします。構成員の皆様におかれましては、お忙しい中お集まりいただきまして、ありがとうございます。

 まず、構成員の出席状況ですが、川添構成員が所用により、御欠席との連絡を頂戴しています。また、今回の検討会ではオブザーバーとして、文部科学省医学教育課の森課長に御出席をいただいております。なお、武田医政局長は所用により中座いたします。

 今回の検討会につきましては、公開となっておりますが、カメラ撮りにつきましては、ここまでとさせていただきます。

 続いて配布資料の確認をお願いします。お手元に議事次第、座席表、構成員名簿のほか、資料 1 、参考資料は 1 2 をお配りをしています。乱丁落丁がありましたらお知らせいただければと思います。

 以降の進行につきまして、江藤座長、よろしくお願いいたします。

○江藤座長 暮の大変お忙しいところ、お集まりいただきましてありがとうございます。ただいまありましたように、今回の会議で、歯科保健医療ビジョンの取りまとめを行いたいと思います。大変遅い時間からでございます。九州の方が 3 人おられまして、できるなら今日中に九州にお帰りになりたいという要望もありますので、ただ、熟議はしたいと思っております。ですから、 17 15 分か 20 分ぐらいを目処に会議を進めさせていただきます。

 それでは、議事に移らせていただきます。前回の内容から大幅に変更した点のみ簡単に説明を事務局から説明をお願いいたします。

○和田歯科保健課課長補佐 事務局でございます。お手元の資料 1 を御覧ください。「歯科医師の資質向上等に関する検討会」中間報告書 ( ) 、歯科保健医療ビジョンの提言です。こちらの資料ですが、前回御議論いただきましたこれまでの議論等を踏まえた歯科保健医療ビジョンに盛り込む要素、この内容を基に、報告書の形式を見直した資料となっております。

1 ページです。 1 ページ目の部分に導入部分として、「はじめに」という項目が付け加わっています。内容に関しましては、これまでの議論の経緯、あるいはビジョンを示すことになった経緯、あるいはこのビジョンに期待される効果などを中心にまとめたものです。

 続きまして、 2 ページ以降が歯科保健医療ビジョンについてです。ここは基本的に前回の項目立てと変わっていません。まず始めに概要部分ですが、歯科保健医療ビジョンの必要性と、今後の歯科保健医療の需要という部分に分けて記載をしています。 2 ページに関しましては、特に大きな変更点はありません。

3 ページです。 3 ページの中ほどになりますが、「各歯科医療機関は、歯科保健医療の需要の多様化に伴い、その提供体制も変化するであろうことから、歯科医療従事者が柔軟な働き方ができるよう、勤務形態を見直すことも必要である」という記載があります。この記載に関しましては、前回の資料ではかかりつけ歯科医の役割の部分に記載されていたのですが、内容的にはこちらのほうが適当ではないかということになりまして、項目としてはこちらに移しています。

 また、大きな 2 つ目といたしまして、地域包括ケアシステムにおける歯科医療機関等の役割に関しての記載があります。この内容に関しましては、大きく 3 つ、全体、歯科診療所、病院に分けて記載をしています。

3 ページ目の下から 3 つ目の○の部分です。「国民の歯及び口腔に関する健康状態や歯科保健医療提供体制は、依然として地域格差が認められることから」、以降の文章を新しく追加をしていまして、「国及び各自治体は、歯周病等の歯科疾患の罹患状況や訪問歯科診療の状況等のモニタリング及び評価を可能な範囲で実施した上で、歯科保健医療の提供体制を構築することが望ましい」という表現にしています。

4 ページ目です。 1 つ目の○部分ですが、「介護保健施設入所者等の要介護高齢者に対しては、歯科医療を含む医療と介護が一体的に提供されるよう、歯科医療機関と介護保険施設等との連携を推進する」という記載があります。前回は、この後ろに、「介護保健施設等の歯科保健医療サービスの提供に際しては、入居者のみならず施設職員等の歯科保健医療ニーズも適切に把握した上で実施すべきである」という表現がありました。前回の検討会で、この内容が少し分かりにくいという表現がありました関係で、この内容については、少しページが飛ぶのですが、 6 ページの医科歯科連携方策の 1 つ目の○の部分に、内容としては包含されていますので、ここの部分に集約されているということで、この所は削除させていただいています。

5 ページです。大きな 3 つ目として、あるべき歯科医師像と、かかりつけ歯科医の機能・役割があります。ここに関しては特に大きな変更点はありません。

6 ページ目につきましても、かかりつけ歯科医の機能・役割を明示していますが、特に大きな変更点はありません。

 大きな 4 つ目として、具体的な医科歯科連携方策と歯科疾患予防策の記載があります。この項目につきましては、 1 つ目として医科歯科連携方策、 2 つ目に歯科疾患予防策となっています。 7 ページの部分では特に大きな変更点はありません。

8 ページを御覧ください。 8 ページ目の上から 3 つ目の○の部分です。「歯科健診に関しては、歯科健診と医療費との関係について検証した上で、歯科健診の充実や人間ドックに歯科の項目を加えることなど、成人期以降の歯科健診の充実方策について検討すべきである」。後段の「さらに」の所が追加されています。「さらに、こうした検討をする際には、各自治体や保険者等 ( 健康保健組合、後期高齢者医療広域連合等 ) の取組も参考にする」という表現を新たに追加しています。

 一番最後の○の部分です。ここは新しく記載した部分で、「現在議論を行っている「歯科口腔保健の推進に関する基本的事項」の中間評価を踏まえた、地域における歯科疾患予防策の展開が望まれる。その際には、行政等において歯科口腔保健にかかる組織体制の強化を行い、生涯を通じた歯科疾患の予防、口腔機能に着目した取組が重要であり、健康増進や疾病予防に重点を置いた一次予防と早期発見・早期治療を目的とした歯科検診等の二次予防を行うことが必要である」という文章を新たに追加しております。

9 ページ目です。 9 ページ目に「おわりに」という項目を新しく追加をしています。ここに記載されている内容につきましては、これまで本検討会のもともとの議題であった、歯科医師の需給問題をはじめとした、歯科医師の固有の問題についての更なる議論の必要性、また、このビジョンの各項目の進捗管理、こういった内容を中心にまとめさせていただいています。

 また、その後ろになりますが、参考資料を 3 つ付けていまして、 1 つ目は、現時点の構成員の名簿、参考資料の 2 として、これも事務局から数回前に御提示をさせていただいた資料なのですが、歯科保健医療の需要と提供体制の目指すべき姿の ( イメージ図 ) としてお示しをしたものです。

 また、参考資料 3 ですが、これも数回前の会議で御提示をさせていただきましたが、かかりつけ歯科医のイメージを、それぞれのフェーズごとに分けて整理をしたものを参考資料として付けています。以上が中間報告書の構成となっています。事務局からの説明は以上です。

○江藤座長 ありがとうございました。それでは、資料 1 の各項目に沿って、御意見をいただきたいと思います。 1 ページ目の「はじめに」、今回、新たに加わったものですが、「はじめに」について何か御意見ございますか。

○山口構成員 「はじめに」というのは、ここに書いてあるビジョンのビジョンになるのかなと思うのですが、教育のことについても、途中含まれていることを考えますと、ビジョンを教育にもいかしていくという気概を「はじめに」に入れたほうがいいの はないかと思いました。パラグラフでいうと、 4 つ目のパラブラフの上から 3 行目の所に、「加えて、歯科医療関係者は、自身や歯科医療機関に求められている役割を認識する」の後に、「とともに、将来、歯科医療職に携わる学生の教育に必要な内容も明らかとなることとなる」と、文言はあれですが、この辺りに入れていただくと、ピジョンの内容をこれからの教育に生かしていくというような発信になるのではないかと思いました。

○和田歯科保健課課長補佐 今の御意見、修正させていただきたいと思います。

○江藤座長 ありがとうございました。ほかにございますか。「はじめに」の所で教育にもというお話でしたが、ほかにございましたらお願いいたします。

 それでは、続きまして 2 ページ目から 3 ページ目の中段にかけて、 2.1 の概要です。この概要の部分について御意見ございましたらお願いいたします。 2.1 の概要の所で新たに加わったものは、 3 ページ目の 2.2 の一番前の○ですね。一番最後の行に、「歯科医療従事者が柔軟な働き方ができるよう」という所が加わっています。

○三浦構成員 場所を移動していただいて、非常に分かりやすい形になったかと思います。事務局提示案で特に問題はないかと思います。

○江藤座長  2.1 はよろしゅうございますか。 2.1 の概要です。それで、 3 ページ目の中段からの 2.2 ですが、地域包括ケアシステムにおける歯科医療機関等の役割についてです。 3 ページから 5 ページの上段にわたっています。この間で何か御意見ございましたら。

○山口構成員 すみません。改めて報告書になってしっかり読み直したら、今日、いっぱい意見が出てきまして、たくさん発言するかもしれませんがお許しください。

 まず、 4 ページの上から 2 つ目の○の所で、歯科衛生士と歯科技工士のことが書いてあって、歯科衛生士については「歯科疾患の予防の需要増加」と、ちょっと具体的なのですが、その下を見ますと、歯科技工士については、「歯科技工の需要の変化等」と少し具体性が乏しいような気がいたしました。例えば、歯科技工の質的・量的両面でのとか、何か具体的な文言を入れていただかないと分かりにくいかと思いました。

 それから、 (2) の歯科診療所の 2 つ目の所に在宅医療のことが触れられていまして、在宅療養支援診療所、あるいは病院というのはわりと知られていますが、在宅支援歯科診療所というのは、あまり一般的に知られていないと思います。在宅をやっている歯科診療所をどうやって探せばいいのだろうというようなことも問題としてあると思いますので、 2 つ目の○の 2 行目の「診療形態や」の前に、「在宅療養支援歯科診療所の周知や情報提供に力を入れるとともに」というような、そういう情報をもっと発信してもらいたいというような文言を入れていただけると、患者としては助かるかなと思いました。

 それから、もう 1 つは質問なのですが、一番下の (3) の病院のところですが、最後の 2 3 行のところで、「病院の設置状況や規模に応じて、歯科診療所で対応できない、特殊な診療設備やより専門的な技術を要する患者の対応や、地域の歯科医療従事者に対する定期的な研修の実施などを行う」とあるのですが、これは現状の説明でしょうか。それとも今後力を入れていくということなのであれば、「行う」という表現では弱いのではないかと思いましたので、どちらなのかなということを確認したいと思いました。ここの部分は以上です。

○和田歯科保健課課長補佐  3 つ目の御質問に関しては、ここに書かれていることを進めていこうという強い意思をイメージしていますので、先生がおっしゃったように、少し書きぶりが弱いのであれば、そのように修正をさせていただきたいと思います。

○山口構成員 強い意思を感じさせるような文章にしていただきたいと思います。

○和田歯科保健課課長補佐 あと、 2 点目に関してなのですが、訪問歯科診療を行っているのは、在宅療養支援歯科診療所だけではなくて、こうした診療所として届け出ていない、地道に訪問歯科診療を行っている方もいらっしゃいますので、表現ぶりに関しては少し工夫をさせていただきたいとは思っています。

○江藤座長 在宅等の周知ですね。それから、最初の歯科技工の需要についての具体性。

○和田歯科保健課課長補佐 こちらに関しましても、おっしゃるようにやや衛生士に比べると抽象的な表現になっています。少し具体例も交えながら、詳しく記載したいと思っています。

○江藤座長 歯科技工の質がかなり変わってきているから、そこら辺をどう表現するかなのですが。今の 3 点の御質問以外、今の 3 点についてでも結構ですが、何かございましたら。

○三浦構成員  3 ページ目の最後のところの○の所からになりますが、 4 ページ目の 2 行目です。主として歯科医療関係者を中心に、歯科保健医療の必要性を伝えていくことが重要だという文言なのですが、地域ケア会議とか地域包括支援センターの業務等では、他の介護関係者とか、医療関係者に歯科保険医療の重要性を知っていただくという視点も重要ではないかと思います。ここの書きぶりですが、歯科医療関係者だけに焦点を定めているような書きぶりとな ているので、それ以外の職種にも発信する重要性を盛り込んでいただければ有り難いと思いますよろしくお願いします。

○江藤座長 いかがですか。ここは関係機関との調整となっていますが、その辺の書きぶりですが。

○和田歯科保健課課長補佐 ここの項目なのですが、前回も少し御議論があったところなのですが、そもそも歯科保健医療の必要性を訴えていく人と、あとはその後に歯科医療機関あるいはその他の関係機関の調整を行う人というのは、同じケースもありますが、基本的には別だというように考えています。実際上、前者は歯科医療関係者を中心に、歯科保健医療の重要性を訴えていくことになるのかなと。三浦先生がおっしゃったように、実際上は、ほかの介護関係の方、あるいはほかの職種の方でも、歯科医療の重要性を訴えていただけることが期待されるのであれば、あえてここは別にこだわってはありませんが、実際上は現状に近い形に記載させていただいています。

○江藤座長 いかがですか。こういうふうに直してほしいというのがあれば。

○三浦構成員 多分、誰から誰へというところの起点と終点の書きぶりの調整だけかと思います。今の事務局の御説明を聞いたら、大変よく理解できましたが、この文章だけ見ますと、あたかもターゲットが、歯科医療関係者だけのようなニュアンスを受けるので、ここの書きぶりについて、今事務局がおっしゃったとおりに調整していただければいいかと思います。

○江藤座長 ほかにございませんか。ないようでしたら、次の 5 ページ目上段から 6 ページの下段にかけまして、あるべき歯科医師像とかかりつけ歯科医の機能・役割について、ここの所で御意見ありませんか。

○山口構成員  5 ページの (1) 5 番目の○の所なのですが、今カルテが当たり前に開示されるようになってきている中で、私たちの所に届く電話相談で、カルテ開示を聞き入れてくれないというのが、ほぼ歯科診療所の苦情なのです。そういうことからしますと、 3 行目の所に、適切な情報の発信及び診療の記録や開示というのを少し入れていただいて、開示することが当たり前で大事だということを盛り込んでいただけたらなと思いますので、お願いします。

○江藤座長 カルテ開示についてですが、これについて御意見ございましたら。

○高梨構成員 今お話のあった点は全くそのとおりで、特に地方の歯科診療所は、カルテ開示、診療記録が厚生労働省で、平成 17 年に確か診療記録の開示のガイドラインを作っているはずなのですが、それを全く御存じない方が非常に多くて困っているというのが実際のところです。ただ、それをやるのだったら上から 2 番目のパラグラフ、 2.3 のパラグラフのほうが、 インフォームド・コンセントも含めて、患者説明の一環としての意味があると思うので、そちらのほうに入れていただいたほうがいいような気はするのですが。

○江藤座長 山口さんのおっしゃっていることは、カルテ開示を明示しろということだろうと思います。ですから、場所の問題、このカルテ開示を明確に示すということについては、よろしゅうございますか。

○高梨構成員 それについては何の異論もないです。むしろ入れていただいたら有り難いです。

○江藤座長 その場所ですが。

○柳川構成員 ちょっと整理したいのですが、確かにそういう案件があるだろうということは認識しています。当然私どもも、診療情報のカルテ開示、レセプトの開示などについても、これまでマニュアル等の整備はしているのです。もしも、読んでいない方が多いというのは、反省しなければいけない。今、山口構成員がおっしゃったのは、座長がカルテ開示とおっしゃいましたけれども、この下から 2 番目の○の所ですが、「診療情報の記録及び開示」ではいかかがと思いますが。あえてカルテ開示と書く必要があるのかなと思うのですが。

○江藤座長 山口構成員、いかがですか。

○山口構成員 カルテより更に広くなると思いますので、それで私はいいと思います。

○江藤座長 カルテも含まれると。どこに書き込むかは、事務局で検討させていただいてよろしゅうございますか。ほかにございますか。

○水田構成員  (1) 2 番目の○の所ですが、これまでこの会で言う必要があるのかなと思うのですが、どうでしょうか。

○江藤座長 水田先生の御指摘のところは、歯科大学うんぬんからですか。

○水田構成員 はい。

○江藤座長 これは前回説明がありましたよね。これはワーキンググループの報告書を基に、ここに書き入れています。

○山口構成員 一般の立場で、歯科のこういう検討会に幾つか入らせていただいていて、やはりこの辺りのところは、一般に余り知られていない問題点ではないかなと思っていまして、改善していくということは、とても大事なことだと思いますので、私は入っていたほうがいいのではないかと思います。

○水田構成員 そうすると、いかにもいろいろ歯科の入学者で大学は、不正をしているような印象を、そうでなくても、そう思われているのに、何かそれが本当だからし直しなさいと言っているように聞こえるのですが。

○江藤座長 ここのところは、最後の医育機関の質を高めるという、そこのところを読んでいただきたいと思います。

○水田構成員 それはそうですが、そこまで読まないでしょうね。

○江藤座長 その前のところも、報告書に出ているようなところをある程度踏襲している所がありまして、これを抜きますと、何のためにワーキングをやったのだと、ワーキングのほうからクレームがつきますから。一応最後の医学教育の質を高めるということ、質の保証ということが、本意であるというように御理解をいただきたいと思います。ほかにございませんか。

○水田構成員 それともう 1 ついいですか。歯科医師のかかりつけ医は、どういう決め方をするのかということは、皆さんがどのように考えているのだろうと思って。というのは、イギリスとかは、地域によって結局もう決まっていますよね。個人的な好みがあるから、好きな人の所に行くということですか?そうではなくて、ある程度決めておいたほうが、それはやりやすいと思うのですが、無理なのですかね。そうしないと、患者さんは自分の都合のいい所にチョコチョコッと行ってしまって、かかりつけ医と言えないのではないでしょうか。

○山口構成員 私が答える立場かと思います。それは決められてしまいますと、やはり選ぶことができなくなると思います。歯科というのは選ぶ情報がなくて、直接会ってみないと、どういう説明の仕方とか、どんな治療の方法を提示されるかが分からないということがありますので、決められてしまうというのは、今の日本の流れの中では、ちょっとそれは逆行することなのではないでしょうか。トラブルになってしまうと、そこではずっとい続けられないということもあると思いますので。

○高梨構成員 要するに、我が国の医療供給体制は医科歯科問わず、フリーアクセスが原則ですので、それを考えると、そこを制約することをここで言うというのは、余り賛成できません。

○水田構成員 そうするとフリーアクセスと言うけれども、確かにフリーアクセスは大切でしょうが、余りにも患者の我がままが通ってしまうようなあれがあるのですよね、はっきり申し上げて。お医者さんも一生懸命やっているのに、自分が気に入らないから、もうあの先生駄目とか、そのようにして次にどんどん移っていく。それで、コンビニみたいに歯科医院があるから、どこでも行けるのだというようにいくということは、その制度はどこかで断ち切ってほしいなと思うのです。そうしない限り、かかりつけと言っても、その人の記録は残りません。

 本当ならば生まれる前のお母さんのお腹の中にいるときからの歯の状況といいますか、お母さんの歯の状況から考えていって、生まれた赤ちゃんの一生の記録というのが続いた診療ができるほうがいいと思います。少し患者さん側も勉強しなければいけない。もちろん、医師側は重要なインフォメーションは必ずきちんとして、 インフォームド・コンセントを取ることも大事ですし、先ほど出ました診療記録の開示も大切です。

○山口構成員 おっしゃっていることは確かにそうですし、できれば 1 つの所で、ずっと継続して記録が残るのが理想だと思います。ただ、いろいろな所に移り変わる人というのは、その方にとってもマイナスになっていて、私たちの所に届く相談でも、複数いけばいくほど、もう後戻りできないような状況になっている方も、中にはいらっしゃいますので、おっしゃっていることは非常に分かります。ただ、フリーアクセスを制限するようなことになるのであれば、どこに行ってもきちんと説明が受けられるとか、どこに行っても一定技術以上だということの保証がないと、きちんと対応していただけない歯科医に当たってしまって、「この人、かかりつけ医にしたくない」というときに選べないのは、やはりそれは患者にとっても損失ではないかなと思います。

○羽鳥構成員  今のフリーアクセスの問題はかなり重要で、今、医師需給分科会とか、そういう所でも議論されているところです。医科の場合には医師少数地域と、科の偏在の問題があって、それについては山口さんも委員として出ていますが、そういうことを是正していくためには、医師多数地区での診療所の開設を抑制すべきではないかという議論もされています。このフリーアクセスの議論を始めたら根本的な議論になると思うので、歯科側でもここでやるべきことなのかどうか、検討も必要ではないでしょうか?もちろんビジョンのことですから、やるべきなのでしょうけれども、日本医師会の立場は、フリーアクセスは守るという立場から、今は反対しています。

 もう 1 つ、カルテ開示、診療情報開示のことですが、医科系では、病院、開業医も含めて、カルテは公開されることを前提にして書いています。患者さんから開示請求があっても対応できるように教育しています。処置をした、どういう説明をした、そういうことをきちんと書く習慣をつけるようにして、歯科の先生たちもそのようにされるほうがいいのではないないでしょうか?

○柳川構成員 今、羽鳥先生がおっしゃったカルテの記載については、相当、神経質になって、歯科医師会も中心となって指導に当たっているということがありますので、開示前提だということは認識しております。皆さんからおっしゃっているように、今回の議論は保険医定員制をイメージしたものではないと思います。どうも情報が分かりにくいものについては、歯科はほとんど GP で開業医ですから、ほぼ同じ診療項目のことはやっているのですね。機能分化という面では、矯正歯科とか、口腔外科とか、小児歯科とか、一部に限られますので、それ以外について、かかりつけについて、どういう機能を持つべきかというのが今回の整理だと思うのです。それについて、その機能を検証して、診療報酬にどう評価するかを中医協等で行われていると認識しており、日本歯科医師会の考え方は前回お出ししたとおりです。

○江藤座長 カルテ開示ではなくて、診療記録の開示ですか。先ほどありました診療情報の開示ということで、カルテ開示を含めて、その方向でこのビジョンは書き込むと、そういうことでよろしいですか。

 それから、かかりつけ歯科医に関してフリーアクセスの問題ですが、参考資料 3 に「かかりつけ歯科医のイメージ」とあります。ですから、こういうイメージで、いわばフリーアクセスをしてくださいと。このビジョンはそこまでかなと思っております。具体的には、診療報酬上はかかりつけ歯科医機能強化型診療所というように、そういった措置がもうされております。それとは切り分けるというか、今後の診療報酬等にある程度資するためのビジョンですから。ただ、原則としてフリーアクセスということは、かかりつけ歯科医のイメージと考え合わせて、それを原則だという形で、このビジョンは進めさせていただこうと思います。よろしいですか。

 ほかに、あるべき歯科医師像とかかりつけ歯科医の機能・役割について、この辺のところで何かありますか。

○三浦構成員  6 ページの 2 つ目の○の中段の所、 3 「他職種との連携」の所です。「医師や看護師等の医療関係職種」の後に「ケアマネージャー」という言葉が出てきます。これは分かりやすい言葉ですが、正式名称は「介護支援専門員」なので、ここでは介護支援専門員という正式名を入れて、分かりやすさを残したいということでしたら、括弧書きで「ケアマネージャー」とか、そのような表記にしていただければと思います。よろしくお願いします。

○西原構成員 今回、全体を通じて医科歯科連携等、新たなビジョンを書き表しているのですが、教育の場でも、歯学教育において、いわゆるターミナル、看取りという観点での言葉が、今ずっと全篇見てみたのですが、ないのです。例えば 6 ページの他職種連携で、食支援という言葉が少し各論で出ているのですが、他職種と連携していく中で、教育課程で看護師教育においても当然、医師教育においても、ターミナル、看取りということが前提で授業、あるいは教育がされています。そろそろ歯科においても、歯科医師が看取りということを見据えた医科歯科連携をしていかなければということを考えたときに、他職種連携を通じて「看取り」という言葉がいいのか、「ターミナル」、あるいは「終末医療」という言い方がいいのか、これはお任せしたいところなのですが、それらに関する意識を共有するというのを、あえて入れてみてもいいのではないかと感じて、発言させていただきました。

○江藤座長 少し重い問題です。この件についてご意見いかがですか。

○和田歯科保健課課長補佐 今、先生から御指摘のあった部分ですが、日常生活の支援を目的としたところで、今は食支援が、歯科との関わりがすごく注目されているので、例示として入れております。ただ、こと細かに個別の項目をここに入れていくとなると、際限がなくなってしまうので、「等」の中で、これから需要が高まっていく部分であるとか、そのほかの部分に関しても、読み込んでいただければと思っています。

○柳川構成員 約 10 年前になりますが、ターミナルデンティストリーという概念を日本歯科医師会から申し上げたことがあります。現状で申し上げると、がんの末期の方の緩和ケアの中に、支持療法として口腔ケアとか口腔管理が入っています。これは研修等を受けて、全ての歯科医師ができるわけではありませんが、手挙げで、各地域で病院ごとだったり、県ごとに緩和ケアまで参加しますという歯科医師もおりますので、もし書くとしたら、緩和ケアに対応ということだったら実際に行われていますので、いかがでしょうか。

○江藤座長 ここに入れるかどうかということを含めて、ご検討頂きたいと思います。

○和田歯科保健課課長補佐 座長がおっしゃったように、ここに入れることがいいのか、あるいは次の項目の連携の部分に入れるほうがいいのかは、この会議の中で御議論いただきたいと思います。

○羽鳥構成員 2 つあります。 1 つ目、「看取り」という言葉が出てきたので、歯医者さんによる死亡確認とか死亡診断書を記入するとか、そういう意味ではないですね。昔、歯科医による全身麻酔の問題などもあったので、その辺はちょっとセンシティブになると思うので、気を付けていただけたらと思います。もちろん、ターミナルデンティストリーとか、終末期の医療を支えるという点については、ここのところは賛成です。

 もう 1 つ、先ほどのケアマネージャーの所なのですが、いわゆる医療職の中でも、医師・歯科医師・薬剤師・看護師、この 4 職については個人情報保護の規定です。患者情報を守るという規定がありますが、ケアマネさんとかヘルパーさんという方は守秘義務がないということがあるので、この対応は 2 つに分けて対応するのがベターだと思います。守秘義務のある方々と共有すべき情報と、そういうものを持たない、許されている方々の持つべき情報は、分けて考えたほうがいい、その 2 点をお願いしたいと思います。

○江藤座長 まず、終末期の医療を支えるという言葉を頂いて、それをどういう書きぶりにするかはちょっとお任せいただきたいのです。守秘義務のある職種と、ない職種と言ってよろしいのですか。

○羽鳥構成員  ケアマネさんとヘルパーさんは、患者さんの機微情報をうっかりしゃべったとしても、それによって罰せられるということはないのですが、守秘義務のあるものについては、罪になることもあります。

○江藤座長 その辺の切り分けは書きぶりになると思いますが、いかがでございますか。

○和田歯科保健課課長補佐 技術的にどういう書き方がいいのかというのが、検討させていただきます。

○羽鳥構成員  遺伝子情報のこととか、遺伝性疾患、そういうものがほかの方に簡単に情報が伝わってしまうのはよくないと思います。歯の場合には、ないのかもしれませんが、歯の遺伝性疾患などがあって、その情報がいろいろなことにばれてしまうと、その方々の御子孫の方が、例えば結婚するときの障害になるとか、そういうことも出てくるかもしれないので、少し機微情報に当たるので、情報提供については分けていただけたらということで申し上げました。

○山口構成員 別に御趣旨に反対するつもりはないのですが、確かに刑法上の守秘義務ということではその 4 職だと思いますが、個人情報保護法が始まっていることを考えると、守秘義務がないというように言ってしまうことは、ケアマネにしても、やはり介護の個人情報を扱っているということになりますので、そこはちょっと違うのではないかと思います。

○羽鳥構成員  例えば、医療職ですと、1.病診連携、病病連携のカルテ情報の共有と、2.ヘルパーさん、ケアマネさんを交えた介護に必要な情報の共有はきちんと切り分けています。そうしないと1.の場合にも必要な情報が出なくなることもあり、 2 つの情報の仕組みを持つことは大事だと思います。

○高梨構成員 刑法上の処罰の対象になるかどうかというのは御議論のとおりなのですが、今、山口委員からも御指摘があった、個人情報保護法は、多分ケアマネージャーさんの所属する事業所は、一定数の人数の情報を持っていれば自動的に適用になって、それを目的以外に漏らしてはいけないという規制が掛かりますので、守秘義務がないという言い方は、確かにちょっといかがなのかなという感じがします。ただ、事実上の問題として、異なる取扱いをしているというのは、今、御説明いただいて分かりましたが、守秘義務がないという言い方は、法律家として言うと、若干引っ掛かるなという感じがいたします。

○江藤座長 分かりました。ただ、これは書きぶりが難しいですね。

○高梨構成員 逆に言うと、刑法上の守秘義務を負っていない人が、簡単にペラペラしゃべるのかというように受け取られるような言い方になりかねないなというのを、私は懸念しております。個人情報保護法上は、目的外利用は、誰でも基本的には一定数の人数の情報を扱っている者は適用されますので。

○江藤座長 これはかなりデリケートな性質のものですから書きぶりを事務局と相談します。ほかにございますか。

○柳川構成員 今の件、これから相談があるということですが、私も思ったのは、羽鳥先生がおっしゃったように、医療連携で情報を共有しましょうという動きというか、すごく広がっていて、水田委員もおっしゃったように、国民の方の一生の健診データも共有できたらいいと、パーソナル・ヘルス・レコードという動きがあります。ただ、一方で、医療情報は非常に機微な情報ですから、電子的な認証をしたり、そういった動きも広まっていますので、ある程度、情報の機微性の段階というか、レベルがあると思います。必ずしも個人情報保護法だけではなくて、それ以上に機微な情報があるということは確かにそのとおりだと思います。

○江藤座長 ありがとうございました。次の 6 ページの下から 8 ページ目にかけて、「具体的な医科歯科連携方策と歯科疾患予防策について」、この箇所に移りたいと思います。ここで御意見がありましたらどうぞ。

○山口構成員 日本語の問題なのですが、 7 ページの 4 つ目の○の「診療所での連携については」という所の 2 つ目です。「地域医師会と地域歯科医師会とが互いの専門分野や診療内容等に関する情報を共有等が考えられる」というのが、日本語として読んでいてすっきりしなくて、例えば「共有すること等が考えられる」ということを入れるか、あるいは「地域医師会と地域歯科医師会による互いの専門分野や診療内容等に関する情報の共有等が考えられる」と、どちらかにしないと日本語としてちょっとおかしいかなと思いました。

8 ページの 4 つ目の○の「 8020 運動」の所ですが、この 2 行目に「アジア諸国を含めた諸外国」とあって、諸外国というのはアジア諸国を含めているのではないかと思いましたので、「アジア諸国をはじめとする」にしないと、何か初めから諸外国から外されているように読めてしまいますので、そこは訂正していただければと思います。その 2 点です。

○江藤座長 まず、 1 点目の 7 ページ目の 4 つ目の○の 2 つ目のポツ、地域医師会と地域歯科医師会との、「互いの専門分野や診療内容等に関する情報共有等が考えられる」、これはどういう表現にするか、ちょっと考えさせていただきます。ちゃんとした日本語にいたしますから。

 それから、「アジア諸国をはじめ」にすればよろしいですか。ほかに御意見がありましたらどうぞ。

○柳川構成員  8020 運動がここに出てきていますので、ここの場所か、「はじめに」か、前半部分でよろしいかと思うのですが、御承知のように直近の調査で 8020 達成率が 51.2 %になりました。これは歯科医師が良かったからということ、そういうつもりはないのですが、要するに歯科保健活動とか、普及啓発、国民の方が生活習慣が変わっていったり、そういうことを表現するような文章を頭のほうなどに、「はじめに」とか、概要の所に追加していただけると有り難いと思います。以上です。

○江藤座長 「はじめに」の所で、 8020 運動を取り上げてくれという御要望ですが。ただ、場所としては、歯科疾患予防策として、 8020 運動が非常に効果的であったということで、ここに入れたのです。

○柳川構成員 ヘルスプロモーションとしては成功事例だということだと思うのですが、もう 1 つはここに書いてある、いわゆる歯の数だけではなくて、機能的な面がこれからより重要なのだということがありますので、そこにつながるような部分にうまく入れていただければと思いますので、お任せいたします。

○江藤座長 歯科疾患予防策の所には、まずは入れておいてもよろしいですか。

○柳川構成員 はい。

○江藤座長 そのほかに 8020 運動の成果を少し強調するようなところを入れてほしいという御要望ですね。

○和田歯科保健課課長補佐 「はじめに」の所で、「歯科保健医療を取り巻く環境の変化」という記載がありますので、この中で記載できるかどうか検討させていただきます。

○江藤座長 ということで、よろしいですか。ほかにありませんか。

○西原構成員 先ほどの看取り、ターミナルの話なのですが、例えば和田課長補佐のほうから、医科歯科連携の所でということを考えると、 6 ページから 7 ページにかけての文章の中で、ここで正にほかの医療職との連携ということが出て、「ニーズを把握することが必要である」とあるのですが、であれば、ニーズを把握し、併せて「終末医療を共有することが求められる」というのを入れておいたらいかがかということで、検討していただけたらと思います。

○江藤座長  6 ページ目の一番下から 7 ページ目の上の所ですね。そこに終末医療のことを書き込めないかということですが、いかがですか。

○和田歯科保健課課長補佐 終末期医療の問題とか、緩和ケアの御発言もありましたので、どのような表現がいいか、あるいはどの場所がいいかというところは、座長と御相談させていただきたいと思います。

○江藤座長 ということで、よろしいですか。ほかにありますか。次の 9 ページ目に、今回付け加えた「おわりに」というのがあります。この終わりの所の箇所で御意見がありましたらどうぞ。

○山口構成員 これも日本語の問題なのですが、 3 つ目のパラグラフの下から 2 行目の所ですが、「他省庁・業界団体・教育機関等にも働きかけを行い、着実に取組が進むように、積極的に取り組むことが求められる」と、「取組」、「取り組む」が 2 つ重なっているのです。例えば「着実に成果が得られるように、積極的に取り組むことが求められる」というようにすれば、文章としては問題ないのかなと思いましたので、御検討いただければと思います。

○江藤座長 ありがとうございました。ほかにありますか。全体を通じて気が付かれたことがありましたら、お願いいたします。今日は多分、余り御意見が出なくて 30 分ぐらいで終わるという予定だったのですが、大変多くの御意見を頂きましてありがとうございます。御意見を頂いたことについては、修正、それから文言の言い回し等については、事務局、座長に御一任いただきたいと思います。よろしいですか。

 ありがとうございます。それでは、そのように進めたいと思います。事務局、お願いいたします。

○和田歯科保健課課長補佐 各構成員の先生方、忌憚のない意見交換をありがとうございました。本ビジョンの取りまとめに当たりまして、最後に、武田医政局長より一言、御挨拶申し上げます。

○武田医政局長 医政局長の武田でございます。本検討会の皆様におかれましては、歯科保健医療ビジョンの策定について、様々な御意見を頂戴し、また本日も大変活発な御議論を賜り、本ビジョン取りまとめに入ることができましたことに、大変感謝を申し上げたいと思います。

 歯科保健医療ビジョンは、御承知のように各方面での御議論も踏まえて、歯科保健医療の需要を踏まえて、歯科保健医療提供体制のあるべき姿を国民や医療関係者等に広く発信するために、本年 5 月から継続的に御議論いただいたものです。本ビジョンを示されることで、関係者間で今後の歯科保健医療提供体制の方向性が共有され、また歯科保健医療に係る様々な審議会等での議論、各種政策の立案に当たり、本ビジョンが基軸としての役割を果たすものと認識しております。そういった大変重要なビジョンに大変活発な御議論を頂き、ここまでまいりましたことに本当に感謝申し上げたいと思います。

 今後、本ビジョンを踏まえて、歯科医師の需給問題とか、女性歯科医師の活躍の問題、また歯科医療の専門性の問題などに関して、これまで示された論点を基に、更に掘り下げて議論を進めていく予定です。また、このビジョンの中にも書いておりますが、これはこの歯科医療関係者だけではなく、医療関係者、医療関係職種、そして国民全体に向けて発信することが必要というような件もあります。これは大変大事な点だと思いますので、私どもとしても今後この基本的な考え方、ビジョンの中身について、普及を図る、又は PR を図り、そして国民の間に展開していくことに努力をしてまいりたいと思います。

 本日お集まりの各構成員におかれましては、今後も本検討会で御意見を頂戴することになりますので、引き続き御協力をお願いしたいと思います。最後になりましたが、改めて暮れのお忙しい時期にお集まりいただきまして、ありがとうございました。ちょっと早いですが、皆様、良いお年を。よろしくお願いいたします。

○江藤座長 それでは、本日の歯科医師の資質向上に関する検討会はこれで終了させていただきます。ありがとうございました。


(了)

ホーム> 政策について> 審議会・研究会等> 医政局が実施する検討会等> 歯科医師の資質向上等に関する検討会> 歯科医師の資質向上等に関する検討会(第9回)(2017年11月21日)

ページの先頭へ戻る