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2017年12月22日 第21回「技能検定職種の統廃合等に関する検討会」議事要旨

人材開発統括官付能力評価担当参事官室

○日時

平成29年12月22日(金) 10時~12時


○場所

経済産業省別館225各省庁共用会議室


○議事

○加藤係員 定刻となりました。本日はお忙しい中、平成29年度 第21回「技能検定職種の統廃合等に関する検討会」に御出席いただき、ありがとうございました。初めに、お手元の資料の御確認をお願いいたします。まず一番上に議事次第、その次に開催要項、そして座席図を配布しております。また、資料1「平成29年度職種統廃合の対象職種」と、参考1「統廃合等検討対象職種の概要」を配布しております。委員の皆様には、机上配付資料1~3を配布しております。資料の不足等はございませんでしょうか。

 前回から引き続き、本日も本年度の検討対象職種について関係業界団体からヒアリングを行った上で、委員の皆様に御検討いただくことになりますが、本検討会について本日は業界団体からの自由な意見を聴取することから、ヒアリング部分については非公開で行うことといたします。それでは、これからの進行は北浦座長にお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。

○北浦座長 それでは、進行役ということで務めさせていただきます。今日は御出席の委員も少ないので、ひとつ活発に御議論をいただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。今日の議題は次第に既に書かれたとおりでありますが、関係団体からのヒアリングが予定されておりますが、前回の議論の経過があるかと思います。その点も含めまして、まず配付資料の説明をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。

○奥野上席職業能力検定官 お手元の資料1と書かれているA4横の紙をごらんいただければと思います。前回の議論で、多くの職種の中からこの4職種について、今年度の職種統廃合の対象職種とすることと決められております。

 機械木工と陶磁器製造については後でお話させていただきますが、上から3番目の製版職種についてでございます。受検申請者数の推移は平成23年度から28年度まで表に示されているような数値となっております。ごらんいただけますように23年度から26年度までは100人を下回る状況が続いておりますが、平成28年度は189人、平成29年度は195人、これはまだ速報値となっております。28年度に受検申請者数が急増いたしました要因といたしましては、平成27年度に関係業界が行ったオフセット印刷業5,000社余りに対する製版職種の技能検定試験の周知がその要因の1つと考えられます。製版につきまして、28年度、29年度いずれも189人、195人と100人を超えております。四角の枠にございます3行目のマル1のところ、直近2年間の受検者数がいずれも100人を超える場合に相当いたしますので、製版につきましては29年度の受検者数を考慮した場合には、1次判断基準から外れるという状況となっております。これを踏まえまして、前回の検討会において、今後も継続して統廃合等の判断基準を超える受検者数が確保できるか注視していくことを前提に、存続という議論となっておりました。

 続いて、表の下から1番目のエーエルシーパネル施工職種についてでございます。こちらにつきましては隔年で実施されておりまして、6年間の平均受検者数は38名となっております。こちらについて関係業界団体から、こういった状況を踏まえて今後は試験の実施頻度を3年ごとの実施としてほしいとの意向が示されております。仮に平成29年度から3年実施を導入した場合に、今後は平均受検申請者数30人、すなわち毎回90人、3年に1回で30人ですので1回当たりは90人となるわけですが、毎回90人以上の受検申請者を安定的に確保できるかどうかが存続の基準となっております。平成29年度にエーエルシーパネル施工職種が行われることとなっておりまして、受検申請者数の速報値は100人となっておりまして、この基準を満たしているところでございます。前回の議論でこういった状況をもとに御検討いただいた結果、今後も継続して統廃合等の判断基準を超える受検者数が確保できるか、また、試験実施頻度を2年ごとから3年ごとに変更することで、業界内での技能継承が適切になされるのかといったことを注視していくことを前提に存続という御議論となっておりました。

 そして、飛ばしました上から1つ目と2つ目の機械木工と陶磁器製造職種につきましては、前回の議論では継続検討という状況となっているところでございます。資料1の説明は以上でございます。

○北浦座長 ありがとうございました。

 今の御説明に何か御質問などありましたらお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。よろしいですか。これは大体基準に沿ったというお話でありましたので、ではこれについては、特段、皆様方から御質問はなかったということにいたします。

 それでは、これも含めて、報告書で最終的な取り扱いは書かれるということですので、今の結論的な部分については、報告書の案を議論するときに皆さん方に確認いただくという形でよろしいですね。

 それでは、続きまして残りの2職種が継続検討となっております。これについてどのような形で議論を進めるか。特にヒアリングということもあるかと思いますので、その進め方等につきまして事務局から説明してください。

○奥野上席職業能力検定官 それでは、ここからは非公開になりますので、傍聴者の方々は退室をお願いいたします。

(傍聴者退室)


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