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2017年11月17日 第39回レセプト情報等の提供に関する有識者会議 議事録

保険局医療介護連携政策課保険システム高度化推進室

○日時

平成29年11月17日(金)14:00~16:00


○場所

厚生労働省 専用第21会議室
(東京都千代田区霞が関1-2-2)中央合同庁舎第5号館17階


○議題

1.NDBの利活用の現状について(報告)
2.NDBオープンデータにおける公表基準について
3.オンサイトリサーチセンター(厚労省)第三者利用に向けた模擬利用における審査基準ついて

一以下非公開一
4.オンサイトリサーチセンター(厚労省)模擬利用申出の審査について
5.オンサイトリサーチセンターからのデータの持ち出し時における審査について
6.その他


○議事

○山本座長 それでは、定刻となりましたので、ただいまから第39回「レセプト情報等の提供に関する有識者会議」を開催いたします。

 構成員の皆様には、御多忙の折、お集まりいただき、大変ありがとうございます。

 会議に先立ちまして、本日の構成員の出欠状況について、事務局からお願いいたします。

○赤羽根室長 事務局でございます。

 まず、本日の構成員の出欠状況について御報告させていただきます。

 本日は、飯山構成員、杉山構成員、野本構成員、武藤構成員、藤井構成員、松田構成員、松山構成員の7名から御欠席の御連絡をいただいております。それから、石川構成員は15分ほどおくれられるという御連絡をいただいております。本会議の運営規程に基づいた開催要件は満たしておりますことを御報告させていただきます。

○山本座長 ありがとうございます。

 開催要件を満たしているということで、それでは、正式に始めたいと思います。

 続きまして、本日の会議は、机上に変な機械が乗っていますけれども、ペーパーレスにて開催させていただきます。

 まずは、事務局から説明をお願いいたします。

○赤羽根室長 事務局でございます。

 厚生労働省全体の取り組みといたしまして、審議会等のペーパーレス化を進めているところでございます。これを踏まえまして、今回から有識者会議についてもペーパーレスということで開催できればと考えております。

 本日は、これに伴いまして、構成員の皆様のお手元にタブレットの端末を御用意させていただいておりますので、資料等は基本的にこの端末を操作いただいてごらんいただくということになります。

 タブレットの操作方法についてですけれども、お手元にカラーの「ペーパーレス審議会とタブレット操作説明書」という紙がございますので、これをごらんいただきながら操作いただければと思います。タブレットの操作方法について御不明な点があったりするかと思います。そこは適宜、事務局のほうでもサポートさせていただきますので、お声かけいただきますようお願いいたします。

 それから、構成員の皆様には「審議会ペーパーレス開催に係るアンケート」もお配りさせていただいておりますので、終わってからで結構ですので、御記入いただければと思います。今後の参考とさせていただきますので、御協力のほどよろしくお願いいたします。

 それから、本日の会議資料についても御確認させていただきます。お手元には「議事次第」と、議事次第の裏側に「構成員名簿」がございまして、「座席表」を御用意しております。その他の資料については、ペーパーレスとして、お手元のタブレットの中にPDFの形で資料番号順に収録しておりますので、御確認いただければと思います。

 それから、議事次第をごらんいただければと思いますけれども、議事の4つ目以降は非公開とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

 では、ここから議事に入らせていただきますので、カメラ等の撮影はここまでとさせていただければと思います。傍聴の皆様におかれましても、よろしくお願いいたします。

 事務局からは以上でございます。

(カメラ撮影終了)

○山本座長 どうもありがとうございました。

 ペーパーレスの件、構成員の皆様、傍聴の皆様には、本趣旨に御理解と御協力のほどよろしくお願いいたします。

 それでは、早速、議事次第に従って進めていきたいと思います。

 まず、本日の議事の1つ目「NDBの利活用の現状について」ということで、事務局から説明をお願いいたします。

○赤羽根室長 事務局でございます。

 議事の1つ目につきまして、事務局より御説明させていただきます。タブレットで資料1「NDBの利活用の現状について(報告)」を開いていただきまして、ごらんいただければと思います。念のため、あちらのほうにスクリーンを御用意させていただいていまして、資料については、スクリーンにも映写させていただきます。

 資料をめくっていただきまして、1ページ目でございますが、NDBオープンデータの1回目、昨年10月から公表させていただいているのですけれども、利用状況はどのような感じかという御指摘もございましたので、今回、NDBオープンデータのアクセスの状況を少し御報告させていただければと思います。

 昨年10月に公表させていただきまして、公表月はかなりアクセスいただきまして、4万7,000件弱という数になっております。そこからしばらくして落ち着いてきまして、今は毎月7,000件前後のアクセスをいただいているという状況です。この形で、ある程度定常的にアクセスをいただきながら御利用いただいているものと考えております。

 その次ですけれども、NDBのデータについては、申出があって承諾されると、データベースからデータを取り出して提供するということを個別に行っているのですけれども、データの抽出に少し時間がかかって、データ待ちをされる先生方がいらっしゃるという御指摘もありましたので、今年度からサーバ増設を行ってNDBのスピードアップを図っております。報告2は、その状況に関するものでございます。

 青の折れ線が抽出を待っている研究者の方々の数で、昨年度末、ことしの1月から3月ぐらいは40件程度、待っている方がいらっしゃったのですけれども、データを抽出する速度というのが2倍から3倍ぐらいに今年度からなりまして、おかげで、昨年度末、40件ぐらい待っていらっしゃったのが、今は10件近くまで減ってきているという状況で、順調に抽出が行われているという状況でございます。

 これは御参考ということで、今年度からNDBのサーバ増設を行っている。関西地区にもサーバを立てているというものでございます。

 事務局からは以上でございます。

○山本座長 どうもありがとうございました。

 ただいまの事務局からの御説明で、御質問、御意見ございますでしょうか。

 ずっと懸案だった抽出待ちが大分減ってきたということで、我々としてもちょっとほっとしたところがあります。

 よろしゅうございますか。この調子で頑張ってくれということでよろしいでしょうか。はい。

 それでは、1つ目の議事はここまでとして、次に進ませていただきます。次に、議事の2つ目「NDBオープンデータにおける公表基準について」、事務局から説明をお願いいたします。

○赤羽根室長 事務局でございます。

 そうしましたら、資料2「NDBオープンデータにおける公表基準について」をごらんください。

 資料をめくっていただきまして、1ページ目でございます。NDBオープンデータのこれまでの最小集計単位に関する考え方というものをまとめさせていただいております。

NDBオープンデータは、基本的にはガイドラインの最小集計単位の原則と年齢区分の分け方というものに基づいてやっております。最小集計単位の原則というのは、患者等の数が原則として10未満になる集計単位は含まれないこと。それから、年齢区分については、5歳ごとにグルーピングして、85歳以上については、同一のグループとするという原則でやっております。

 ただ、患者1人というカウントが難しい、例えばお薬の錠数だったりすると、当然、お一人で何錠も飲まれますので、お一人がどのぐらいの数かというのがなかなかわかりづらいということもございます。例えば、リハビリテーションとか薬剤のデータについては、便宜的に最小集計単位を、リハビリテーションでは100、薬剤データについては1,000ということで、第1回からやらせていただいているという状況でございます。

 そうしたことを背景として、利用者の方から御要望をいただいているというのが2ページ目でございます。

 要望の1つ目としては、注射薬に関する最小集計単位で、基本的には注射薬も他の薬剤と同じように集計単位1,000未満ということでNDBオープンデータを作成させていただいているのですけれども、この状況だと、注射薬の利用回数はそこまで多くないものが結構ありますので、結果がマスクされて解析ができないということで、最小集計単位を例えば100ぐらいにできないかという御要望をいただいております。

 それから、年齢区分についても、今は85歳以上をひとまとめということでやらせていただいているのですけれども、85歳以上ではなくて、100歳までは5歳刻みで出して、100歳以上をひとまとめということはできないかという御要望をいただいております。

 これを踏まえて、事務局のほうも案を検討させていただいております。

 3ページ目でございます。要望1につきましては、注射薬について、別途、最小集計単位を設けることができないかということで検討させていただきました。

 もともと薬剤をどういう考え方で最小集計単位を設定したかということが、下の括弧のところに書いてあります。今の薬剤の考え方は、基本的に内服の場合、1日3回内服する薬剤であれば1日3回掛ける1月分とすると30日ということで、1月分飲まれる方は90錠ということになります。これを1回の医療サービスというか、事実上の1人の単位の形でみなすと仮定すると、これが10人となると、掛ける10ということで900という数字になってくるわけでございます。さらに、安全域として100を追加して1,000ということで、この1,000を最小集計単位とみなしてはどうかという考え方で、薬剤については設定しているところでございます。

 注射薬についても、これと同じような考え方で最小集計単位の設定ができないかということで考えたのが、1から4に書かれているものでございます。特に、一番数が大きくなるのが、1に書かせていただいている、毎日使用される注射薬、骨粗鬆症の治療薬等でございます。これについては、毎日なので、1日1本、30日という計算になってまいります。これを1月分ということで見ますと30本が1人分という考え方になってまいりまして、それが10人ということになると300本という数字になってまいります。

 少し使用頻度が下がるものが2で、抗菌薬等、一定期間連続で使うけれども、そこで終わりというもの。これについては、1日4回7日間使用というのを1人分とみなすと、28本が1回の医療サービスというみなし方ができる。それが10人であれば280本。先ほどの300に少し近い数字ですけれども、このような数字が10人に近いような数字とみなせるのではないか。

 3、4は、さらに数が小さくなってくる話ですので、最小集計単位を考える場合、1の一番数が大きい、毎日使用される注射薬を目安に考えていけばどうかと事務局としては考えております。

 それで、矢印の下にこれを踏まえた考え方を書かせていただいているのですけれども、最も使用数が多いと思われる1のパターンで10人未満をマスクするにはどうすればいいかということを考えたときに、300本ぐらいという数が想定されるかと考えております。これに、もともとの薬剤のときの考え方と同じように、安全域として100本という数字をプラスして、400本未満というものについて、注射薬の最小集計単位として設定してはどうかということで、事務局としては提案させていただきます。

 続きまして、要望2も御説明させていただきます。要望2の対応については、ほかの厚生労働省の統計調査がどのような年齢区分でやっているかというのを少し調べさせていただいております。

 例えば、人口動態調査では100歳以上ということでまとめている。それから、患者調査は90歳以上。それから、国民生活基礎調査は85歳以上ということで、それぞれの調査で区分自体は5歳階級ですけれども、どこでまとめるかというあたりは少しばらつきがあるような状況です。

 ですので、NDBオープンデータについても、まずは100歳以上でまとめるという形で、できるところから少しやってみてはどうかと考えておりまして、一番下のところで、基本的にはできるものから100歳までを5歳刻み、それから100歳以上をひとまとめということでやってみてはどうかということで提案させていただければと思います。

 事務局からは以上でございます。

○山本座長 どうもありがとうございました。

NDBオープンデータで公表する際に、最低数を下回ると横棒になってしまって数字が出ないのですけれども、幾つか要望があって、これにこう対応したらどうかということですけれども、御意見いただけますでしょうか。

 どうぞ、宮島先生。

○宮島構成員 ありがとうございます。

 主に2の年齢区分についてですけれども、私は事務局の御提案の、まずは100歳以上をひとまとめというのを試行的に進めたらいいかと思います。というのは、私は今、人生100年の時代にどうするかという議論に参加しているのですけれども、90歳と100歳では全然違う、85歳と95歳でも違うということがいろいろなところではっきりしてきて、今後はその辺をいろいろなデータで分けて政策を考えていくことが大事だと思っています。

 今、参考になっているデータは、どちらかというと強い趣旨にのっとって85歳以上になっているというよりは、歴史的に古いものはどうしても年齢が若くなりがちというものがあると思いまして、今後、議論するべきなのは、むしろ国民生活基礎調査ももうちょっと上げればいいのではないかとか、そういうことは考え方としてあり得ると思いますので、今回、私たちがやっているNDBオープンデータに関しては、まずはこの区分を御提案のように100歳以上ひとまとめでどうかと思います。

 ただ、もちろん数がバーになってしまって、それでは全く話にならないようなものは、病気とか薬によってあると思いますので、原則を100歳以上とした上で、余りにもそれが役に立たないというのが頻発した場合にどうするかとか、そういうことは後から考える必要があると思いますので、若干試験的な意味を含めて、100歳以上ひとまとめの方向でいかがかと思います。

○山本座長 ありがとうございます。

 ほか、いかがでしょうか。どうぞ。

○頭金構成員 要望1の件ですけれども、経口剤と注射剤というのは使用実態が違いますので、最小集計単位を変えるということについては当然だと考えております。

 そこで、質問があります。この最小集計単位を400にすると、マスクされる件数がどのぐらい減るのでしょうか。これまでのオープンデータでわかりましたら教えていただければと思います。

○赤羽根室長 ありがとうございます。

 事務局としては、マスクをこのぐらいにしたら、どのぐらいマスクが変わるかというのは、まだそこまで確認し切れていない状況でございます。また対応可能かどうか、ちょっと確認してみたいと思います。

○山本座長 どうぞ。

○高橋構成員 今の話ですけれども、過去のオープンデータの利用申出の中で、例えば循環器薬とか、1日2アンプル、3アンプルを使う場合は、400では足りないのではないかと思います。いかがでしょうか。

○赤羽根室長 御指摘ありがとうございます。

 ある程度、その辺のばらつきというのも念頭に置いて、安全域100というものをプラスしているのですけれども、先生の実際の感覚と照らし合わせて、安全かどうかという御意見もいただければと思っております。

○高橋構成員 先ほどの申出の中で、循環器というのがどのぐらいあるのかということです。1日に数アンプル使うものは結構あると思うので、そうなると400では足りないのではないかと思うのですけれどもね。

○山本座長 オープンデータですから、これはこのまま公開していますので、申出によってやるわけではないのです。全件数が出ています。その中で、バーにするところをどの基準にするかということですので、特段申出があるから変えているわけではないです。

○高橋構成員 これは、1の場合は最高でも1本という話ですね。

○赤羽根室長 これ自体は、確かに1日1本なのですけれども、30日ずっと1本使い続ける。さらに、ずっと定常的に同じ頻度で使い続けるというのが、みそとして1つあるかなと思っています。そのときに、循環器の考え方で、同じようにある程度の本数をずっと使い続ける。そして、1人の単位という考え方があるのかどうかというところも含めて、ちょっと御指摘いただけるとありがたいかなと思います。

○高橋構成員 勉強不足ですけれども、1本という単位は何ですか。バイアルとかアンプル。

○山本座長 保険請求の単位ですから、薬価の構成単位ですね。

○高橋構成員 そうすると、アンプルもバイアルも1つということですね。

○山本座長 はい。

○森室長補佐 少し補足させていただきます。

 1日2本とか3本使われるケースの場合は、必ず1本使うと決まっているお薬の場合は人数が推計されてしまうのですけれども、同じお薬でも2本使う方がいたり、3本使われる方がいる場合だと、本数から人数を推計するのが難しくなるということも考えまして、ある程度決まった本数で人数が推計できるものを対象に、今回、推計させていただいたという背景がございます。

○山本座長 田尻先生。

○田尻構成員 医薬品のことで薬剤師会から出てきている私が物言わないのも失礼かと思って、一言。

 実は、これを見させていただいて、300に安全域の100というのと、内服薬の900100足して1,000というのと、300100足して400かという部分も実はあったのです。ただし、これは、恐らく今あるデータでその辺の数字遊びと言ったら変ですけれども、どの程度マスクされる分が解消されるのか、もしくは特定される危険性があるのかというのは、今あるデータで再度検証されてみないと、恐らくここでどうこう言っても誰もわからないのかなという気がしますので、ぜひそれを試験的にされてみたらいかがでしょうかと思います。

○山本座長 ありがとうございます。

1,000で切っていると余りにもバーがふえるので、400に下げる。そうすると使用実態がある程度わかりやすくなるということかと思います。

○田尻構成員 9001,000といったら、何となく10%乗せたのかなと思うけれども、300400というと、またそれが違う目的で。

○山本座長 ほか、御意見いかがでしょうか。

 年齢に関しては、とりあえず5歳刻みで100歳までということで試行してみると。都道府県別にすると、突然、バーばかりになってしまうという可能性はないではないと思いますけれども、やってみて、余りにもバーばかりだったら、また考えましょうということでよろしいですか。

(「異議なし」と声あり)

○山本座長 それでは、一応この方向で、まずは試行してみるということでよろしくお願いいたします。

 次は、「オンサイトリサーチセンター(厚労省)第三者利用に向けた模擬利用における審査基準について」ということで、事務局から説明をお願いいたします。

○赤羽根室長 事務局でございます。

 資料3をごらんいただければと思います。オンサイトリサーチセンター、東大・京大のほかに厚生労働省において設置するものがございまして、これの第三者利用に向けて、これまでも準備を進めていたという状況ですけれども、いよいよ厚労省のオンサイトリサーチセンターにつきまして、第三者利用に向けた模擬利用とはどういうことなのかということですけれども、要は模擬的に第三者利用を始めていきたいということでございます。そのための審査というものを、実は後ほど非公開のところでしていただこうと思っているのですけれども、そのための考え方をこの場で今回、御確認いただきたいという趣旨で議題にさせていただいております。

 1ページ目は、オンサイトリサーチセンターの現状を少しまとめさせていただいております。東大と京大に設置しているオンサイトについては、もう試行利用を開始して、パフォーマンステストも完了して、個別の研究が進行中という状況でございます。一方で、厚生労働省のオンサイトに向けて、第三者利用の準備を進めているというものでございます。

 実際、オンサイトリサーチセンターの模擬利用について、審査に当たってどういう形で進めさせていただくかという考え方を少しだけ整理させていただいております。

 向かって左が東大・京大の場合の考え方ですけれども、厚労省のオンサイトにつきましては、第三者の利用というあたりと、それから研究内容が具体的に細かいものになってきますので、基本的には今回、審査は非公開ということでやらせていただければと思っております。

 それから、契約の関係ですけれども、東大・京大のオンサイトについては、東大・京大の利用者と厚労省と、従来の第三者提供と同様の私法上の契約を結ぶという形で整理させていただいておりましたが、厚生労働省のオンサイトについては、基本的には厚生労働省とオンサイトを模擬利用される方との間で私法上の契約を結ぶという形で整理させていただければと思っております。

 それから、東大・京大のオンサイトについても、ガイドライン、運用管理規程をベースにしながら試行利用を進めているところですけれども、厚労省のオンサイトについても、ガイドライン、利用規約。オンサイトのものは、これまでも有識者会議で検討いただいておりましたので、基本的にはこれを用いていく。それから、運用管理規程についても、東大・京大で使われたものに準じたものを御用意して進めていくということで考えております。

 あとは、実際にオンサイト模擬利用について審査いただく際の、何を審査いただくかというところですけれども、3ページ目になります。

 オンサイトというのは、センターに行ってデータを触るので、一部、審査対象にならない、対象とする必要がない内容がございます。それが下のほうにあります。オンサイトに行くので、例えばレセプト情報をどこで利用するかといったものとか、データをどこに保管するかみたいな話は、当然審査する必要はなくなります。

 それから、結果の公表方法についても、詳細な公表形式とか結果というのは、実際にある程度データを触ってみないとわからない部分がございますので、こちらについては詳細なところまでは求めない。

 それから、オンサイトについては、今のところ外部委託は認めておりませんので、外部委託の合理性というところも審査対象にしないという整理をさせていただいております。

 このような形で今回、審査いただけないかということで事務局として整理させていただいております。

 事務局からは以上でございます。

○山本座長 ありがとうございました。

 ただいまの事務局の説明に関しまして、御意見、御質問がありましたらよろしくお願いいたします。

 いかがでしょうか。大体この方向でよろしいでしょうか。

(「はい」と声あり)

○山本座長 それでは、このとおりで準備を進めていただくようにお願いいたします。

 本日の公開部分の議事はここまでとなりますけれども、事務局から何かお知らせはございますでしょうか。

○赤羽根室長 ありがとうございます。

 次回の本会議の日程については、また日程が決まり次第、御連絡させていただきます。

 事務局からは以上でございます。

○山本座長 ありがとうございます。

 それでは、第39回「レセプト情報等の提供に関する有識者会議」の公開部分の議事はこれで終了といたします。

 傍聴の皆様はここまでとなります。どうもありがとうございました。
若干休憩に入りたいと思います。構成員の皆様におかれましては、少しお待ちください。

(この間、非公開)


○山本座長 本日は、この有識者会議の議事は以上でございます。

  事務局から何かお知らせはありますでしょうか。

○赤羽根室長 御審議ありがとうございます。
 本日は、この後、分科会を予定しておりますので、分科会の構成員の先生方には引き続きよろしくお願いしたいところですけれども、分科会につきましては15分お休みさせていただいて、1540分から開始させていただければと思いますので、分科会の構成員の皆様、よろしくお願いいたします。
 事務局からは以上でございます。

○山本座長 それでは、これで第39回「レセプト情報等の提供に関する有識者会議」は終了させていただきます。
 本日はお忙しい中、御参集いただき、ありがとうございました。
 申しわけありませんけれども、審査分科会の構成員の皆様は40分から分科会を始めさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 どうもありがとうございました。

 


※非公開とした部分については、議事要旨をご覧ください。(議事要旨






    

 

 




 

 

 

 


(了)

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