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2017年6月14日 中央社会保険医療協議会 総会 第353回議事録

○日時

平成29年6月14日(水) 保険医療材料専門部会終了後~


○場所

於 全国都市会館(2階 大ホール)


○出席者

田辺国昭会長 野口晴子委員 中村洋委員 松原由美委員 荒井耕委員 関ふ佐子委員
吉森俊和委員 幸野庄司委員 平川則男委員 間宮清委員 宮近清文委員 松浦満晴委員
榊原純夫委員
松本純一委員 中川俊男委員 万代恭嗣委員 猪口雄二委員 遠藤秀樹委員 安部好弘委員
横地常広専門委員 菊池令子専門委員 丹沢秀樹専門委員
<事務局>
鈴木保険局長 谷内審議官 濱谷審議官 迫井医療課長 眞鍋医療課企画官
矢田貝保険医療企画調査室長 中山薬剤管理官 小椋歯科医療管理官 他

○議題

○診療報酬基本問題小委員会からの報告について
○薬価専門部会からの報告について
○保険医療材料専門部会からの報告について
○公知申請とされた適応外薬の保険適用について
○DPC対象病院の合併に係る報告について
○DPC対象病院の合併等の今後の取扱いについて

○議事

 

 

 

○田辺会長

 皆様、おそろいのようでございますので、ただいまより第353回「中央社会保険医療協議会総会」を開催いたします。

 まず、委員の出席状況について御報告いたします。

 本日は、松原謙二委員、平川委員、岩田専門委員が御欠席でございます。

 なお、冒頭のカメラの頭撮りはここまでとさせていただきます

(カメラ退室)

○田辺会長

 それでは、報告事項でございますけれども、議事に入らせていただきます。なお、会場の都合で1235分ぐらいがリミットということでございますので、心苦しいことではございますけれども、審議の速やかな遂行に御協力いただければと存じます。

 初めに「診療報酬基本問題小委員会からの報告について」を議題といたします。

 本件については、診療報酬基本問題小委員会において議論を行ったところでございますけれども、小委員会でいただいた御意見も含めて、事務局より御説明をお願いいたします。

 医療課長、お願いいたします。

○迫井医療課長

 医療課長でございます。

 お手元に基本問題小委員会の資料をそのままおつけいたしております。

 会長からもお話がありましたが、先ほど開催されました基本問題小委員会において、入院医療分科会の武藤分科会長から御説明をいただきました。資料の御説明はそのときの御説明にかえさせていただければと思っておりますけれども、幾つかの点について御指摘をいただきました。

 基本的には追加の分析、集計、さまざまな御指摘につきましては、可能な限り対応させていただきたいと考えております。

 簡単でございますが、事務局からは以上でございます。

○田辺会長

 ありがとうございました。

 ただいまの説明に関しまして、何か御質問等がございましたらよろしくお願いいたします。

 よろしゅうございますでしょうか。

 それでは、御質問等もないようでございますので、本件にかかわる質疑はこのあたりとしたいと存じます。

 次に「薬価専門部会からの報告について」を議題といたします。本日は薬価専門部会の中村部会長から御報告をお願いしたいと存じます。

 それでは、よろしくお願いいたします。

○中村部会長

 本日の薬価専門部会において、平成29年度医薬品価格調査について議論いたしまして、事務局提案の予定どおりに進めていくこととしたいと存じますので御報告いたします。

○田辺会長

 ありがとうございました。

 事務局のほうから、何か補足があればお願いいたします。

○迫井医療課長

 補足はございません。

○田辺会長

 ありがとうございました。

 ただいまの説明に関しまして、何か御質問等がございましたらよろしくお願いいたします。

 よろしゅうございますでしょうか。

 それでは、御質問等もないようでございますので、本件につきましては中医協として承認するということでよろしゅうございますでしょうか。

(「はい」と声あり)

○田辺会長

 それでは、説明のあった件につきましては、中医協として承認したいと存じます。

 次に「保険医療材料専門部会からの報告について」を議題といたまします。

 まず、保険医療材料専門部会の関部会長から御報告をよろしくお願いいたします。

○関部会長

 本日の保険医療材料専門部会において、平成29年度に実施する特定保険医療材料・再生医療等製品価格調査について議論いたしまして、事務局提案の予定どおり進めていくこととしたいと存じますので報告いたします。

○田辺会長

 ありがとうございました。

 事務局から補足があればお願いしたいと思います。

 それでは、よろしくお願いいたします。

○三宅医政局経済課医療機器政策室長

 特にございません。

○田辺会長

 ありがとうございました。

 それでは、説明に関しまして、何か御質問がございましたらよろしくお願いいたします。

 よろしゅうございますでしょうか。

 それでは、御質問等もないようでございますので、本件としては中医協として承認するということでよろしゅうございますでしようか。

(「はい」と声あり)

○田辺会長

 それでは、説明のあった件につきましては、中医協として承認したいと存じます。

 次に「公知申請とされた適用外薬の保険適用について」を議題といたします。

 事務局より資料が提出されておりますので、説明をお願いいたします。

 薬剤管理官、お願いいたします。

○中山薬剤管理官

 総-4をごらんください。

 適応外薬の保険適用を迅速に行うという観点で、薬事・食品衛生審議会で公知申請の妥当性について事前評価がされたものについては、速やかに保険適用を行うということとしています。

 6月9日に開催されました薬食審で、一般的名称「オランザピン」、「新たに保険適用が認められた適応として、「抗悪性腫瘍剤投与に伴う消化器症状」について事前評価が終了して、公知申請して差し支えないとされたことから、同日付で保険適用がされたということでございます。

 以上でございます。

○田辺会長

 ありがとうございました。

 ただいまの説明に関しまして、何か御質問等がございましたらよろしくお願いいたします。

 よろしゅうございますでしようか。

 それでは、質問等もないようでございますので、本件にかかわる質疑はこのあたりとしたいと存じます。

 次に、議題では別になっておりますけれども、「DPC対象病院の合併に係る報告について」と「DPC対象病院の合併等の今後の取り扱いについて」をあわせて審議したいと存じます。

 まず「DPC対象病院の合併に係る報告について」を議題とします。事務局より資料が提出されておりますので、説明をお願いいたします。

 医療課長、お願いいたします。

○迫井医療課長

 医療課長でございます。

 総-5をお手元に御用意いただきたいと思います。

 会長から今、お話がございましたけれども、DPC制度におきましては病院の合併に関しまして、継続参加の可否につきましては審査を行うということになっております。

 「1.概要」のところに書いてございます。具体的には後ろに5つの病院を列記しておりまして、審査を行ったということでございます。

 基本的に全て御了解をいただいたということであります。

 ただ、3つ目の○でございますけれども、これは後ほど総-6で御説明をさせていだきますが、今村病院分院、新武雄病院、大隅鹿屋病院の3つの病院につきましては、手続の遺漏がございまして、合併自体につきましては承認をするということでございますけれども、こういったことが実は過去にもございました関係で、この対応については分科会での議論を経て、改めて対応について、後ほど総-6で御説明させていただければと思っております。

○田辺会長

 どうもありがとうございました。

 ただいまの説明に関しまして、御質問等がございましたらよろしくお願いいたします。

 よろしゅうございますでしょうか。

 それでは、本件にかかわる質疑はこのあたりとしたいと存じます。

 次に「DPC対象病院の合併等の今後の取り扱いについて」を議題としたいと存じます。

 事務局より資料が提出されておりますので、事務局より御説明をお願いいたします。

 医療課長、引き続きお願いいたします。

○迫井医療課長

 医療課長でございます。総-6、総-6参考1、総-6参考2がございます。説明をさせていただきます。

 先ほど報告をさせていただきましたが、先般の5つの病院に係る審査の中で、総-6の「1.背景」のところに書いてございます。申請の手続に遺漏が続いてきているということでございました。

 総-6参考1でございます。これは具体的にDPC合併・退出等審査会におきまして御審議をいただいたときの資料でございます。

 ここにも記載してございますけれども、手続的には一定の期間を前倒しで、こういったことについての申請をお願いしておりますけれども、現実的にはそこの部分にうまく時間的な対応をしていただけないというケースが過去にもあったということでございます。

 そのことにつきまして、「3.論点」でどういったことが背景になるのかということを整理いたしまして、分科会で審議をいただきました。それが総-6参考1であります。

 真ん中あたりに書いてございますが、2ポツであります。どうしてこういったことが起きるのかということを現場的な目で改めて整理いたしますと、自治体等に通常の場合、医療法に基づきまして許認可を求めるわけでありますけれども、そういった手続と医療保険上の手続というものを基本的には同時並行で進めていただきたいところでありますけれども、現実的にはそこが別々の届け出等の事務になりますので、うまく連動してきていないという実態がございます。

 それから、医療法上の考え方で、病床の増減でありますとか、新設や廃止につきましての考え方と、ここでDPCの病院としての考え方について直接的なリンクはないものですから、そこのあたりの整理が必要ではないかということでございます。

 総-6参考1の「3.論点」に掲げておりますように、出来高の病院との合併も含めまして、実質的な増減というのは、出来高との関係で少し取り扱いが異なっているのではないか。一方で、現在、審査を行っていない病床の取り扱いについては、逆に妥当ではない場合があり得るのではないかということで御審議をいただいて、対応案等を分科会でまとめました。

 これは本体の資料に戻って一括で御説明したほうがよろしいと思いますので、総-6に戻っていただきますと、この参考1に示しております資料のもとに御審議いただいた結果として、総-6の2ポツでございますけれども、当面の対応としてこうさせていただいたらどうかと考えております。

 1ですけれども、DPC対象病院同士の合併・分割は、これは新たに係数を設定する必要がありますので、引き続き予定の6カ月前に申請をいただきたい。

 2でございますが、そうでない場合につきまして2つに分けておりまして、一定の範囲内であれば基本的には出来高病院との合併・分割については申請を不要としたい。ただし、次のように掲げる条件については一定の審議が必要であろうということで、従来どおり6カ月前に申請をしていただきたい。それは1)、2)でありまして、同一年度内に一定規模以上、200床というのは過去の実績を踏まえて設定しております。それから、これは従来審査をしておりませんでしたけれども、むしろ当該病床の規模が2倍以上に大きくふえる、あるいは2分の1以下に大きく減じる、こういった場合につきまして一定の手続を行っていただきたいということでございます。

 「3.今後の予定」でございますけれども、基本的にはこういった当面の対応をさせていただきつつ、次の改定に向けて最終的にどのような手続にしていただくかということを、まとめて改めて御相談したいと思っております。

 簡単でございますが、事務局から以上でございます。

○田辺会長

 ありがとうございました。

 ただいまの説明に関しまして、何か御質問等がございましたらよろしくお願いいたします。

 よろしゅうございますでしょうか。

 それでは、御質問等もないようでございますので、本件につきましては中医協として承認するということでよろしゅうございますでしょうか。

(「はい」と声あり)

○田辺会長

 それでは、説明のあった件につきましては中医協として承認したいと存じます。

 本日の議題は以上でございます。審議の迅速な遂行に御協力いただきまして、まことにありがとうございました。

 次回の日程につきましては、追って事務局より御連絡いたしますので、よろしくお願いいたします。

 それでは、本日の総会はこれにて閉会といたします。どうもありがとうございました。

 

 


(了)
<照会先>

保険局医療課企画法令第1係

代表: 03-5253-1111(内線)3288

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