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2017年6月26日 技能実習評価試験の整備等に関する専門家会議(第13回) 議事要旨

職業能力開発局海外協力課

○日時

平成29年6月26日(月)10:00~12:00


○場所

厚生労働省専用第20会議室
東京都千代田区霞が関1-2-2


○出席者

天野委員、大迫委員、岡野委員、岡本委員、黒田委員、椎根委員、下村委員、高野委員
厚生労働省職業能力開発局海外協力課、能力評価課、法務省入国管理局入国在留課、外務省領事局外国人課、公益財団法人国際研修協力機構、中央職業能力開発協会
(空港グランドハンドリング職種関係)(株)ANAエアポートサービス株式会社
(養殖職種関係)一般社団法人大日本水産会
(建設機械施行職種関係)一般社団法人日本建設機械施工協会

○議題

1 空港グランドハンドリング職種について
2 技能実習評価試験職種について
3 その他

○議事

1 空港グランドハンドリング職種について
 ○ 空港グランドハンドリング職種航空機地上支援作業を移行対象職種として技能実習評価試験(社内検定型試験)及び審査基準を整備することについて、試験実施機関((株)ANAエアポートサービス株式会社)による審査基準、試験実施体制、試行試験結果、実技試験問題、採点基準等について説明が行われた。
 ○ 質疑が行われ、主に以下のようなやりとりがあった。
 ・ 評価基準、合格基準の考え方や、評価者の担保、試験方法等について質問があり、試験実施機関より、説明があった。
 ○ 検討の結果、本会議として当該職種を移行対象職種(社内検定型試験)として追加することが了承された。

2 技能実習評価試験職種について
(1) 養殖職種について
 ○ 移行対象職種である養殖職種(ホタテガイ・マガキ養殖作業)について、上級試験及び審査基準を整備することについて、試験実施機関(大日本水産会)及び事務局より、養殖職種の概要、第1号、第2号、第3号技能実習における必須業務の内容、上級試験の試行試験結果等に関する説明が行われた。
 ○ 質疑が行われ、主に以下のようなやりとりがあった。
 ・ 技能実習評価試験専門級の受検状況について質問があり、試験実施機関より、従来受検率は少なかったが、周知を進めた結果、直近では受検率の見込みが上昇している旨回答があった。
 ・ 技能実習第3号において行う必須業務の考え方等について質問があり、試験実施機関より、2号までは養殖の基本的事項を習得し、3号では管理工程の全体を学ばせる趣旨である旨の回答があった。
 ・ 貝毒の管理に係る評価について質問があり、学科試験の中で担保されている旨の回答があった。
 ○ 検討の結果、本会議として当該職種の上級試験及び第3号審査基準の整備について了承された。

(2) 建設機械施工職種について
 ○ 建設機械施工職種(押土・整地作業、積込み作業、掘削作業、締固め作業)の上級試験及び審査基準を整備することについて、試験実施機関(一般社団法人日本建設機械施工協会)及び事務局より、建設機械施工職種の概要、第1号、第2号、第3号技能実習における必須業務の内容、上級試験の試行試験結果、実技試験問題、評価基準、採点表等に関する説明が行われた。
 ○ 質疑が行われ、主に以下のようなやりとりがあった。
 ・ 評価者の評価レベルを担保するための方策について質問があり、試験監督員の共通認識を図るための定期的な研修を行っている旨の回答があった。また、採点者の採点レベルについて明文化をすべきとの指摘があった。
 ・ 第3号技能実習の必須作業における工程管理作業にかかる実技試験での評価方法等について質疑があった。
 ○ 検討の結果、本会議として当該職種の上級試験及び第3号審査基準の整備について了承された。


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