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2017年5月15日 技能実習評価試験の整備等に関する専門家会議(第9回) 議事要旨

職業能力開発局海外協力課

○日時

平成29年5月15日(月)10:00~12:00


○場所

厚生労働省共用第9会議室
東京都千代田区霞が関1-2-2


○出席者

天野委員、大迫委員、岡野委員、岡本委員、黒田委員、椎根委員、下村委員、高野委員
厚生労働省職業能力開発局海外協力課、能力評価課、法務省入国管理局入国在留課、外務省領事局外国人課、国土交通省航空局航空ネットワーク部空港業務課、公益財団法人国際研修協力機構、中央職業能力開発協会
(空港グランドハンドリング職種関係)ANAエアポートサービス株式会社
(自動車整備職種関係)一般財団法人日本自動車整備振興会連合会

○議題

1 空港グランドハンドリング職種について
2 技能実習評価試験職種について
3 技能検定職種について
4 その他

○議事


1 空港グランドハンドリング職種(航空機地上支援作業)について
 ○ 空港グランドハンドリング職種(航空機地上支援作業)を移行対象職種・作業(社内検定型職種)に追加する件について、試験実施機関(ANAエアポートサービス株式会社)による職種・作業の内容等に関する説明後、質疑が行われ、主に以下のような点に関し、質疑が行われた。
 ・ 効果的な技能移転をする前提としての送り出し国のインフラ整備状況と、企業単独型技能実習で受入対象となっている技能実習生がどのような方なのかについて質問があり、試験実施機関より、本案件はミャンマー航空局との協力で実施されており、実習の対象者はいずれもヤンゴンの空港でグランドハンドリング業務に従事している方々の中からミャンマー航空局の推薦を受けている方々である旨の説明があった。
 ○ 当該職種については、次回以降、試験案及び審査基準案に係る議論を行うこととなった。

 

2 技能実習評価試験職種(自動車整備職種(自動車整備作業))について
  ○ 自動車整備職種(自動車整備作業)について、試験実施機関及び事務局より上級試験及び3号審査基準案の整備に係る説明等がされた後、主に以下のような点に関し質疑が行われた。
  ・ 技能実習3号を追加することにより、2号までで帰国した場合と比較して、技能実習生にとってどのようなメリットがあるのか、また、自動車整備職種について、使用する機械器具等に国際的な汎用性はあるのか、との質問に対し、試験実施機関より、自動車整備については、国際的に共通の規格があり、3号技能実習を行うことで当該国際共通規格を習得できるため、有益な技能・知識になること、また、機械についても汎用性のある製品が多岐にわたり出ており、海外でも入手できる旨の説明があった。
  ・ 試験内容について、日本人向けの試験との比較についての質問に対し、上級試験については、日本人向けの2級整備士試験の内容を参考に作成している旨の説明があった。
  ○ 検討の結果、本会議として、当該職種・作業の上級試験及び3号審査基準の整備について、了承された。

 

3 技能検定職種について

 ○ 移行対象職種である技能検定職種のうち、染色職種(糸浸染作業、織物・ニット浸染作業)、ニット製品製造職種(丸編みニット製造作業)、婦人子供服製造職種(婦人子供既製服縫製作業)、紳士服製造職種(紳士既製服製造作業)、寝具製作職種(寝具製作作業)、帆布製品製造職種(帆布製品製造作業)、布はく縫製職種(ワイシャツ製造作業)、鋳造職種(鋳鉄鋳物鋳造作業、非鉄金属鋳物鋳造作業)、金属プレス加工職種(金属プレス作業)、家具製作職種(家具手加工作業)、紙器・段ボール箱製造職種(印刷箱打抜き 作業、印刷箱製箱作業、貼箱製造作業、段ボール箱製造作業)について、事務局より3号審査基準案の整備に係る説明があった。
○ 第3号技能実習を行うことによる技能実習生のメリットについて、当該職種に関連のある業界から聴取すべきとの意見があり、次回以降、追加説明行った上で改めて議論することとなった。


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