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2019年1月25日 薬事・食品衛生審議会総会 議事録

○日時

平成31年1月25日(金)15:30~

 

○場所

厚生労働省専用第15会議室(12階)

○出席者

出席委員(22名)五十音順

  穐 山    浩、 荒 井 保 明、  有 薗 幸 司、 五十君 靜 信、
  浦 郷 由 季、 奥 田 晴 宏、  恩 田 光 子、 苅 田 香 苗、
  川 上 純 一、 清 田    浩、  佐 藤 恭 子、 鈴 木    勉、
  曽 根 博 仁、 髙 田 礼 子、  田 島 優 子、 戸 部 依 子、
◎橋 田    充、 二 村 睦 子、○村 田 勝 敬、 望 月 眞 弓、
  山 田 章 雄、 脇 田 隆 字
◎会長 ○会長代理
 

欠席委員(8名)

五十嵐    隆、 遠 藤 容 子、 真 田 弘 美、 杉      薫、
滝 川    一、 中 川 俊 男、 半 田    誠、 堀 内 基 広
 

行政機関出席者

宮 本 真 司(医薬・生活衛生局長)
森 和    彦(大臣官房審議官)
鳥 井 陽 一(総務課長)
山 本    史(審査管理課長)
磯 部 総一郎(監視指導・麻薬対策課長)
石 川 直 子(血液対策課長)
宮 嵜 雅 則(生活衛生・食品安全審議官)
吉 永 和 生(大臣官房審議官)
須 田 俊 孝(生活衛生・食品安全企画課長)
吉 田 易 範(食品基準審査課長)
道 野 英 司(食品監視安全課長)
石 川 清 康(農林水産省消費・安全局畜水産安全管理課長)

○議事

 

○総務課長 それでは定刻になりましたので、ただいまから、薬事・食品衛生審議会総会を開催いたします。私は、医薬・生活衛生局総務課長の鳥井です。

 当審議会につきましては、平成31年1月24日付けで全ての委員の任期が満了しております。そのため、慣例に従い、任期に合わせ総会を開催し、会長を選出することといたしております。本日の会議で会長が選出されるまでの間、司会を務め、議事を進めさせていただきますので、よろしくお願いいたします。当審議会につきましては、薬事・食品衛生審議会令において委員30名以内と定められております。今回、30名の方の任命が行われ、委員として御参画を頂くことになったところです。本日は委員数30名のうち22名の御出席を頂いておりますので、定足数に達しておりますことを御報告申し上げます。

○事務局 続いて、資料の確認をさせていただきます。本日、席上に議事次第、座席表、委員名簿、また、封筒の中に委員の辞令を配布しております。資料については、タブレットでも御確認いただけます。タブレットの使用方法について簡単に御説明いたします。机の右側に「ペーパーレス審議会タブレット操作説明書」と記載のある用紙を配布しております。こちらの用紙をお手元に御用意いただき御確認を頂きたいと思います。タブレットには、総会のPDFのファイルが01の総会議事次第から0203、資料1、資料2、資料3という形で格納されていると思います。格納されていない方は、総会というフォルダーがあると思いますので、そのフォルダーをタップしていただければ6種類の資料があります。本日の総会については、資料は6つです。

 01の総会議事次第をタップしていただきますと、本日の総会の議事次第が表示されます。戻っていただく場合は、左上のくの字の記号と「総会」と書かれている所をタップしてください。ここをタップいたしますと元の画面に戻ります。ここの画面から御覧になりたい資料を御確認いただければと思います。タブレットの使用方法については以上です。資料の不足、御不明な点等ございましたら窓側に係員等がおりますので、手を挙げていただいてタブレットの操作方法を確認していただければと思います。

○総務課長 よろしいですか。それでは、宮本医薬・生活衛生局長から御挨拶を申し上げます。

○医薬・生活衛生局長 厚生労働省の医薬・生活衛生局長の宮本です。はじめに、委員の皆様におかれましては、本日は大変お忙しい中御出席いただき、また、今回快く委員をお引き受けいただき、この場をお借りいたしまして厚く御礼を申し上げます。ありがとうございます。

 大変申し訳ないことではございますけれども、現在、マスコミ報道等で御案内のとおり、厚生労働省において取りまとめておりました労働統計で、非常に不適切なデータの取り方をしていたことで、委員の皆様をはじめ国民の皆様方に、非常に大きな御不安と御心配をお掛けしてしまっていることにつきまして、この場をお借りいたしましておわびをさせていただきたいと思っています。本当に申し訳ございませんでした。現在、その善後策につきましては、予算の修正等の作業も行い、また、過去に遡ったデータの修正、あるいは原因の解明等について作業が進んでいるところです。非常に多くの方々の御心配、御不安を惹起してしまい、かつ厚生労働省の信用、場合によりましては政府統計に対する信頼、信用を揺るがしてしまっていることに対して痛切な責任を感じるとともに、これらをリカバーするために、省を挙げてやっているところですので、どうぞ御理解いただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。

 さて、近年、国民の健康に対する意識の高まりなどを拝見いたしますと、医薬品や食品の安全性に対する国民の皆様の関心はますます高まっていると認識しております。同時に、少子高齢化の進行、再生医療、AI等の科学技術の進歩等、行政を取り巻く環境も変化を続けています。安全で優れた医薬品・医療機器等の迅速かつ安定した供給や、食品の安全確保などは、国民の皆様の健やかな生活と健康を守る上で非常に重要であり、本審議会に担っていただいている役割は極めて大きいと認識しております。

 本年は、医薬品・医療機器等法、いわゆる薬機法と呼ばれている法律の施行から5年を迎える年に当たります。薬機法改正を含めた具体的な措置について、現在検討を進めているところです。医薬品・医療機器・再生医療等製品の分野においては、先駆け審査指定制度の導入により安全性を担保しつつ、国民の皆様に、より良い医薬品・医療機器・再生医療等製品を、より早くお届けすることに貢献できていると考えております。引き続き、先駆け審査指定制度や条件付き早期承認制度を適切に運用することで、革新的な医薬品・医療機器等の早期実用化を進めてまいりたいと考えています。

 血液事業の推進といたしましては、少子化によって献血可能な人口が減少する中、将来にわたり血液製剤の安定供給を確保すべく、特に若年層への普及啓発の強化をはじめとする献血の推進に、引き続き取り組みたいと思っております。

 次に、食品安全に関する分野においては、国民の健康を守ることを最優先に、食品安全委員会等の関係行政機関と連携しながら、科学的根拠に基づき、食品等に係る基準値の設定、国内流通食品の監視指導、輸入食品に係る安全性確保に向けた取組などを進めてまいります。特に、食品の衛生管理対策については、昨年6月に公布された食品衛生法の一部を改正する法律の施行に向け、HACCP制度や器具及び容器包装のポジティブリスト化など、諸制度の詳細設計に関する検討を進めているところです。委員の皆様におかれましては、それぞれの分野における最新の科学的知見や豊かな御経験を基に厳正な御審議をお願いいただき、薬事・食品衛生審議会に対する国民の厚い信頼に応えていただきますようお願い申し上げる次第です。簡単ではございますが、私の挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

○総務課長 続いて、委員の方々をお手元の委員名簿に沿って御紹介申し上げます。まず、穐山浩委員、荒井保明委員、有薗幸司委員、本日は御欠席ですが、五十嵐隆委員。五十君靜信委員、浦郷由季委員、本日は御欠席ですが、遠藤容子委員。奥田晴宏委員、恩田光子委員、苅田香苗委員、川上純一委員、清田浩委員、佐藤恭子委員、本日は御欠席ですが、真田弘美委員、本日は御欠席ですが、杉薫委員。鈴木勉委員、曽根博仁委員、髙田礼子委員、本日は御欠席ですが、滝川一委員。田島優子委員、戸部依子委員、本日は御欠席ですが、中川俊男委員。橋田充委員、本日は御欠席ですが、半田誠委員。二村睦子委員、本日は御欠席ですが、堀内基広委員。村田勝敬委員、望月眞弓委員、山田章雄委員、脇田隆字委員です。

 続いて、事務局の職員を紹介いたします。宮本医薬・生活衛生局長、森大臣官房審議官、宮嵜生活衛生・食品安全審議官、吉永大臣官房審議官、以上です。

 それでは、ただいまから会長の選出をお願いいたします。薬事・食品衛生審議会令第5条によりますと、委員の互選によって定めることとされておりますが、いかがいたしましょうか。

○清田委員 医薬品第二部会の清田です。会長につきましては、引き続き橋田充委員にお願いしてはいかがかと思いますが、いかがでしょうか。

○総務課長 ただいま、清田委員から、会長は橋田充委員にお願いしてはどうかという御発言がありましたが、いかがでしょうか。

-異議なし-

○総務課長 ありがとうございました。それでは、御賛同いただいたものと認めまして、会長には橋田委員が互選されました。橋田委員、会長席にお移り願います。

-橋田会長着席-

○総務課長 では、橋田会長から御挨拶と以後の進行をお願いいたします。

○橋田会長 橋田でございます。ただいま、会長に御推薦を賜りまして、改めて責任の重さを感じているところです。

 本審議会は、先ほどの宮本局長のお話にもありましたように、医薬品、食品などの製造販売承認に関する審議や安全性評価を行い、また、関連するいろいろな制度についても議論を行う場であり、これらを通じて、国民の皆様の日常生活に一番近いところでその健康を支え、あるいは安心・安全な生活を提供するという、非常に重要な役割、責任を担っております。

 委員の先生方におかれましては、それぞれの御専門の分野で学識経験を積まれ、私は薬学で製剤学、あるいは薬物動態学を専門として、それぞれの立場から役割を担っているわけでございますが、私が会長職を務めさせていただいた4年間の社会の動きを振り返りましても、審議会の責任は、先ほど宮本局長がおっしゃいましたようにますます重くなっていると感じています。その意味で、これまでの経験を生かし、更に充実した審議が行われますように、審議会の運用に努めてまいりたいと思っております。改めまして、微力ではございますが、本職責を精一杯果たしたいと考えております。皆様、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 それでは、これから審議に移らせていただきます。最初に、会長代理の選出ですけれども、薬事・食品衛生審議会令第5条によりますと、あらかじめ会長が指名すると定めておりますので、村田勝敬委員にお願いをしたいと存じます。いかがでしょうか。

-異議なし-

○橋田会長 よろしいでしょうか。ありがとうございました。それでは、会長代理は村田委員にお願いいたしたいと思います。村田委員、会長代理席にお越しください。

-村田会長代理着席-

○橋田会長 それでは続いて、各委員が所属される分科会について、事務局より説明をお願いいたします。

○総務課長 薬事・食品衛生審議会令第6条により、当審議会には薬事分科会と食品衛生分科会を置くことになっております。それぞれの分科会の所属については、厚生労働大臣が指名することとされています。お手元にお配りしております辞令と委員名簿にも記載をしております分科会が、各委員の所属する分科会となりますので、御確認をお願いいたします。

○橋田会長 御確認を頂けましたでしょうか。よろしいですか。それでは、これで本日の議事は終了とさせていただきます。この後、薬事分科会及び食品衛生分科会の開催となりますが、具体的手順について事務局より御説明をお願いいたします。

○総務課長 お手元にお配りしております「薬事・食品衛生審議会総会後の流れ」を御覧ください。これから、薬事分科会はこのまま引き続き、食品衛生分科会は少し時間が空きまして1645分を目途に、この場所でそれぞれの分科会を開催し、分科会長及び分科会長代理の選出等を行います。さらに、両分科会の途中で部会長の選出を行います。部会長選出の間、部会に所属しておられない委員の皆様方には、申し訳ございませんが、しばらくお待ちいただきますようお願いいたします。部会長選出が終了いたしましたら、分科会を再開して部会長選出の結果報告を行います。

 なお、各委員には、それぞれの分科会で選出いただきました分科会長及び各部会長の結果を本日中にメールで御報告いたします。よろしくお願いいたします。

○橋田会長 それでは、以上をもちまして、薬事・食品衛生審議会総会を閉会とさせていただきます。どうもありがとうございました。

( 了 )

備考
この会議は、公開で開催された。

連絡先:医薬・生活衛生局 総務課薬事審議会係 村井(内線2785)

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