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2016年10月6日 第6回国際保健に関する懇談会 議事要旨

大臣官房国際課

○日時

平成28年10月6日(木)10:00~12:00


○場所

中央合同庁舎5号館 専用第21会議室(17階)


○出席者

構成員(大西健丞、尾身茂、近藤克則、渋谷健司、田瀬和夫、中谷比呂樹、林玲子、柳沢香枝

(五十音順・敬称略))、

国立国際医療研究センター、事務局(厚生労働省)、オブザーバー(内閣官房、外務省、財務省)

○議題

(1)最近の国際保健の動向について
(2)国際保健政策人材について
(3)今後の国際保健の進め方について


○議事

(1)最近の国際保健の動向について

・事務局から G7 伊勢志摩サミット、第 69 WHO 総会、 TICAD6 G7 神戸保健大臣会合、国連
総会に関する報告があり、外務省よりグローバル・ファンド第
5 次増資会合の報告があった。

上記報告に対して、以下意見が挙がった。

・最近 1 年で国際保健分野が大きく進んだことを評価。

・アフリカで UHC を進めるにあたり、モニタリングが課題。

・ポリオの終焉に向けて、官民一体となって取り組むべき。

・日本の民間においては、 SDGs をどうビジネスに取り入れるかが話題。

・アジア健康構想や人口移動による保健課題にどう取り組むのか。

・国内行政との連接性を検討すべき。

(2)国際保健政策人材について

・事務局からグローバルヘルス人材戦略センター(仮称)の設置に向けた概算要求の報告があった後、
中谷構成員からキャリア形成ワークショップの報告があった。

上記報告に対して、以下意見が挙がった。

・若い人材が活躍し、経験を積む場を確保すべき。市民社会やビジネスの世界にも活躍の場がある。

・国際保健に関心のある学生は増えており、国際機関での勤務経験を大学の評価に導入することを
検討すべき。

・現場に行きたい若者も多く、現場への派遣も検討すべき。

・臨床医や専門医の志向が強いが、公衆衛生や国際保健の研修も検討すべき。

 

(3)今後の国際保健の進め方について

・事務局から国際保健に関する今後の主要会合日程や今後の主な論点について説明があった。

上記説明に対して、以下意見が挙がった。

・ポリオの終焉に向けた取組を検討すべき。

・外部資金の活用についても検討すべき。

・シンポジウムの開催や優先的課題に対してワーキンググループを設置することも一案。

・例えば UHC への協力の在り方など、我が国の価値が発信できるようなテーマを掘り下げて議論
すべき。

最後に、事務局から次回開催日は改めて調整することが述べられた。

 


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