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2016年6月29日 第8回医療のイノベーションを担うベンチャー企業の振興に関する懇談会 議事概要

医政局 経済課 研究開発課

○日時

平成28年6月29日(水)14:00~16:00


○場所

航空会館地下1階B101会議室


○出席者

内田穀彦、大滝義博、鍵本忠尚、塩村仁、孫泰蔵、中冨一郎、西村由美子、本蔵俊彦、本荘修二(敬称略)

○議題

・ ベンチャー企業の振興に関する意見交換

○議事

・ 事務局からの説明及び意見交換を行った。主な意見は以下のとおり。

 

-  製造販売後調査はベンチャー企業にとって負担になっている。情報共有など何か負担を軽減できるような具体策を検討して欲しい。

 

-  ベンチャー企業への民間投資の導入促進について、多様な方法を検討し、実施してはどうか。

 

-  治験のコストは依然として高いため、ベンチャーが行う場合の特例や公的資金による補助制度を創設できないか。

 

-  医療に役立つIT技術を育てるという観点から、議論の対象を医薬品と医療機器に限ることなく、通信技術やコミュニケーション技術も対象とするのがよい。

 

-  世界規模のイノベーションを加速するため、海外の最先端の行政機関や研究機関と連携や共同操業を推進する取組を検討してはどうか。

 

-  日本の製薬企業は薬価を自由に決定できないため、ベンチャー企業は補助金がないと経営が難しい。一方で日本は米国と比べて補助金が少ない。製薬企業等の知的財産維持費を回収して補助金財源とするのがよいのではないか。

 

-   人材が海外へ流出することは、短期的には競争力が低下するかもしれないが、長期的に考えるとそのような人が海外の経験を活かして国内で新たな仕組みを考え実施するなど大きな効果をもたらすのではないか。人材養成は重要である。

 

-  人材バンク制度を創設する際には、個別分野の専門家だけではなく、全体を俯瞰できるプロデューサーのような人材の確保も重要である。


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