ホーム> 政策について> 審議会・研究会等> 年金局が実施する検討会等> 障害年金の認定(ヒト免疫不全ウイルス感染症)に関する専門家会合> 障害年金の認定(ヒト免疫不全ウイルス感染症)に関する専門家会合(第2回)議事要旨
2010年9月29日 障害年金の認定(ヒト免疫不全ウイルス感染症)に関する専門家会合(第2回)議事要旨
○日時
平成22年9月29日(水)10:00~12:00
○場所
中央合同庁舎5号館共用第9会議室
○出席者
岩本委員、大平委員、岡委員、木村座長、白阪委員、根岸委員、花井委員 |
○議題
1 ヒト免疫不全ウイルス感染症に係る障害認定にあたっての論点整理
2 その他
○議事
1 事務局から会合資料の説明
2 各委員からの主な意見
(1)検査数値
・ 「ヘモグロビン量」の異常値については、「男性12g/dℓ未満、女性11g/dℓ未満の状態が4週以上の間隔をおいた検査におい
て連続2回以上続く」が妥当とされた。
・ 「CD4陽性Tリンパ球数」の異常値については、4週以上の間隔をおいた連続2回の検査値の平均値が200/μℓ以下である」が
妥当とされた。
・ 「口腔内カンジダ症(頻回に繰り返すもの)、赤痢アメーバ症、帯状疱疹、単純ヘルペスウイルス感染症(頻回に繰り返すもの)、糞
線虫症及び伝染性軟属腫等の日和見感染症の既往がある」、「エイズ発症の既往歴がある」の項目については、検査所見の欄では
なく、他の欄に記入するか、チェックする欄を他に設けるなど検討課題とされた。
(2)身体症状
・ 「生鮮食料品の摂取禁止等の日常生活活動上の制限が必要である」は症状に加えることとされ、「軽作業を超える作業の回避が
必要である」、「(頻繁な)医薬品服用を遵守しなければならない為に日常生活上の制約がある」は加えるのかどうか検討課題とされ
た。
(3)副作用
・ 副作用の項目として、「脂質代謝異常」、「脂肪の分布の異常(リポジストロフィー)」、「腎機能障害」等を追加するかどうか検討課
題とされた。
(4)障害等級の具体的目安
・ 検査所見、身体症状及び一般状態区分をもって、障害等級を決定していくという認定構造を変更することは難しいので、検査値、
身体症状を加味して一般状態区分を主治医に判定してもらうのが現実ではないか。
・ 一般状態区分の判定において、検査所見と身体症状それぞれに何個か該当項目があれば、一般状態区分表の区分のどれかに
相当するとみなす、ということはできないのか。他の内部的疾患にも共通しているので変えられないか。
<照会先>
年金局 事業管理課 障害認定企画係(渡邊、長尾)
TEL 03-5253-1111(内線3603)
ホーム> 政策について> 審議会・研究会等> 年金局が実施する検討会等> 障害年金の認定(ヒト免疫不全ウイルス感染症)に関する専門家会合> 障害年金の認定(ヒト免疫不全ウイルス感染症)に関する専門家会合(第2回)議事要旨