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2014年4月23日 中央社会保険医療協議会 診療報酬基本問題小委員会(第164回)

○日時

平成26年4月23日(水)9:29~9:36


○場所

厚生労働省講堂(低層棟2階)


○出席者

森田朗小委員長 印南一路委員 田辺国昭委員 野口晴子委員 西村万里子委員 松原由美委員
矢内邦夫委員 白川修二委員 花井圭子委員 石山惠司委員
鈴木邦彦委員 中川俊男委員 万代恭嗣委員 堀憲郎委員 三浦洋嗣委員
福井トシ子専門委員
<事務局>
木倉保険局長 神田審議官 宇都宮医療課長 佐々木医療課企画官
竹林保険医療企画調査室長 近澤薬剤管理官 田口歯科医療管理官 他

○議題

○ 次期診療報酬改定に向けた検討について

○議事

○森田小委員長

 おはようございます。ただいまより第164回「中央社会保険医療協議会 診療報酬基本問題小委員会」を開催いたします。

 まず委員の異動がございましたので、御報告いたします。基本問題小委員会につきましては、総会は別に論点整理を行い、あらかじめ意見調整を行う役割を担っておりまして、前回の総会におきまして、委員の案を御了承いただき、委員の指名をさせていただいたところでございます。具体的には、配付しております、委員名簿のとおりとなっておりますので、御確認いただければと思います。よろしくお願いいたします。

 続きまして、委員の出席状況について、御報告いたします。本日は榊原委員が御欠席です。

 また、局長、審議官は、国会のため、おくれて出席される予定です。

 それでは、早速、議事に入らせていただきます。

 本日は「○ 次期診療報酬改定に向けた検討について」を議題といたします。

 事務局より資料が提出されておりますので、説明をお願いいたします。医療課長、どうぞ。

○宇都宮医療課長

 医療課長でございます。

 それでは、中医協診-1をごらんいただきたいと思います。「次期診療報酬改定に向けた検討について(案)」でございます。

 1「(1)答申附帯意見に関する事項」といたしまして、次期診療報酬改定に向けて、答申附帯意見を踏まえ、平成26年度診療報酬改定の影響等について調査・検証・検討を行う必要があるということで、答申附帯意見に関する事項について、別添1、1枚おめくりいただきまして、2ページ、3ページにわたって書いてございます。こちらをごらんいただきたいと思います。

 この表の中で、附帯意見が15項目ございますが、それに対しまして、検討の場を提案させていただいております。検証部会、入院医療等の調査・評価分科会、あるいは薬価専門部会、DPC評価分科会、基本問題小委、費用対効果評価専門部会となってございます。

 もう一枚おめくりいただきまして、4ページにございますように、基本的に専門部会については、その事項を議論した結果、中医協総会に報告。分科会については、診療報酬調査専門組織のほうに入ってございますけれども、これは、以前、御説明申しましたように、こちらの分科会で議論いただいたものは、その後、基本問題小委員会で御議論いただいて、総会に上げるということになってございます。

 もう一回、2ページ、3ページにお戻りいただきたいんですが、この中で検証部会と書いてございますものについては、これまでもそうでございますけれども、調査方法あるいは検証結果の報告は、そのまま中医協総会に御報告いただくことになってございますが、実際の中身の議論については、基本問題小委で項目を決めて、そちらのほうで御議論いただくことになろうということでございます。ですから、検討の場で、基本問題小委という言葉が書いていないものについて、小委で中身を議論しないという意味ではないので、御注意いただきたいと思います。

 ただ、13番と15番については、それぞれ当てはまる部会、分科会がございませんので、直接基本問題小委で御議論いただこうということでございます。

 また1ページにお戻りいただきまして、1の「(2)上記以外の事項」でございます。附帯意見以外の事項としては、○1~○4にございますように、医療経済実態調査は調査実施小委、保険医療材料制度については材料専門部会、医療技術評価については医療技術評価分科会、消費税率引き上げ時の対応については消費税分科会、それ以外の事項について、具体的に検討すべき事項が出てきたときには、内容に応じまして、検討の場を判断ということでございます。

 「2.検討スケジュール」でございます。平成26年度診療報酬改定の影響等については、答申附帯意見を踏まえ、検証のための調査を行い、その結果を踏まえて検討する必要がある。このため、別添1の検討の場において、まずは次期改定に向けて、調査の進め方、調査項目等の検討に入ることとしてはどうか。

 また、検証のための調査を行っている間に、基本問題小委において、初・再診料、入院基本料等について、具体的な検討項目をどうするかも含め、検討することとしてはどうか。

 消費税率引き上げ時の対応については、課税のあり方の検討状況等を見ながら、消費税分科会において検討を進めていくこととしてはどうか。

 そのほか、調査実施小委、材料専門部会、医療技術評価分科会において、次期診療報酬改定に向けて検討を進めることとしてはどうかということでございます。

 説明は以上でございます。

○森田小委員長

 ありがとうございました。

 ただいまの御説明につきまして、御意見、御質問等がございましたら、どうぞ。

 鈴木委員、どうぞ。

○鈴木委員

 基本的にはこの方向でよろしいと思います。1つ教えていただきたいのは、消費税率引き上げ時の対応について検討を行う必要があるわけですが、これについて、説明では課税のあり方の検討状況等を見ながら、消費税分科会において検討を進めていくと書いてあります。この時期について大体いつごろからを考えていらっしゃるのか教えていただきたいと思います。 

○森田小委員長

 事務局、どうぞ。

○竹林保険医療企画調査室長

 消費税の関係でございます。この資料に書いてございますように、課税のあり方の検討状況などを見ながらということでございますが、課税のあり方の検討をここでやるわけにはいかないということでございますので、外的な要因に左右されることもあり、時期を明確に申し上げるのは非常に難しい面もございますが、いずれにしても、消費税が引き上がるのであれば、仮に課税に転換して、それに伴って診療報酬に手をつけるということであれば、それはそのための議論が必要になると思います。ただ、時期については、今、明確に申し上げることは、非常に難しい状況かと思います。

○森田小委員長

 鈴木委員、よろしゅうございますか。

○鈴木委員

 わかりました。

○森田小委員長

 ほかにいかがでしょうか。よろしいですか。

 それでは、このような形で、今後、進めていきたいと思いますが、よろしいですね。

(「異議なし」と声あり)

○森田小委員長

 それでは、御質問はないようですので、本件に係る質疑はこの辺りといたしまして、本日の総会に報告をさせていただきたいと思います。これもよろしいですね。

(「異議なし」と声あり)

○森田小委員長

 ありがとうございます。それでは、そのようにいたします。

 基本問題小委は久しぶりに開催されましたが、本日の議題は以上でございます。

 次の日程等につきまして、事務局からお願いいたします。

○宇都宮医療課長

 医療課長でございます。

 次回の日程は未定でございます。決まり次第、御連絡させていただきますので、よろしくお願いいたします。

○森田小委員長

 ありがとうございました。

 それでは、本日の「診療報酬基本問題小委委員会」は7分で終了でございますが、これにて閉会といたします。どうもありがとうございました。


(了)
<照会先>

厚生労働省保険局医療課企画法令第1係

代表: 03-5253-1111(内線)3288

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