人材育成事例315

当社では、従業員の確保や人材育成を行ううえで、技能者はすぐには育たず、また、育てるには工夫も指導も環境も必要となることから、考えを同じにする異業種の建設業種企業による人材育成の場を設置して、人材の育成を図っております。

県内において、建設業の職人を抱える会社では、新入社員教育に力を入れている所は少ないことから、新入社員教育を中心に行う場所の確保や目標を定めた育成計画を示したキャリア形成の支援を図ることを方針にして「職人育成塾」を立ち上げて取り組みを行っております。

若者の建設業離れ等により今後の人手不足に危機感を抱いている、内装仕上げ工事業者、タイル工事業者、左官工事業者など内装関連工事を手掛ける香川県内の10社が「一般社団法人職人育成塾」を立ち上げ、将来の担い手を確保・育成するための取組みでとして「職人育成塾」を、旧小学校跡地を活用して開校し、国・県・市をはじめ関係機関、建設業界が連携して人材育成に取り組んでおります。

職人育成塾の取り組みとして９業種（軽鉄ボード、クロス床張り、タイル、左官、耐火被覆、塗装、防水、設備、木工）と内装に特化した人材の確保と新入社員教育を実施しており、当社も「職人育成塾」において左官工事作業のカリキュラムを作成し指導を担当しております。