人材育成事例307
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平成6年、医療法人設立。平成6年4月に介護老人保健施設を開設し、以後、居宅介護支援、訪問介護、通所介護、地域密着系(小規模多機能施設、認知症対応型通所介護)事業、有料老人ホーム等の事業運営。熊本市の委託事業である、地域包括支援センター‘ささえりあ植木’も運営しています。 (医療法人 滄溟会ウェブサイト) |
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法人理念
(1)心のこもったサービスとゲストのニーズを大切に業務に専念します。 (2)愛され、信頼され、親しまれる、明るい施設づくりを目指します。 人材育成理念 (1)医療法人滄溟会の職員として、自覚と責任ある行動が出来る人材の育成 (2)基本的人権の擁護、ゲストの自己決定を最大限に尊重し、自立に向けた支援が出来る人材の育成 (3)ゲスト・ご家族との良好な人間関係の確立が出来る人材の育成 (4)組織における役割・心構えの理解と、適切な行動が出来る人材の育成 (5)生涯にわたる主体的な自己学習の継続が出来る人材の育成 |
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導入の経緯
2025年、団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となり、少子高齢化問題に更なる拍車がかかることは間違いありません。日本全体として介護人材の不足が深刻な状況で、私達の法人でも人材不足が深刻化しています。そこで、以下の“育成・キャリアアップ方針”を念頭に、職員の将来設計、スキルアップ、人材の定着が図れるよう積極的な人材育成への取組みを行っています。 育成・キャリアアップ方針 (1)職員が現状における自分の経験や資格、スキル等と3年先、5年先の将来像とを照らし合わせ、「やる気と誇り」を持って専門職の道を進み、職員一人ひとりのキャリアアップの将来像と、目標が示された自己実現可能な支援を行う。 (2)職員の資質の向上を図ることで、質の高いサービスの提供が可能となり、職員個々の役割・責任と能力に合わせた処遇となることにより組織・職場の活性化を図る。 (3)人事考課において等級基準に応じた能力の発揮度を把握し、これに基づいて職員の能力開発を計画的に行う。 (4)職務に応じた仕事・課題・目標の達成度を把握し、これに基づいて職員の現場教育(OJT)と職務改善に結び付ける。 (5)能力の把握結果、及び仕事・課題・目標の達成結果に基づいて、公正妥当な処遇(昇格・昇進・昇給・賞与)を実現する。 取組み・成果 など 1) 全体研修計画
【内部研修】
【外部研修】
【受験対策講座】
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今後の取組み・課題
導入の経緯でも述べたように、やはり今後の介護人材の確保・育成・定着が大きな課題です。職員が自身の将来像を描く上で、専門職としてスキルの向上をバックアップし続ける体制の継続こそが法人運営者として求められていることです。今後、平準的な看介護技術の習得、教育を目的として、SNSを活用したe-ラーニングシステム『ケアeトレーナー』を導入していく予定です。このシステムを活用し、職員各々の取り組みやすい時間で、画像・映像を参考にした視覚的要素から看介護技術の習得・向上を目指す計画を立てています。統一された教育ツールの活用による職員のスキルアップの支援と、個々の能力・成果に応じた処遇の実現が、今後継続的な課題と思います。 |