ホーム> その他> 人材育成事例304

人材育成事例304

旭電器工業株式会社
創業者からの教え「人財~ものづくりの前に人づくり~」
情報掲載年度 2016年度
情報掲載日 2017/02/27
都道府県 三重県
資本金 5000万円以上~1億円未満
従業員数 300人以上
産業分類 製造業
当社は 1949年の創業以来、パナソニックグループとのパートナーシップのもと、配線器具、制御機器、情報通信機器、防災機器の設計開発から製造までを一貫して担当し、暮らしの安全・安心、快適環境の創造を通じ社会のお役に立って参りました。

(旭電器工業株式会社ウェブサイト)
人材育成の基本方針
1)目的
(1)事業運営の継続発展に必要な人材確保と能力の開発
(2)会社運営方針、品質方針・目標及び環境方針・目標を理解し、職務及び職責の遂行に必要な知識、技能に加え良識ある人格、強い責任感、旺盛な実行力を有する人材の育成
2)人材育成は長期的視野に立脚し人材確保、配置、能力開発、能力の発揮、自己実現等のそれぞれの面において計画的・体系的に行います。
3)人材育成の実施は、各人の自己啓発と所属長によるOJTを基本とし、それを補強するものとして、OFF-JT(階層別・職能別訓練)を体系的に行うものとします。
4)1・1・2面接制度を中心にした人事制度を有機的に機能させることにより、啓発的風土及び全員が能力を最大限に発揮できる職場づくりを行います。(別紙1参照)
5)小集団活動を積極的に展開し、運営組織を設定して活動の効率化を図るものとします。

人材育成基本規定を設け、教育訓練担当部署ごとに新入社員集合教育訓練、職場別教育訓練、階級別研修、職務別研修等、実施時期を定め計画的に行っています。

毎年、社長から出されるテーマと人材育成方針に基づき、各部署から選出された能力開発委員会からの意見を基に人事部が事務局として取りまとめ、一年間の教育訓練年間計画を立てています。(別紙2参照)

「品質管理」「管理技術」「専門技術」「一般教養」の4つの分科会を設け、現場からのニーズも踏まえて研修内容等を決めています。外部研修を受講してきた者が社内に持ち帰り講師役となって伝えたり、電気工事士技術を持った者が講師となり技術を教えたりといったことを通して全体のスキルアップ、技術向上を図っています。(別紙3参照)

中央職業能力開発協会のサービスを活用しキャリア講習会も開催しました。「女性リーダーキャリア形成講習会」を開催したところ大変好評で、管理職向け、一般向けと対象者を広げ、これまでに約150名の社員が受講しています。

次世代の人材育成が今後の課題として挙げられます。

「部下をやる気にさせ、成長させる」ために、リーダーや管理職の「まとめる力」が非常に重要となってきます。管理職が部下と良い関係構築ができることが職場の団結力にも繋がると考えます。

技術や技能は後からついてきます。個々の能力の向上、高度な技術や最先端の技術を追求していくといった面も大切にしつつ、安全安心な会社であるよう社員のベクトルを合わせて今後も創業者の教えである「人づくり」に取り組んでいきます。

主任クラスの一般社員に分科会研修の実行委員を任せています。参加者の募集から、講師の手配、司会進行まで任せることで、普段の業務とは異なる緊張感や責任感を持ち取り組んでいます。QCの発表、プレゼンテーション等人前で話す自信にもなり、良い成長の機会となっています。

別紙1:面接制度の手引き
別紙2:社内講習活動計画書
別紙3:能力開発組織図

携帯ホームページ

携帯版ホームページ では、緊急情報や厚生労働省のご案内などを掲載しています。

ホーム> その他> 人材育成事例304

ページの先頭へ戻る