人材育成事例296
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・農業機械・小型建設機械及び関連商品の販売・メンテナンス ・農業施設、住宅機器、物置・車庫、冷暖房設備、給排水設備機器、衛生設備機器の販売・メンテナンス並びに設計施工およびリフォーム ・一般建設工事の設計施工 ・自動販売機および度量衡器の販売ならびに設置に関する設計施工 ・ダイハツ自動車および関連商品の販売ならびに車検整備 ・輸出米事業 ((株)みちのくクボタ ウェブサイト) |
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◆取組み方針◆ ・社員の生活安定は経営の基本であり、生活向上は労働のエネルギーと考えます。 ・社員一人ひとりは無限の力を有しており、一人ひとりが知識においても知恵においても真心においてもプロとなることが、社員の幸福や会社の繁栄にとっても必要なことです。 ・失敗を恐れずチャレンジする気概を養うことも大事なことであり、これらの実現の為、社員の生活安定を図るために、人材育成を最重要課題として推進します。 ◆現状の課題◆ ・社員一人ひとりが自分の役割と位置を認識し、様々な能力を身に付けるため、平成27年度より管理職クラスから着手した階層別研修を、今年度は全階層に展開して行くことが必要です。 ・新人の早期戦力化は喫緊の課題であり、これは毎期不変であることから、昨年度着手した入社後3年間教育を体系化して軌道に乗せることが今年度後期の大きな課題の一つです。 ・上記と併行して取り組む大きな課題として、階層を柱とした、階層別研修、分野別研修のさらなる体系化(社員全員が確認可能なあり方)を整備することも必要です。 ◆教育活動の考え方◆ (1)社員一人一人が、その部門において果たすべき役割及び会社(所属部門)からの期待を理解・認識するために階層別研修を柱にした教育体系に則した研修を行います。 (2)特に、入社後3年未満社員については、農機部門における主力商品、周辺の関連商品の知識及び技能の向上に段階的かつ深みのある実践研修を企画し、基本教育を徹底します。なお、今後は中途入社社員に対する「サポート教育」についても体系の中に織り込み、早期に当社の一員としての戦力化に拍車をかけていきます。 (3)分野別研修については、部門ごとの職能別研修(専門能力)、公的資格取得促進のための特別教育、安全衛生に関する特別教育、ハラスメントや公正取引などの基本知識教育なども体系化して行き、公的資格では、特に、担い手対応等のニーズに基づく「土壌医」、顧客の信頼を得る国家検定の「農業機械整備技能士」取得への促進を図っていきます。 (4)階層別教育の実践活動として、今年度前期に着手した「5Sをテーマとした小集団活動研修」の全社展開を図り各部門が小集団活動を活用しての問題解決を日常化すると共に、副次的に『5S』の定着を併行し、会社が目指す「地域No.1拠店」づくりを行います。 |
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◆教育体系の構築◆ *『階層別(新人、若手、中堅、係長、課長、部長/経営陣)』 ※各階層、外部講師を依頼し1泊2日の日程で実施 *『職能別(管理技術、固有技術、資格取得)』 ※メーカー主導の技術研修や公的資格取得のサポート *『自己啓発(知識習得、通信教育、等)』 ※意欲をもって取り組む社員への補助 上記3つを柱とし年間教育スケジュールを計画し実施 ◆小集団活動研修の取組みについて◆ (1)全部門での事前研修実施 イ.今年度前期に取り組んだ「モデル職場」研修をベースに、趣旨説明・取組内容伝達のための事前研修を全社で一斉実施 ロ.実施担当:モデル職場研修受講の部長・グループ長(研修実施時期:1~3月) (2)小集団活動のテーマ イ.昨年度モデル職場研修で取り組んだ「5S」をテーマとします ロ.5Sは、整理、整頓、清掃、清潔、躾(5つの語のイニシャルが“S”であることから5Sと呼ぶ)で構成されています ハ.5Sの副産物は、社員の「安全」「業務効率」「業績」「収入」の向上に直結することであり、小集団活動を通じて取り組みを継続しやすいことから選定しました (3)年間特別表彰への推薦 小集団活動(テーマ:5S活動の取組み)を評価し、優秀なグループは年間特別表彰に推薦し、来年度の社員大会にて顕彰します |
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研修の課題として以下のことが主にあげられます ・スケジュールの調整が難しい (岩手県、青森県に拠点が分散しているため、集合教育を行う費用と時間の負担が大きい) ・研修で学んだことを継続していくのが難しい ・教育者が自社の社員の場合、時間の確保が難しい ・教育成果の測定が難しい ・費用対効果の計測が困難 |
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