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人材育成事例237

株式会社 モリタ
ライフとキャリアの両面から社員に寄り添い支える人材育成
情報掲載年度 2015年度
情報掲載日 2016/2/3
都道府県 大阪府
資本金 3億円以上
従業員数 300人以上
産業分類 卸売業・小売業

歯科医療器械・器具・材料・情報機器などの歯科医療全般にわたるハードウェアの流通、歯科医療情報などのソフトウェアの紹介、歯科医療システム構築、歯科医院開業・経営などの支援業務を行う歯科医療機器の総合商社です。


(株式会社 モリタ ウェブサイト)

当社は、今年100周年を迎えます。1964年に販売された初の歯科用水平診療台が世界の歯科医師の治療に革命を起こしました。

私たちは、人々の健康で笑顔あふれる心豊かな生活創造に役立つ最高の商品とサービスを提供しつづけることにより、幸福な社会の実現に貢献を目指して、歯科医療を通して理想的な診療環境づくりを推進しています。

当社の目指す人材像は「スーパージェネラリスト」です。

自分の担当業務以外の知識を増やし、お客様からの問い合わせに対して、担当部門に振らずに、一人で対応することで顧客満足につなげていくことを目指しています。

その「スーパージェネラリスト」を育成するため社内大学・MDBS(モリタデンタルビジネススクール)を立ち上げました。

内製化にこだわった多彩なプログラムが特徴です。具体的な取組みは次のとおりです。


(1)教育施策の実施機関MDBS(モリタデンタルビジネススクール)の強化

これまで拠点・部署単位で行ってきた勉強会や研修を体系化し、MDBSより全社へ発信。

具体的には、業務別・年代(キャリア)別・役職別の研修で、より実践的な知識とノウハウを提供しています。上司が『人材育成で困ったらまずはMDBSへ!』と意識してもらえるような活動を行います。


1)MDBSテキストの活用
MDBSの再雇用者を中心に、キャリアを重ねた社員と一緒に8冊のテキスト作成。
専門家である歯科医師がお客様のため、テキストを用いて、基礎知識等専門スキル向上を図る。学習の確認は、eラーニングによるテストを実施。
2)MDBS社内講師による研修
人材育成を行うMDBS所属の社員は、これまで培った経験等を活かし、再雇用者を中心に構成。
再雇用者3名・社員1名が社内講師として活動し、営業パーソンのスキルアップ・キャリア支援のための研修を企画及び実施。社内研修の7割は、社内講師によるカスタマイズされた内容で実施。2014年度は、延べ1,472名の社員が受講。1年に一回はMDBS研修を受講しています。
3)得意先支援
社内の人材育成に留まらず、パートナーである特約店及び仕入先メーカーへのキャリア支援も行います。具体的には、デンタル(歯科基礎)編、ビジネス編の内容を先方の要望にカスタマイズして実施。

(2)中堅からミドル・シニア社員まで一貫したキャリア支援

35歳、45歳、55歳、59歳(定年直前)の節目に「ライフ・キャリアデザインセミナー」を社内講師が2日間に亘り実施。社内講師は、JAVADA主催の「キャリア・シフトチェンジのためのワークショップインストラクター養成研修」を受講し、「キャリア・シフトチェンジ(役割転換)」「キャリア開発」のプログラムを一環して組み入れ、キャリアの振り返りと今後の職業人生を考える場を提供。

また、再雇用者をキャリア形成相談窓口の相談員や社内研修講師等に積極的に登用し活躍を支援。


1)ライフキャリアデザインセミナー35
キャリアの振り返り、自己理解から自分の強みを認識。ロールモデルとなる新任部長やOBから経験談の講話を聞き、今後の職業人生の方向性を探ります。
2)ライフキャリアデザインセミナー45
キャリアの振り返り、成功事例から自分の強みを再認識し、今後の職業人生の後半を考えます。
キャリアと共に、健康や経済といったライフスタイルについても振り返る内容。
内部環境・外部環境の変化に対応できるように支援。
3)ライフキャリアデザインセミナー55
定年後の再雇用を意識した内容。
初日は再雇用制度や外部環境の変化、年金等について講義中心。
2日目は、CSCワークショップを実施し、再雇用後の為の意識改革を促します。
再雇用者のOB社員の体験談、社内講師だから言える耳の痛い辛口のコメントで、再雇用後の心構えを伝えます。
4)ライフキャリアデザインセミナー59
ライフプランを中心に定年退職予定者向け(再雇用者も含む)に実施。夫婦同伴での参加を推奨。
再雇用制度、退職金、年金等、経済・健康・生きがいをテーマに行います。

(3)営業担当者のスキルアップ支援の為、営業資格制度を導入

営業スキルのある?ない?について、これまでは感覚的な判断に委ねられてきたため客観的な判断の基になる「ものさし」を導入。レベルは、3段階、管理職になるまで学習をします。

業界特有のテクニカルスキル分野は、MDBSが3段階の認定試験を実施。ビジネス分野は、外部の検定試験を中級レベルから受験し、社内試験と外部試験のどちらも合格し、段階的にスキルアップを図り、個人の成長を支援します。3段階のレベルと呼称は以下のとおり。


MDBSエキスパート3級(初級)
入社3年までに、テクニカルスキル初級分野の試験に合格。
MDBSエキスパート2級(中級)
入社5~6年頃までに、テクニカルスキル中級分野の試験に合格。
あわせてビジネスキャリア検定営業3級またはマーケティング3級のどちらかに合格。
MDBSエキスパート1級(上級)
入社10年前後までに、テクニカルスキル上級分野の試験に合格。
あわせてビジネスキャリア検定営業2級またはマーケティング2級のどちらかに合格。

これまで社員をサポートする様々な新しい施策を導入しましたが、今後は以下の3つの分野が課題と認識しています。


(1)再雇用希望者向け研修の導入

再雇用者が、定年後、職場の戦力として活き活き働いていくために、これまで経験したキャリアを棚卸し、キャリア・シフトチェンジを行う必要があります。

そのためにMDBSの先輩再雇用社員によるマインドリセット研修を企画し、導入のタイミングを検討しています。


(2)資格取得の推進

目指す人材像「スーパージェネラリスト」を育成強化する為、営業のみならず、全社員向けの資格制度構築が急務。

部門別資格取得要件の作成、取得に伴う通信教育・受講料の補助などの教育支援が課題です。


(3)人事制度改革

現行の人事制度の導入から8年半が経ち、より最適な人事制度を設計する為に新人事制度策定プロジェクトを発足。人事総務部メンバーに拘らず、ダイバーシティ人材マネジメントプロジェクトで活躍したメンバーを動員し、高いワークモチベーションと真のワークライフバランスを実現する人材の創出が、今後の課題と考えます。

【会長奨励】

携帯ホームページ

携帯版ホームページ では、緊急情報や厚生労働省のご案内などを掲載しています。

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