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人材育成事例233

豊田合成株式会社
自ら考え行動するグローバル人材を育成
情報掲載年度 2015年度
情報掲載日 2016/2/5
都道府県 愛知県
資本金 3億円以上
従業員数 300人以上
産業分類 製造業

当社は、ゴム・プラスチックなどの高分子系自動車部品、及びオプトエレクトロニクス製品(青色・白色LED等)の開発・製造・販売をてがけています。世界18の国と地域に66のグループ会社を有し、世界中のお客様にうれしさをお届けし、選ばれる企業集団を目指しています。


(豊田合成株式会社 ウェブサイト)

経営理念に掲げる「人間性の尊重」、そして「安全最優先」を基本とし、全ての従業員が安心して意欲的に働くことができる職場づくりに努めています。

・高い専門性と広い視野を併せ持ったプロ人材の育成
・グローバルに多様な人材を登用して地域課題への対応の強化
・地域・事業を超えた人的資源の相互補完とチームワークの発揮

以上の3つを「人材育成の柱」と掲げ、人材を計画的に育成しています。

当社では、すべての従業員が、中長期的に自らキャリアを描き、目指す姿に向け成長をしていけるよう、下記のような取組みを行っています。



<主な取組み>
■階層別教育制度の充実:各階層別(新入社員から役員に至る各階層)に教育プログラムを企画・実施。
■専門分野教育の充実:各階層別に必要な基礎教育と並行し、専門分野の教育も拡充。
技術領域や、モノづくりに必要な技能教育等を導入し、専門領域でも能力向上を図っている。
■職場OJTの強化:若手(1-3年目)に先輩社員がつき、マンツーマンにて仕事の進め方・キャリアの相談ができる仕組みの導入。
■語学教育の充実:自己啓発としてe-ラーニングの導入。また、若手を中心としたネイティブ講師による集中講習の実施。
■育成出向制度の導入:入社5年~9年目までの若手社員(大卒の場合)を対象に、海外拠点で現地スタッフとともに働くなどの1年間の海外実務研修を実施。早期より海外で働く上で必要な基本知識の習得と異文化の理解を促進。
■育成の指針となる「キャリアビジョン」導入と、人材育成における基準の設定:各部門にて部員の育成の指針となるキャリアビジョンを策定し、中長期的な視点での人材育成が図れるよう仕組みを導入。また、具体的な育成の基準を設定し、各階層で必要な能力・スキルを明確にし、目指すキャリアの実現のための人材育成を行っている。
■キャリア支援制度の導入:毎年上司と将来に向けたキャリアデザインを話し合う「自己申告・キャリアデザイン面談」制度の導入、年齢別(30歳、40歳、55歳)キャリアデザイン研修の実施。また育児期のキャリア形成支援として、育児休業から復帰する方を対象に「育キャリセミナー」を実施。
■公平な評価・処遇:能力成果主義に基づく合理性・納得性の高い評価・処遇制度の整備
■海外ナショナルスタッフへの教育:海外の幹部人材を対象にした「グローバル・エグゼクティブ・セミナー」、各地域の将来の部長候補を対象にした「ミドル・マネジメント研修」およびものづくり現場の監督者育成をめざした「TWI研修」を実施。


<主な効果>
・中長期での自らのキャリアを考える機会の提供による意識の向上:自らキャリアを考える仕組みを設けることで、めざす姿を描き、仕事へのモチベーションの向上へつながっている。
・基礎能力の向上/問題解決スキルの向上:問題解決能力実践評価(5段階)における 不合格者(評価2以下)の減少と職場での実践力の向上
・QC的な仕事の進め方に基づく改善力の向上
・女性管理職数増加:2人(11年度)→6人(14年度)

下記2点があげられます。

(1)従業員自らが「主体的にキャリアを形成していくこと」ができるよう、考え方や行動の浸透を図る
(2)「グローバル」をキーワードに、海外のナショナルスタッフも含めた人材育成の強化。また、将来の経営層の育成も重要課題ととしてとらえ、具体化・実現していく
【企業表彰】

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