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人材育成事例228

株式会社 日本マンパワー
キャリア開発支援のNo.1企業を実現するために
情報掲載年度 2015年度
情報掲載日 2016/1/20
都道府県 東京都
資本金 1億円以上~3億円未満
従業員数 100人以上~300人未満
産業分類 教育・学習支援業

昭和42年の創業以来、一貫して『人』と『キャリア』の支援に携わってまいりました。

「個人が組織の中でいきいきと働き、組織が個人を生かして発展していく」
この社会の実現のため、当社は事業理念である「CDS(キャリア・デベロップメント・システム)」をもとに、キャリア開発、キャリアカウンセリングなど様々なソリューションを提供しています。

CDSとはビジネスパーソン個々人が望ましい職業・人生を選択し、自己のキャリアを主体的に開発、発展することを通して、社会全体の進歩と成熟を図るシステムです。私たちの提供する様々なサービスの背景には、企業と個人との調和を念頭におき、企業の発展と人材の育成を戦略とした基本コンセプトであるCDSが息づいています。


(株式会社日本マンパワー ウェブサイト)
経営理念
1.人材開発を通して未来を創る。
2.会社には良い仕事を、人には良い仕事を。
3.国際的人材開発の総合機関。~自己啓発より人材育成まで~
4.社会(顧客を中心とした)のニーズに徹底的に対応し、社会性と営利性を追求しよう。
5.会社は人生大学。事実にもとづいた革新と成長の場としよう。

以上の5つの経営理念の下、企業経営ビジョン「キャリア開発支援のNo.1企業を実現する」を掲げています。


企業経営ビジョン「キャリア開発支援分野のNo.1を実現する」に連動した社員教育の基本理念「自助自立の生き方ができる人間になる」の下、求められる人材像※「NMP+S」を掲げ、教育研修制度やキャリア支援制度、目標管理制度、人材評価制度を連動させた施策に取り組んでいます。


※NMP+Sとは、N:No.1:No.1を目指して成長できる人材、M:Membership:自らの役割を果たし成果に貢献できる人材、P:Practice:自ら学び考え、実践できる人材、S:Smile:笑顔で感動を提供できる人材
●NMP人材開発体系策定

人材育成の基本方針と、目標に基づいた教育研修体系を策定。教育研修体系に基づいて、社員を対象に体系的な教育研修およびキャリア形成の機会を提供します。

●社長と思いを語る会

会社の牽引力を高めるための人材育成施策の一つとして実施。社長とマネージャー職から一般職の社員が、お互いの思いを語り合い、経営トップの考えにダイレクトに触れる機会を通じて、各人がそれぞれの業務担当の中で、より一段高い視座に立つきっかけとしました。

●NMP+Sチャレンジシート

会社の目標達成(業績向上)を推進するマネジメントツールとしての機能として、従来からの目標管理制度を、企業経営ビジョン達成と求められる人材像の浸透にドライブをかける目的で2年前にリニューアル。処遇反映システムとしての機能として、目標の達成度合いに基づき評価することで、個人の成果として処遇に反映させる仕組みです。

●私と会社の成長シート

上司と部下とのコミュニケーションツールとして2年前に導入し、今後の社員の能力開発の支援の具体的な方向性を、上司と共有するために使用していくものです。毎年1回「年間人事考課」のタイミングに合わせて、今後1年間の能力開発目標を設定し、1年後に取り組んだ結果を上司と振り返ります。ただし、当シートで設定した能力開発目標の達成度合い(成果)については、人事考課の対象とはしていません。

●会社と私の成長カード

中期経営計画の理解を深めると共に組織と個人のベクトルをリンクさせます。フォームは、組織と個人のベクトルと成長を具体的にリンクできるようシートを工夫したり、NMPチャレンジシートのアウトプット目標、私と会社の成長シートで掲げた能力開発目標なども記入を促すなど、ツール間の連動性を高める工夫も凝らしています。

●キャリアドック制度

求める人材像「NMP+S」の考え方に基づく人材育成・キャリア支援のひとつに位置づけ、自己成長を支援する施策として2年前に導入しました。毎年1回、原則社員の誕生日月に、仕事を中心としたキャリアについて、社外のキャリアカウンセラーに個別に相談できるしくみです。なお、キャリアカウンセラーは守秘義務を担っているので、相談内容について会社側への報告は一切ありません。また、キャリアドックを受けるにあたり、「ジョブ・カード」や、自社オリジナルツールを活用し実施しています。

●年代別キャリア開発研修

日本マンパワーの中でのそれぞれの役割の中で「自分なりのNo.1」を常に目指し、会社の方針や変化を自分事として捉える機会とします。『70歳まで働く時代の到来』を先取りし、自己研鑽を怠らず、学び続けながら仕事で成果を上げ、イキイキと働き人生を楽しみ、周りに好影響を与える牽引者となるための気づきを得ます。

●HRDアドバイザー認定制度(HRD=Human Resouroe Development:人的資源開発)

キャリア開発支援のコンサルタントとして、人材開発やキャリア開発に関する基礎的な知識を有する者として、自社内オリジナル研修プログラムを修了し、かつビジネス・キャリア検定試験「人事・人材開発」3級試験に合格し付与されます。社内能力開発と職業能力評価制度を兼ねた仕組みです。

●グッドジョブ!アワード

当社の求める人材像に近づくことで評価される表彰制度の一つ。四半期単位で業績貢献したチームや社員の「良い仕事!」を広く社内に広め、典型事例となる取組みを社員の成長実感につなげる意図で2年前からスタート。グッドジョブ!とは「良い仕事!」という意味で、社員一人ひとりが、現場レベルで「良い仕事をたたえあう、そして、つぎに向けてふみだすヒントを共有する」という思いを込めています。また、「グッドジョブ!」の中から、好事例に資する案件を年間の「ベストジョブ!」として事務局が推薦し、役員会にて審査・決定される年間表彰者にはオリジナルバッチが授与されます。


◆成果

求められる人材像の策定を皮切りに、2年前から継続している諸施策の効果として以下のような変化が伺えます。

・「社長と思いを語る会」を通じて、社長と社員と対話する場面が増え、経営者の考え方にダイレクトに触れたり、双方の距離感が近くなっています。
・「HRDアドバイザー認定制度」を通じた職業能力の向上、ビジネス・キャリア検定試験をはじめとする資格取得機運の広まりを見せています。
・「キャリアドック」の機会を契機にモチベーションを上げたり、自分自身のライフキャリアを見つめ直す社員が増えています。
・社員一人ひとりが自らリーダーシップを発揮し、新たなことにチャレンジするという行動力の一層の強化
・部門間の壁を越えるコミュニケーションの量と質の増強
・業績向上につながる社員の新たな知恵・知見が結合する活動への結びつけ
【会長奨励】

携帯ホームページ

携帯版ホームページ では、緊急情報や厚生労働省のご案内などを掲載しています。

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