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人材育成事例149

マイクロコート株式会社
次世代リーダー研修(幹部候補対象)
情報掲載年度 2012年度
情報掲載日 2013/1/21
都道府県 福岡県
資本金 1000万円以上~5000万円未満
従業員数 50人以上~100人未満
産業分類 情報通信業
・組込みソフトウェア受託開発

情報家電機器や携帯機器、自動車、産業機器の高機能化・高性能化に伴い、機器、装置にソフトを組込。


・組込みソフトウェア教育・研修

組込みソフトウェアについて実機を使用して体験することが可能。


・アプリケーションソフトの開発・設計

流通、金融、製造、公共、通信、サービス業など業務システム基幹業務の設計、開発・製造。


・ネットワークソリューション

複数のコンピュータを接続して、データのやり取りを行います。C/Sシステム、WEB構築、小規模LAN構築。


・アウトソーシング

情報システムの開発・運用・保守などの受託請負及び派遣。


・情報処理サービス・販売
パソコン、周辺機器やパッケージソフトウェア、データベース。
インターネット関連製品の販売・工事・保守。
ホームページ作成、管理、レンタルサーバ、メール管理。

当社は昭和56年9月に創業以来、30余年にわたり一貫してコンピューターソフトウェアの開発に携わってきました。この間コンピューターは飛躍的に発展し、それに伴い必要とされるソフトウェアも時代と共に変化してきました。この変化の中で今日まで事業が継続できた要因として3つ挙げることができます。それは


1.常に時代の変化の兆しを把握して、ソフトウェア開発を進めてきました。
2.顧客ニーズに応えるのみならず、時代を先取りした提案をして潜在ニーズを顕在ニーズに変えてきました。
3.仕事のやり甲斐とは何かを常に問いかけながら、社員の能力開発を行い、できないことができるようになった歓びをソフトウェア開発の原動力にしてきました。

当社が今後30年間発展できるか否かは社員の「やる気と能力」にかかっているといっても過言ではありません。これからも社員教育を通して高品質のソフトウェア開発を推進してお客様に満足を提供し、それが社員のやりがいとなる会社を創っていく所存です。

(1)次世代リーダー研修「他社事例研究による企業調査など」 月1回×7回(年間)

第1回 経営幹部のリーダーシップ

◇組織を挙げて大切にしていることは何か。リーダーは組織が求めているWhatとWhyを理解しなければならない。
◇そのことを社内にどのように浸透、共有化しているか。How Toにリーダーの個性が反映される。リーダーシップ理論には理想のリーダーに向かって努力すべきと状況に応じてリーダーの行動は変えるべきという状況論があるこを銘記する必要がある。

第2回 事例研究 「R大阪」(高級ホテル) 前編

◇神秘的と呼ばれる感動の顧客サービスの秘密はどこにあるのかを探る。
(顧客と市場の理解)
a.顧客の要望をセグメント化して明確化しているか。
顧客が求めていることはひとり一人異なるが、セグメント化することで顧客タイプを把握することができる。

第3回 事例研究 「R大阪」(高級ホテル) 後編

◇エンパワーメント 顧客満足を生き甲斐とする従業員
(顧客との信頼関係)
a.顧客が苦情や意見を言い易い環境を作っているか。
(顧客満足)
b.顧客満足度を把握しているか。

第4回 事例研究 「I食品工業」(寒天などの製造)

◇社員の幸福を追い続ける、遠きを図る経営
(チームワーク)
a.最高のチームワーク=家族の心、助け合う「結」の精神

第5回 事例研究 「M工業」1(電設資材等の製造販売)

◇指示命令、管理なし。考える社員が育つ破天荒経営
(社員の自立的行動と成長)
a.社員に自主性、創造性、革新性を発揮させるための環境条件
・自ら判断し行動する権限
b.仕組みづくり
・組織横断的プロジェクト 職場単位プロシジェクト

第6回 事例研究 「O教育出版」(健康食品通信販売)

◇人が輝く人間尊重の経営 働くことを楽しむ社風づくり
(事業貢献意欲の向上と組織変革能力の発揮)
a.表彰制度により行動変容と行動強化
b.感謝のメッセージカードプレゼント

第7回 事例研究 「NT南国」(自動車ディーラー)

◇人間がチカラ 最高のやり甲斐を生み出す風土。仕事をさせられているのではなく、自分が事業を展開しているという経営者意識に立った時、仕事のやりがいはピークに達する。
(参画意識と自立意識)
a.自ら考え、自ら判断、自ら行動が成長の糧。
b.部下の教育(OJT、Off-JT、SDの組み合わせ)

(2)新入社員ビジネスマナー講座 3日間
◇社会人としての基本(心構え 身だしなみ 挨拶 敬語)
◇組織人としての基本(来客応対 名刺交換 ビジネス電話)
◇組織活動と役割責任(役割認識 命令の受け方報告の仕方 仕事の進め方)

コンピューターの技術はすさまじい早さで進んでおり、このスピードより半歩先の技術を身につけ活用することが急務となっていますが、一方技術者は多忙で新技術を学ぶ機会がないのが現実です。このような状況で能力開発を進めるには OJT、OFF-JTの教育システムだけではなく、最近の技術のトレンドや動向をキャッチする能力が必要になってくると思います。


(3)ソフトウェア 技術の伝承

技術者が不足する中で若手社員の戦力化を急がねばなりません。しかし、なにをどのように教えていけばよいのか、マネージャーもベテラン社員も統一された指導技術はなく、それぞれの経験を頼りにその場限りの指導で終わっています。

目標設定から人事考課から面接、OJTへと円滑なマネジメントが展開できるか否かがカギですが、既に目標シートは全員が作成しており、今後は社員一人一人が面接を通して自己目標や能力開発に取り組むことが期待されています。

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