人材育成事例024
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(株式会社パルソフトウェアサービスウェブサイト) | |||||||||||||||
人の成長こそが、企業を強くし、企業の成長につながるという考えが根底にあり、教育はすべてに優先されている。 社会人の教材は仕事である。仕事を通じて個人の能力を高めるとともに、社会的認知の観点から資格取得等で外部的評価を得る。能力と成長の好循環を期待している。 会社は、社員が心がけるゴールドスタンダード・ベーシック(行動指針)を浸透させることにより、社員が自主的に「気づき」「行動を変える」ための仕組みを作り、社員の取組を、会社が支援する仕組みになっている。 |
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<キャリア形成支援の導入に至った背景、時期
> 創業して10年ほど経過したとき。 新しく増えていく社員に、創業の想いを伝えていく必要を感じて、ゴールドスタンダードとして明文化した。 <支援の内容> ■ゴールドスタンダードをを浸透させるために 毎日朝礼でゴールドスタンダードを唱和し、ゴールドスタンダードの精神が社員に浸透するよう図っている。朝礼では、当日担当になった社員が、割り当てられた番号の項目を唱和した後、その項目に関して自身が日頃意識している行動や、お客様との体験を通じて感じたことなどをスピーチし、ほかの社員にも共有している。このように、ただ単純に唱和するだけではなく、全員にスピーチの担当が巡り、成功や失敗の体験を振り返りながら事実を共有させることで、ベーシックに書かれている一つひとつの事項の意義を毎朝全員で考えるようにしている。 <支援に対する従業員の反応、満足度等> ■ゴールドスタンダードの浸透 ゴールドスタンダードは、基本的には、気づきを基本とする行動指針であるため、通常の業務の遂行に際しても、社員自らが気づき行動に移せるような機会が数多い。 毎朝の朝礼・清掃・リーダー会・衛生委員会などメンバーで関わり、考える機会が多い。 <支援による効果、成果(業績との関係など) > ゴールドスタンダードが浸透しはじめてから、社員に自ら気づき・考えて行動する習慣が身についているため、社員の問題解決能力が高まっていることを実感している。 |
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成長スピードを加速させることが必要。 業界的にも求められる能力が多岐にわたり、変化に迅速に対応することが必要。 会社は、自らが気づき、成長するための仕組みを作っているが、「気づき」「行動を変える」ところは、個々人に感度や行動スピードの差がある。 また、管理職の意識・スキルにも差があり、全体として、成長スピードがゆるやかなことが課題である。また、キャリア・目標に対する意識を確実に定着させるため、入社時や3年目、5年目などの節目に当たる社員に対し、キャリア・目標の設定を継続的に行いたい。 |
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【会長奨励】 | |||||||||||||||
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