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子ども虐待による死亡事例等の検証結果等について
社会保障審議会児童部会児童虐待等要保護事例の検証に関する専門委員会
子ども虐待による死亡事例等の検証については、決して子どもの死を無駄にすることなく、今後の再発を防止するため、事例を分析・検証し、明らかとなった問題点・課題から具体的な対応策の提言を行うことを目的として、平成16年10月に社会保障審議会児童部会の下に「児童虐待等要保護事例の検証に関する専門委員会」(以下「本委員会」という。)が設置され、これまで14次にわたって報告を取りまとめてきました。
今回、本委員会では新たな試みとして、平成30年3月に発生した事例のみを検証し、事例から問題点を抽出して、それに対する対応策をまとめました。
これは、本事例が自治体間をまたがる課題等もあることから、本委員会において、関係自治体と連携を取りながら、当該自治体の検証結果を待たずに並行して検証等を行ったものです。
なお、本事例は現在も公判係続中であることから、検証の時点で明らかとなった情報に基づいて取りまとめを行ったものであることを申し添えます。
また、検証事例の概要等については、プライバシー保護の観点から、個人が特定されないように配慮しています。
厚生労働省としては、本報告の提言を受け、児童虐待防止策をより一層推進していくとともに、地方公共団体、その他の関係者に周知を図り、本報告の実現に向けた取組を進めます。
平成30年10月3日
厚生労働省子ども家庭局
家庭福祉課虐待防止対策推進室
室長補佐 國松 弘平(内線4892)
保健指導専門官 中前 日里(内線4894)
主査 薗田 成央(内線4897)
(代表電話) 03-5253-1111
(直通電話) 03-3595-2166
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