大臣官房国際課国際協力室
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第3回ASEAN+3社会福祉大臣会合について
【日程・場所】
平成22年11月26日(金) 於ブルネイ
【出席者】
我が国からは村木総括審議官(国際担当)が出席。
【開催概要】
○ 「家族制度・役割の強化:高齢者福祉の推進」をテーマに社会福祉分野における共通課題や技術協力等について意見交換が行われ、共同宣言が採択された。
○ 村木総括審議官より、地域包括ケア等の高齢者福祉施策に関する我が国の取組み、ASEAN・日本社会保障ハイレベル会合等のASEAN地域へのこれまでの協力を踏まえ、域内協力推進の必要性についてスピーチ。
○ 以下を主な内容とする共同宣言を採択。
- 人材開発、社会福祉及び正義への公平なアクセスをASEANの人々へ提供することによって、ASEANの人々の健康と暮らしを向上させることが、ASEAN憲章に規定されたASEANの目的の一つであることを指摘。
- 特に女性、子ども、高齢者及び障害者といった社会的に脆弱なグループの利益と権利を保護し、公平な機会を提供するとともに、生活の質と生活水準の向上に向けた対策に重点を置いた人間指向のASEANを構築するための優先事項を再確認した。
- ASEAN+3の国々における、平均寿命の上昇に伴う高齢化の傾向と、社会的支援が必要な高齢者への適切なケアとサポートを提供するという課題に取り組む必要性を認識し、ケアとサポートの提供、そして高齢者の生活の質と健康の促進におけるASEAN+3の協力の重要性を強調した。
- 第8回ASEAN日本社会保障ハイレベル会合に注目した。
- 次回は2013年にカンボジアで開催。
以上