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腸管出血性大腸菌感染症の予防対策について(H19.08.08)

健感発第 0808001号
食安監発第0808004号
平成19年8月8日





都  道  府  県
保健所設置市
特     別     区




衛生主管部(局)長 殿

厚生労働省健康局結核感染症課長

厚生労働省医薬食品局食品安全部監視安全課長


腸管出血性大腸菌感染症の予防対策について

 腸管出血性大腸菌感染症については、毎年感染者が発生しており、平成18年においては、報告数3,910名(うち、死亡者数6名)と なっています。また、本年の、第29週まで(1月1日から7月22日まで)の報告数は1,538名であり、昨年の同時期までの報告数1,289名 よりも多くなっています。さらに、個別発生事例を見ると、保育施設において、腸管出血性大腸菌感染症(O157)の集団感染が発生し、 3歳児が死亡した事例などが発生しています。

 腸管出血性大腸菌による食中毒についても、本年5月、学生食堂において患者数400名を超える大規模食中毒が発生しています。

 ついては、腸管出血性大腸菌感染症及び食中毒の予防のため、関係機関に対し手洗い・消毒の励行、二次感染の防止、食肉の 衛生的な取扱い、生食用食肉の販売自粛等に努めるよう指導するとともに、広く住民の方々に対して、血便等の腸管出血性大腸菌感染が 疑われる症状を発症した場合には速やかに医療機関を受診するべき旨の注意喚起をして頂くようお願いします。

 また、従来より周知している「O157Q&A」を最新の知見を踏まえ改定し、別添のとおり「腸管出血性大腸菌Q&A (PDF:321KB)」としてとりまとめましたので、関係機関等への周知をお願いします。

(参考)

「若齢者等の腸管出血性大腸菌食中毒の予防について」(平成19年4月17日付け食安監発第0417001号)

「飲食店における腸管出血性大腸菌食中毒対策について」(平成19年5月14日付け食安監発第0514001号)

「大規模腸管出血性大腸菌食中毒の防止について」(平成19年7月31日付け食安監発第0731002号)


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