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平成24年9月28日 医薬食品局監視指導・麻薬対策課 (担当・内線) 課長補佐 末吉(2781) 係長 池田(2796) (電話代表) 03(5253)1111 (夜間直通) 03(3595)2436 |
麻薬・覚醒剤乱用防止運動の実施について
1.趣旨
日本での薬物乱用の現状は、薬物事犯での検挙人員の大多数が覚醒剤事犯によるものとなっており、依然として深刻な状況です。
薬物の乱用は、単に乱用者の身体、生命に危害を及ぼすのみならず、青少年の健全な育成を阻み、家庭を崩壊させ、社会の秩序を乱す等の大きな悪影響を及ぼします。
本運動は、このような麻薬、覚せい剤、大麻、シンナー、違法ドラッグ(いわゆる脱法ドラッグ)等の薬物乱用による弊害を広く国民一般の方々に正しく認識してもらい、国民が一体となってこれに立ち向かう態勢を作り、もって薬物乱用による弊害の根絶を期することを目的として全国的に展開するものです。
特に最近では、繁華街やホームページなどで公然と販売され、気軽に購入ができてしまう「合法ハーブ」と称した違法ドラッグの乱用が原因と考えられる事件が多発している状況を受けて、新たに今年8月に薬物乱用対策推進会議で「合法ハーブと称して販売される薬物に関する当面の乱用防止対策」(以下、対策)が策定されたところです。
本大会はこの対策を受け、その乱用が急速に拡大し、憂慮すべき状況にある違法ドラッグはたとえ「合法」などと称していても、麻薬や覚醒剤と同様かそれ以上の健康被害のおそれがある危険な物質であることを理解してもらうための啓発を行います。
2.実施期間
平成24年10月1日(月)から11月30日(金)までの2か月間
3.実施機関等
主 催:厚生労働省、都道府県
後 援:公益財団法人麻薬・覚せい剤乱用防止センター
協 賛:薬物乱用対策推進会議、警察庁、法務省、最高検察庁、財務省、
文部科学省、海上保安庁
4.主な実施事項
(1)政府による啓発活動
ア.厚生労働省と都道府県の共催による麻薬・覚醒剤乱用防止運動地区大会の開催
地 区 名 | 大 会 名 | 開 催 日 | 開 催 場 所 |
北海道・東北地区 | 秋田大会 | 10月18日(木) | 秋田市文化会館 |
関東信越地区 | 東京大会 | 11月25日(日) | よみうりホール |
東海北陸地区 | 愛知大会 | 10月14日(日) | 名古屋市公会堂 |
近畿地区 | 京都大会 | 11月 4日(日) | シルクホール(京都産業会館) |
中国・四国地区 | 鳥取大会 | 10月8日(月) | 米子コンベンションセンター国際会議室 |
九州地区 | 九州地区大会 | 11月17日(土) | 鹿児島市民文化ホール第2ホール |
沖縄地区 | 沖縄大会 | 11月2日(金) | 浦添市でたこホール |
特に違法ドラッグについてより重点的に行う。
ウ.麻薬・覚せい剤乱用防止功労者の表彰
エ.正しい知識を普及するためのポスター、パンフレット等の作成・配布
特に違法ドラッグについて啓発すべき内容を充実させたものを作成する。
(2)都道府県の主催による大会の開催
都道府県 | 大 会 名 | 開 催 日 | 開 催 場 所 |
富山県 | 薬物乱用防止セミナー(兼 富山県薬物乱用防止指導員大会) | 11月17日(土) | いきいきKAN多目的ホール |
静岡県 | 薬物乱用防止県民大会 | 11月17日(土) | 袋井市立中央公民館大ホール |
滋賀県 | 薬物乱用防止推進大会 | 11月14日(水) | 栗東芸術文化会館さきら |
奈良県 | 薬物乱用防止街頭キャンペーン~STOP THE DRUGS!~ | 10月26日(水) | イオンモール橿原アルル |
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