第８回 「国際アビリンピック」 （障害者技能競技大会） の金メダリスト２名に内閣総理大臣表彰を授与

　平成23年９月に開催された、障害者を対象とした職業技能を競う国際大会、「第８回国際アビリンピック」（於：韓国・ソウル）へ日本選手団として派遣され、金メダルを獲得した馬場　末義（ばば　すえよし）さん（鹿児島県・義肢製作）と、木戸　健裕(きど　てるひろ)さん（山口県・データベース〔基礎〕）の２名に、内閣総理大臣から「障害者技能表彰」（※）が授与されることが決定しました。表彰式は、２月中に開催する予定です。

障害者技能表彰者（第８回 国際アビリンピック金メダリスト）一覧
○参加種目　　　　　　　　　義肢製作
○氏名　　　　　　　　　　　　馬場　末義(ばば　すえよし)
○都道府県　　　　　　　　　鹿児島
○勤務先、所属団体名　　株式会社中礼義肢製作所

○参加種目　　　　　　　　　 データベース(基礎)
○氏名　　　　　　　　　　　　木戸　健裕(きど　てるひろ)
○都道府県　　　　　　　　　 山口
○勤務先、所属団体　　　　山口県立山口総合支援学校

「義肢製作」：　与えられた石膏モデルと材料を使って、ＰＴＢ式下肢義足の内側軟質インサートソケットと外側硬質ソケットを作成し、完成度を競う競技
「データベース（基礎）」：　パソコンを使用して、定められたデータ入力と入力済みのデータを編集し、正確に入力・編集されたデータの数を競う競技

※「障害者技能表彰」とは
障害のある人の職業能力の向上を図るとともに、広く障害のある人に対する社会の理解と認識を高め、その雇用の促進を図ることを目的に創設されました。（１）独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構が派遣した国際アビリンピックでの金賞受賞者に対しては、内閣総理大臣が表彰を行い、（２）全国障害者技能競技大会で成績優秀者に対しては、厚生労働大臣が表彰を行います。

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