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平成29年10月6日

医薬・生活衛生局 

 食品監視安全課 

   課長:道野 (内線2471) 

   担当:福田、岡本 (内線4241、4242) 

   (電話代表) 03(5253)1111 

   (電話直通) 03(3595)2337  

 食品基準審査課 新開発食品保健対策室 

   室長:森田 (内線4220)  

   担当:山田、永田 (内線4282、4270) 

   (電話代表) 03(5253)1111  

   (電話直通) 03(3595)2341 

報道関係者各位


食品衛生法に基づく安全性審査を経ていなかった遺伝子組換え微生物を利用した添加物についての対応(第2報)

 食品衛生法に基づく安全性審査を経ていなかった遺伝子組換え微生物を利用した添加物「リパーゼ」及び「ホスホリパーゼ」について、食品安全委員会で安全性が確認され、本日(106日)、当該添加物を製造工程に使用した植物性原料油脂の輸入、販売等が可能になったことから、当該油脂の輸入者に対する輸入、販売の取りやめ等の指示を解除したことをお知らせします。

 

○ 平成28年9月15日に「組換えDNA技術応用食品及び添加物の安全性審査の手続き」(平成12年厚生省告示第233号)第3条に定める安全性審査を経ていなかったことが判明した遺伝子組換え微生物を利用した添加物2品目(「リパーゼ」及び「ホスホリパーゼ」)について、平成2810月5日に食品安全委員会に食品健康影響評価の諮問を行い、「リパーゼ」については、平成29年8月21日に、「ホスホリパーゼ」については、本日、安全性審査の手続を経た旨公表し、当該添加物を製造工程に使用した植物性原料油脂及び当該油脂を用いた食品の輸入、販売、流通等を可能としました。

 

   なお、平成28年当時、当該添加物を製造工程に使用した植物性原料油脂を輸入した株式会社カーギルジャパン及び三菱商事株式会社に対しては、当該油脂の輸入、販売を取りやめるよう指示していたところですが、当該油脂の輸入者に対する輸入、販売の取りやめ等の指示を解除しました。

また、当該油脂を用いた流通済み食品の販売、流通の取りやめ等については、食品安全委員会の評価結果を見て判断することとしていましたが、食品安全委員会で安全性が確認されたことから不要と判断しました。

 

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