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平成29年7月7日 【照会先】 健康局結核感染症課 課長補佐 野田 博之 (2373) 課長補佐 大塚 和子 (2376) (代表番号) 03(5253)1111 |
報道関係者各位
夏休みの海外旅行では感染症に注意しましょう
海外で気を付ける感染症情報をホームページで提供
夏休みには、多くの方が海外へ渡航されます。海外で感染症にかからないようにするためには、感染症に対する正しい知識と予防法を身に付けることが大切です。
厚生労働省は7月7日に、海外で気を付ける感染症に関する情報を提供するホームページを更新しました。ホームページでは、海外の感染症を感染源で分類し、その症状や現地での具体的な対策を一般の方に分かりやすく紹介するほか、啓発用ポスター、リーフレットを掲載しています。これらについては、各検疫所を通じて空港などでも掲示し、海外渡航者への注意喚起を徹底します。
報道関係者におかれましては、海外渡航者への情報提供と注意喚起に御協力をお願いいたします。
なお、海外での感染症に関する更に詳しい情報は、検疫所ホームページに掲載しています。
記
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/travel-kansenshou.html
■厚生労働省検疫所ホームページ https://www.forth.go.jp/
■啓発用ポスター(左から「鳥が媒介する感染症」「蚊が媒介する感染症」「狂犬病」の注意喚起)
蚊媒介感染症及びダニ媒介感染症の予防啓発のためお笑い芸人の“スギちゃん”を起用しポスター及びリーフレットを作成しました
「蚊やダニに咬まれちゃうぜぇ~」
厚生労働省は、お笑い芸人の“スギちゃん”とコラボレーションし、蚊媒介感染症及びダニ媒介感染症の予防啓発のためのポスター及びリーフレットを作成しました。
デング熱やジカウイルス感染症などは、蚊によって媒介される感染症です。通常、日本では発生の見られないこれらの蚊媒介感染症は、海外で多く発生しており、デング熱に関しては、海外で感染し、帰国・来日した後に発症した人が今年に入ってから6月11日までに78名確認されています。日本の本州以南に生息するヒトスジシマカも、デング熱などを媒介することが可能なため、海外で感染し帰国・来日した人を起点として、国内での感染が起こる可能性があります。海外でも国内でも、蚊が多く生息する場所で活動する場合は、でぎるだけ肌を露出せず、虫よけ剤を使用するなど、蚊に刺されないよう注意してください。
また、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、クリミア・コンゴ出血熱など、ダニによって媒介される感染症もあります。蚊と同じように、ダニが多く生息する場所に入る場合は、できるだけ肌を露出せず、咬まれないように注意してください。
■ 蚊媒介感染症 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164483.html
■ ダニ媒介感染症 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164495.html
■啓発用リーフレット