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平成28年9月2日 【照会先】 老健局 総務課 認知症施策推進室 室長 宮腰 奏子 (3867) 室長補佐 高橋 洋平 (3915) 認知症対策専門官 大田 秀隆 (3891) (代表番号) 03(5253)1111 (直通番号) 03(3595)2168 |
報道関係者各位
日英共同パートナーシップによる「認知症サポーター大使」として、三浦雄一郎氏(プロスキーヤー、冒険家)を任命しました
~認知症高齢者等にやさしい地域づくりと認知症サポーターの国際展開を推進~
厚生労働省は、このたび(9月1日)、日英共同パートナーシップによる「認知症サポーター大使」として、三浦雄一郎氏(プロスキーヤー、冒険家)を任命しました。
「認知症サポーター大使」は、認知症高齢者等にやさしい地域づくりと認知症サポーター(※)の養成に取り組んでいる日英両国において、厚生労働省塩崎大臣と英保健省ハント大臣の合意のもと、日英で連携してこれらの国際展開を推進することを目的として任命しています。
上記取組を世界中に広報する役割を担うことになった三浦氏は、英国の「認知症サポーター大使」であるキャリー・マリガン氏(俳優)とも連携しながら、認知症高齢者等にやさしい地域づくりと認知症サポーターの国際展開に関する取組を世界に広めていく予定です。
※「認知症サポーター」とは:認知症に関する正しい知識と理解を持ち、地域や職域で認知症の人や家族に対して、できる範囲での手助けをする人。都道府県、市区町村などの自治体では、一般住民、学校、地元企業などを対象に、認知症サポートに関する住民講座を開催しています。
(参考)日英両大臣による合意事項のポイント
目標 |
日英共同パートナーシップのもと、認知症高齢者等にやさしい地域づくりと認知症サポーターの取組を国際的に拡大する。 |
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内容 |
1 |
「認知症サポーター大使」の活動などを通して、認知症サポーターをはじめとする認知症高齢者等にやさしい地域づくりとして、両国が推進している取組についてその経験や教訓を世界に広める。 |
2 |
ワークショップの開催などを通じて、このような活動に賛同する国や NGO などを結びつけ、ネットワークを形成していく。 |
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3 |
認知症高齢者等にやさしい地域づくりや認知症サポーターがもたらす取組の効果等について、国際共同研究を実施していく。 |
【三浦雄一郎氏の略歴】
1932
年、青森市生まれ。プロスキーヤー、冒険家。1964年、イタリア・キロメーターランセに日本人として初めて参加し、時速172.084キロの当時の世界新記録を樹立。1966年、富士山直滑降。1970年、エベレスト・サウスコル8,000m世界最高地点スキー滑降(ギネス認定)を成し遂げ、その記録映画
『THE
MAN WHO SKIED DOWN EVEREST』
は米アカデミー賞を受賞。1985年、世界七大陸最高峰のスキー滑降を完全達成。2003年、次男の豪太氏とともにエベレスト登頂。当時の世界最高年齢登頂記録(70歳7か月)樹立。2008年に75歳で2度目、2013年に80歳で3度目のエベレスト登頂〔世界最高年齢登頂記録更新〕を果たす。2013年9月、厚生労働省より「いきいき健康大使」に任命。記録映画、写真集、著書多数。83歳。
【キャリー・マリガン(Carey Mulligan)氏の略歴】
1985 年、英国ロンドン生まれ。俳優。2009年公開の映画『17歳の肖像』にて英国アカデミー賞主演女優賞、米アカデミー賞主演女優賞ノミネート他、受賞歴あり。祖母が認知症であり、英 Altzheimer’s Society のイベントなどに協力。31歳。
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