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平成27年7月23日 【照会先】 労働基準局労災保険業務課 課 長 荻原 俊輔 課長補佐 田中 大介 (代表電話) 03(3920)3311(内線334) (直通電話) 03(3920)3791 |
報道関係者各位
労災保険等支払証明書の誤送付について
厚生労働省は、労災保険等支払証明書※(以下「支払証明書」という)を誤って別の事業所に送付したことについて、下記のとおりその事実を確認の上、必要な措置を講じましたので、概要をお知らせします。
今回の件につきまして、関係者をはじめ、皆さまにご心配、ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
※厚生労働省から労災保険給付の支払振込通知を受け取った方が、その通知書を紛失するなどした場合に、同内容を証明するもの。
記
1 事案の概要
労災保険受給者の支払証明書の発行に際して、申請のあった事業場に対し、別の申請のあった事業場の支払証明書を誤って同封し送付したことが、平成27年7月13日に当該事業場からの当課あて電話により判明した。
2 発生原因
複数の担当者で支払証明書を郵送するための準備、確認作業を行っていたところ、別の申請のあった事業場の支払証明書が同封されていたことに複数の担当者とも気付くことがなく、封緘(ふうかん)し送付手続きを行ったことが原因である。
3 関係者への説明
平成27年7月13日、直ちに労働局職員が、誤送付した事業場を訪問し、事実経過を説明、謝罪するとともに、当該支払証明書を回収した。また、本来送付すべき事業場及び所属労働者(労災保険受給者)に対しては、平成27年7月15日、労働局職員が訪問し、事実経過を説明、謝罪するとともに、誤送付した支払証明書を手渡し、了承を得た。
4 再発防止対策
(1)支払証明書の発行にあたっては、複数の担当者で封筒の宛先と支払証明書の氏名等を確認していたところであるが、今後は、さらに封緘の直前に封筒の宛先を読み上げ、封入する支払証明書と一致しているか最終確認することを徹底する。
(2)このためのチェックリストを作成するとともに、個人情報の適切な管理・取扱について職員に徹底を図る。