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平成26年9月29日 【照会先】 健康局結核感染症課 感染症情報管理室長 中嶋 建介 (2389) 課長補佐 難波江 功二 (2373) (代表) 03-5253-1111 |
報道関係者各位
デング熱の国内感染症例について(第二十一報)
国内でデング熱に感染したことが確認された患者が、新たに3名報告されました(別添1)。当該症例については、関係自治体から公表されていますので、合わせてお知らせします(別添2)。
また、9月18日に公表した、症例番号132(静岡県在住。推定感染地不明。)の患者から検出されたウイルスを検査したところ、血清型はデングウイルス1型でしたが、遺伝子配列は、これまでに確認された代々木公園周辺等で感染したと考えられる患者から検出されたウイルスのものとは異なることが明らかとなりました。このことから、本症例は、代々木公園等を推定感染地とする症例からは独立した、他の輸入症例を起点とする感染事例と考えられます(推定感染地は不明)。なお、当該患者周辺で、他にデング熱様の症状を示す人は現時点では確認されていません。
引き続き、関係自治体と連携しつつ、デング熱の国内発生症例の情報収集を進めるとともに、デング熱への対策を講じていきます。
○ 屋外の蚊が多くいる場所で活動する場合は、できるだけ肌を露出せず、虫よけ剤を使用するなど、蚊に刺されないよう注意してください。
○ デング熱に感染しても重症化する場合はまれ。蚊に刺されてから3-7日程度で高熱のほか、頭痛、目の痛み、関節痛等の症状が見られれば、デング熱の可能性もあるため、早めに医療機関を受診してください。
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