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平成26年9月26日

【照会先】

大臣官房国際課国際協力室

課長補佐 荒木 康弘 (7302)

(代表電話) 03(5253)1111

報道関係者各位


第6回 ASEAN+3保健大臣会合で我が国の保健分野での貢献を表明

1. 日程・場所

平成26年9月19日(金) 於 ベトナム(議長国)

2. 出席者

我が国からは永岡桂子厚生労働副大臣が出席した。

3. 開催概要

    2015年以降のASEANコミュニティの保健の改善」をテーマに保健分野における共通課題や技術協力等について意見交換を行った。

    永岡副大臣より、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)、災害医療、高齢化対策、ASEAN健康イニシアチブ等に関するASEAN地域への我が国からの協力と、域内協力の推進の必要性について演説を行った。

    一般討論「非感染性疾患の予防と管理に向けたプライマリ・ヘルスケアの強化」では、各国の間で意見及び経験の共有を行った。永岡副大臣は、非感染性疾患への取組として、UHC [1] や健診のみならず、地方自治体や企業、NGO等を含む様々なステークホルダーの参加の重要性について指摘した。

    以上の討議を経て共同宣言を採択した。共同宣言の主要な論点は以下の通り。

-       各国の非感染性疾患対策を促し、健康的なライフスタイルの選択を容易にする環境を増進するよう求める。

-       UHCは地域の社会の持続的発展に重要であり、UHCをASEAN+3首脳会合(201411月:ミャンマーにて開催)の場の議題として取り上げるよう求める。

-       日本の高齢化対策、災害医療、ASEAN保健イニシアチブに関するASEAN地域への貢献に感謝する。

-       次回は、2016年にブルネイで開催する。



[1] ユニバーサル・ヘルス・カバレッジとは、すべての人が基礎的な保健サービスを、必要な時に負担可能な費用で享受できる状態と WHO は定義している。

 

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