平成26年　民間主要企業春季賃上げ要求・妥結状況を公表します

～平均妥結額は6,711円で前年比1,233円増、賃上げ率は2.19％で前年比0.39ポイント増～

厚生労働省では、労使交渉の実情を把握するため、民間主要企業の春季賃上げ要求・妥結状況を毎年、集計しています。

このたび、平成26年の集計結果を以下のとおりまとめましたので、お知らせします。

【集計対象】

　資本金10億円以上かつ従業員1,000人以上の労働組合のある企業のうち、妥結額（定期昇給込みの賃上げ額）などを把握できた314社。

【集計結果】

　○ 平均妥結額は6,711円で、前年（5,478円）に比べ1,233円の増。

　　また、現行ベース（交渉前の平均賃金）に対する賃上げ率は2.19％で、前年（1.80％）に比べ0.39ポイントの増。賃上げ率が２％を超えるのは平成13年以来。（第１表・第２表）

○ 具体的な要求額を把握できた284社の平均要求額は8,618円で、前年（5,916円）に比べ2,702円の増。（第１表）