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平成26年7月15日

【照会先】

労働基準局労災保険業務課

課   長  藤永 芳樹

課長補佐  千葉 茂雄

<代表・直通電話> 

(代表番号) 03(3920)3311(内線331)

(直  通) 03(3920)3745

報道関係者各位


請負業者による労災年金定期報告書の誤送付について

 労災年金定期報告書(※)(以下「定期報告書」という。)の印刷・封入封緘業務を受注した請負業者(以下「業者」という。)が当該業務を実施する際に生じた誤送付について、厚生労働省として、下記のとおりその事実を確認の上、必要な措置を講じましたので概要をお知らせします。




1 事案の概要
   業者が、異なる労災年金受給者(以下「受給者」という。)の定期報告書を同一封筒に封入して送付し、個人情報を漏えいさせた事案が平成26年5月12日から6月20日までに4件発生した。
   定期報告書には、受給者の氏名、住所、生年月日、厚生年金等年額等が記載されていた。

2 発生原因
   業者が、封入物の一部について通数確認及び封入時の機械検査を行わなかったことが原因である。

3 関係者への説明
   管轄の労働基準監督署(以下「署」という。)の職員が、誤送付された定期報告書を回収し、本来送付すべき受給者へ届けるとともに、関係する受給者へ謝罪を行い了承を得た。

4 再発防止対策
   業者に対し、通数確認及び封入時の機械検査を含む再発防止措置の策定及びその取組の徹底を指示し、7月14日付けで業者から当該指示に基づく再発防止措置が提出された。

(※)厚生労働本省から年1回受給者へ送付(誕生月に応じ6月期又は10月期に振り分け)し、受給者が必要事項を記入の上署へ送付するもので、受給者の労災年金の継続給付の可否等を判断するために使用する。

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