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平成26年5月30日 【照会先】 職業能力開発局能力評価課 課 長 伊藤 正史 課 長 補 佐 小野 聡志 (代表電話) 03(5253)1111(内線5943) (直通電話) 03(3502)6958 中央職業能力開発協会 能力開発支援部長 峯 作二郎 評価制度開発課長 堀部 俊裕 (直通電話) 03(6758)2881 |
報道関係者各位
「信用金庫業」、「鋳造業」の職業能力評価基準が完成
厚生労働省では、このたび、職業能力を客観的に評価するための「職業能力評価基準」について、関係団体の協力を得て、「信用金庫業」と「鋳造業」の基準を新たに策定しました(概要は別添)。
「職業能力評価基準」とは、従業員が発揮することを期待される仕事上の成果につながる行動と、そのために必要な技術・技能、知識について、担当者から組織・部門の責任者まで4つのレベルを設定し、業種別、職種・職務別に整理・体系化したもので、従業員がこれからのキャリア形成を考える上での目標設定や、企業が人事評価制度を導入する際などに活用できます。
今回、新たに基準を策定した「信用金庫業」は、協同組織の地域金融機関として、地域経済の発展に重要な役割を果たしています。経済のグローバル化や人口減少などを受けて、信用金庫業は、地域の中小企業などの課題を解決し金融の強化を図るなど、これまで以上に地域経済への貢献が求められていることから、職員の人材育成や能力評価のための 基準を 策定しました。
また、「鋳造業」は、日用品や自動車などの輸送機器部品など、工業品として広く使われる部品を製造しており、鋳造業の持続的な成長は、日本のものづくり産業全体にとっても重要となります。鋳造の方法や使用材料が多様化していく中で、技能の向上や伝承が図られるため、人材育成や能力評価のための 基準を 策定しました。
厚生労働省では、「職業能力が適正に評価される社会基盤づくり」の一環として、 「産業界が求める職業能力」と「各人が有する職業能力」を客観的に比較するための “ものさし”“共通言語”となるよう、「労働市場政策における職業能力評価制度のあり方に関する研究会」( https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000042212.html )等を踏まえ、職業能力評価基準をはじめとした職業能力評価制度を整備していきます。
詳細は、中央職業能力開発協会のホームページ をご参照ください。
( http://www.hyouka.javada.or.jp/ )
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