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平成25年10月4日 【照会先】 年金局事業管理課 課長補佐 渋谷 亮 (3643) (直通電話) 03(3595)2810 |
報道関係者各位
還付金の事務処理の遅延について
1.
事案の概要
年金の給付に過払いが発生した際には、年金受給者御本人等から過払い分を返納いただくこととなります。今般、年金局事業管理において、この返納金を納め過ぎてしまった方に納め過ぎ分をお返しする還付金の事務処理に遅れが発生していたことが判明しました。
このような事案が生じたことについて、債権者並びに国民の皆様にお詫び申し上げます。
2. 事務処理遅れの状況
平成25年7月までに納め過ぎが発生したものについての処理状況は、以下のようになっています(最も遅れているものは、平成23年5月に納め過ぎが発生)。
事務処理に遅延が発生している件数等
230件(総額1,270万円。1件につき最大215万円、最小100円)
3. 発生原因
一部の担当職員に事務処理を任せていたため、事務処理の進捗管理ができておらず、事務処理が遅延していることに気づくのが遅れたため。
4. 事務処理遅延分への対応
還付金の請求用紙を債権者に送付する等速やかに事務処理を進め、概ね1ヶ月のうちに遅延分の解消を図ることとします。
5. 再発防止策
(1) 還付金の受付整理簿を作成し、処理状況が組織的に確認可能な状況をつくります。
(2) 担当者を複数にし、相互に事務処理の補完ができる体制とします。
(3) 上司が、毎月定期的に受付整理簿を確認し、必要な指示を行うこととします。