厚生労働省

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第1回 縦断調査の充実に関する検討会 議事要旨(未定稿)

1 日時

平成21年3月30日(月)16:00〜17:45

2 場所

合同庁舎第5号館21階11号室(厚生労働省統計情報部会議室)

3 出席者

廣松委員(座長)、阿藤委員、今田委員、柏女委員、津谷委員、
事務局(高原統計情報部長、内野企画課長、篠原社会統計課長、山口縦断調査室長 他)

4 議事要旨

検討会の進め方についてフリートーキングが行われた。主な意見は下記のとおり。

・  公的統計の整備に関する基本的な計画の中で、具体的な方策として示された、「新たな標本の追加」は、減少分を補充するための追加と、世代間の違いを検討するために新しい集団を追加する方法の2つが考えられる。

・  少なくとも出生児では、補充データから得られる情報もあるが、もとの集団と一緒に扱うことはできず、扱いが難しいので、新しい集団を追加する方が良いのではないか。

・  検討のテーマは、これまでに調査から抜けた集団についての分析、世代の違いを研究するための標本追加、今後どのような調査項目が必要か、の3つがあると思う。

・  21世紀出生児縦断調査では、現在保護者が回答している。調査対象となる子どもに回答してもらう場合には、回収率に影響が出るのではないか。子どもに回答してもらう場合にも、保護者にも回答をお願いし、できるだけ長く調査を続けてほしい。

・  縦断調査は貴重なデータであるので、標本の追加や、調査項目の検討の他、研究者などを対象としたデータの提供についても検討してはどうか。

・  縦断調査ではデータの匿名化について、他の標本調査と同様に考えることは難しいので、慎重に検討する必要がある。

・  本検討会では、公的統計の整備に関する基本的な計画で示された事項について受動的に検討するとともに、今後の縦断調査の改善方法も含めた積極的な検討も行っていければ良いのではないか。

これらについて、今後の検討会において議論を行う方向で了承された。

(以上)

【照会先】

厚生労働省大臣官房統計情報部

社会統計課縦断調査室  松岡、佐藤

電話(代表)03-5253-1111 (内線)7474


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