厚生労働省

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公開、頭撮り可
平成20年11月25日

照会先:医政局経済課

(担当・内線)櫻井、矢作

(2536)

代表:5253−1111

直通:3595−2421


「医療機器の流通改善に関する懇談会」の開催について

1.趣旨

医療機器の取引については、公正取引委員会が平成17年に調査報告書を取りまとめ、内外価格差の要因の一部として流通の問題が指摘され、中央社会保険医療協議会保険医療材料専門部会においても医療材料業界から引き続き意見聴取を行うこととされたところである。

また、公正な取引という観点からも問題が指摘される一方、近年、IT化の進展、SPDのような新たな事業形態の出現等医療機器の流通に関する状況の変化が見られるようになった。

こうした状況を踏まえ、今般、厚生労働省医政局長の意見聴取の場として、「医療機器の流通改善に関する懇談会」を開催し、医療機器の流通過程の現状を分析し、医療機関運営のあり方とも関連させつつ、公的医療保険制度の下での不適切な取引慣行の是正等について検討を行うことにより、今後の医療機器の流通改善の方策を検討することとする。

2.主な検討事項

(1)二次卸、三次卸等の複雑な流通経路

(2)立会い、預託、貸出・置材等、循環器系材料や整形材料に見られる独特の販売形態と医療機関のあり方

(3)医療機関の購買・物品管理業務のアウトソーシングに関する論点

(4)医療機器等のコード化による流通効率化

3.当面の検討スケジュール

第1回日時:平成20年12月3日(水)13時00分〜15時30分

場所:グランドアーク半蔵門「華の間」(東京都千代田区隼町1番1号)

議題:医療機器の流通改善について

特定保険医療材料等の「医療材料」については、平成20年度に問題点を確認抽出し、平成21年秋を目処に「中間取りまとめ」を行う。平成21年度からは、大型検査機器等の「医療器械」や「歯科関係医療機器」についても検討を開始する。

4.その他

懇談会は、議事録も含め公開とし、その庶務は、厚生労働省医政局経済課において処理する。

必要に応じ、参考人を招いて意見を聞くものとする。

懇談会の効率的な運営に資するよう、必要に応じ、関係当事者による準備作業会合を開催することとする。

5.傍聴について

傍聴に際して、質問・発言等はご遠慮願います。

会場設営の都合上、12月1日(月)までに、下記連絡先あてFAXにて登録願います。なお、会場の定員になり次第、締め切らせていただきますので、ご了承願います。(定員超過の場合は、事前にご連絡いたします。登録の際には、所属、氏名、電話番号を明記して下さい。)

厚生労働省医政局経済課総務係

(代表)03-5253-1111(内線)2525

(直通)03-3595-2421

(FAX)03-3507-9041



医療機器の流通改善に関する懇談会名簿
(五十音順、敬称略)
     氏名 団体役職等
     青柳寛一 医療機器業公正取引協議会常任運営委員会副委員長
     淺若博敬 日本医療機器販売業協会(医器販協)理事
     飯沼雅朗 (社)日本医師会常任理事
     稲垣明弘 (社)日本歯科医師会常務理事
     上塚芳郎 東京女子医科大学教授
     梅澤 日本医療機器販売業協会(医器販協)理事
     大塚 (社)日本医療法人協会副会長
     加藤幸輔 在日米国商工会議所(ACCJ)医療機器・IVD小委員会委員
     崎原 (社)日本病院会理事
     嶋口充輝 (財)医療科学研究所所長
     末永裕之 (社)全国自治体病院協議会副会長
     杉山純男 欧州ビジネス協会(EBC)医療機器委員会診療報酬小委員会委員長
     田中凡實 日本医療機器販売業協会(医器販協)副会長
     中村康彦 (社)全日本病院協会常任理事
     松田晋哉 産業医科大学医学部公衆衛生学教室教授
     三紀夫 日本画像医療システム工業会(JIRA)流通近代化委員会副委員長
     三村優美子 青山学院大学経営学部教授
     宮内啓友 日本歯科用品商協同組合連合会専務理事
     目黒 国立国際医療センター戸山病院手術部主任(臨床工学技士)
     諸平秀樹 日本医療機器販売業協会(医器販協)会長
     由田文作 (社)日本歯科商工協会医機連関連小委員会委員
     吉田安幸 日本医療器材工業会(医器工)副会長

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