技能検定の職種等の見直しに関する専門調査員会(第4回)議事要旨
1 日時 平成20年11月25日(火)15:00〜17:00
2 場所 厚生労働省 共用第9会議室(18階)
3 出席者 北浦調査員(座長)、天野調査員、梅津調査員、松井調査員、松本調査員、八木澤調査員
4 議事
(1) アンケート調査結果の再解析等について
(2) 専門調査員会報告書(案)について
(3) その他
5 議事概要
(1)アンケート調査結果の再解析等について事務局より説明が行われた(資料2)。専門調査員からは、以下のような意見が出された。
○ アンケート調査の再解析結果9頁より、業界団体及び受検者から技能検定が高く評価されているように思われる。
○ アンケート調査の再解析結果9頁は、受検者にとって「こういうところに技能検定が必要だ。」と技能検定をアピールするための検討資料となると思われる。
○ 社内における技能継承は小さな企業で重視されているようなので、このような実態を留意しておく必要がある。
(2)専門調査員会報告書(案)について事務局より説明が行われた(資料3)。専門調査員からは、以下のような意見が出された。
○ 検討会における検討は極めて重要であると考えられるので、報告書案の「7 今後の発展」の箇所にも、検討体制の整備について述べる必要がある。
○ 報告書案4(3)の項目のうち、受検者のところにキャリア形成に役立つといった項目を入れた方が良い。
○ 報告書案4(3)の項目のうち、業界、雇用主、受検者に並んで、消費者にとっての項は「安全性・信頼性」とするのが適当である。
○ 報告書案4(3)の項目において、地域の特産、文化、産業構造、マイスター制度などの地域の特性を考慮する必要がある。
○ 報告書案4(3)の項目において、技能伝承は国民にとっての便益にもなっており、業界と消費者でウェイトが異なると考えられるため、技能伝承を消費者の項目に入れると良い。
○ 統合する際に、現在の職種を単純に統合することが難しいこともあるので、統合により職種名を変更することも検討した方がよい。
○ 報告書案6の項目において、「技能検定は社会的便益を担ったものであるから」という点を強調して、1つ目の項目をより積極的な内容にした方がよい。
(3)その他
次回は12月に行うこととし、日程調整は別途行うこととされた。
(照会先)
職業能力開発局能力評価課技能検定班
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