資料4別添
平成20年度
地域ICT利活用モデル構築事業
(遠隔医療モデルプロジェクト)
の実施等について(案)
総 務 省
地域通信振興課
遠隔医療モデルプロジェクトの概要
目 的
総務省及び厚生労働省において開催している「遠隔医療の推進方策に関する懇談会」の検討を踏まえ、地域医療の充実に資する遠隔医療技術を活用した取組を委託事業として実施することにより、地域医療に資するICT利活用の普及促進を図ること。
内 容
地域医療の抱える諸課題に対処するため、遠隔医療に係る「地域ICT利活用モデル」(情報通信システムの企画・設計・開発、継続的運用及びこれらに必要な人材等リソースの調達・配置・関係機関等による連携等ICTを利活用した課題解決のための一連の取組)の構築・運用を委託する。
委託先は、成果物として(1)成果報告書、(2)システム設計書、(3)成果検証データ等を国に提出し、国はその成果物を広く他の団体に周知・提供することにより、遠隔医療に係る「地域ICT利活用モデル」の全国展開を促進する。
委 託 先 | 事 業 規 模 |
市町村、特別区、都道府県及びこれらの連携主体※ (以下「地方公共団体等」という) ※広域連合、一部事務組合を含む |
募集額: 2億円程度 1件当たり委託額:4千万円〜6千万円 |
遠隔医療モデルプロジェクトのスキーム

遠隔医療モデルプロジェクト 想定スケジュール
平成20年7月 | (懇談会(第5回)の開催 中間とりまとめ) |
8月〜9月 | 募集要項案の提示 提案公募開始 評価会(※)の開催(提案評価) 委託先候補の決定・公表 委託内容、委託金額等の調整 委託契約の締結 |
10月〜11月頃 | 中間報告書の提出 評価会の開催(中間評価) |
平成21年1月〜3月 | 成果報告書の提出 評価会の開催(事後評価) |
※提案を評価するため、外部有識者(第三者)による「評価会」を実施
遠隔医療モデルプロジェクト評価会・メンバー(案)
民間有識者の評価会による第三者的な評価を実施 |
氏名 | 役職等 | 備考 |
内田 健夫 | 社団法人日本医師会常任理事 | |
梶井 英治 | 自治医科大学地域医療学センター長(地域医療学部門) | |
金子 郁容 | 慶應義塾大学政策・メディア研究科教授 | 「遠隔医療の推進方策に関する懇談会」座長 |
國領 二郎 | 慶應義塾大学総合政策学部教授 | IT戦略本部専門調査会委員 |
村上 輝康 | 株式会社野村総合研究所シニア・フェロー | IT戦略本部専門調査会委員、情報通信審議会委員 |
村瀬 澄夫 | 東員病院長・三重大学客員教授 | 日本遠隔医療学会 前会長 |
ICTを利用した遠隔医療の効果等に関する調査研究(概要)
目 的
「遠隔医療の推進方策に関する懇談会」における中間とりまとめ(平成20年7月31日)を踏まえ、今後の遠隔医療の推進に向けた具体的取り組みの検討の一助に資する。
内 容
遠隔医療に関する効果、有効性、必要性及び普及に向けた課題などに関して、既に発表・公表されている報告書、論文、事例などから、幅広く定量データ等の収集・分析等を行う。
請 負 先 | 今後の予定 |
遠隔医療の現状・課題等に関する十分な知識を有している者 |
中間とりまとめ以降 調査研究の公募開始 9月〜 調査研究の実施 |