【現状・問題点】 |
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【今後の方向性】 |
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これまでのいわゆる基本健診については、健診・保健指導等の目的(疾病の早期発見・治療及び生活習慣の改善・保健指導)について関係者間の共通認識が不明確。 |
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糖尿病、心疾患、脳卒中等の予防を重点的な目標として、内臓脂肪型肥満、糖尿病、高血圧症、高脂血症の予備群を中心に「メタボリックシンドローム」の概念を導入した健診・保健指導等のサービスを提供する。 |
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健診と保健指導の連続性が確保されていないため、健診を受診者自らの健康増進に対する努力を促進するという、制度の目的が十分に達成されていない。 |
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健診から保健指導サービス全体を[生活習慣改善支援サービス(仮称)」として一体的にとらえて内容を見直し、健康増進事業実施者及び国民の共通認識とする。 |
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健診、保健指導とも、主として呼びかけに応じた者のみに提供されており、真にサービスを必要者の中に、提供を受けていない者が存在する可能性がある。 |
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健診受診率の低いグループ(被用者保険の被扶養者、国保被保険者)を含めた全員を対象に、健診、保健指導の必要性が高い者を効率的に抽出し、重点的にサービスを提供する。 |
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健診、保健指導とも、サービスを提供した者としなかった者との効果の差、提供方法の工夫等による効果の差等の比較を行うためのデータの収集が行われておらず、制度全体の効果の評価、改善の努力等が行われていない。 |
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サービス提供に「評価」の観点を内包して内部及び外部評価を促進する。 |
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民間活力を積極的に活用し、選択・競争に基づくサービスの量的・質的確保を図る。 |
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