資料6−2

(例)胃腸鎮痛鎮けい薬


  リスクの程度の評価   A 薬理作用 B 相互作用 C 重篤な副作用のおそれ C’ 重篤ではないが、注意すべき
副作用のおそれ
D 濫用のおそれ E 患者背景(既往歴、治療
状況等)(重篤な副作用につ
ながるおそれ)
F 効能・効果(症状の悪化につ
ながるおそれ)
G 使用方法(誤使用のおそれ) H スイッチ化
等に伴う使用
環境の変化
評価の視点   薬理作用 相互作用 重篤な副作用のおそれ 重篤ではないが、注意すべき副作用のおそれ 薬理に基づく習慣性 適応禁忌 慎重投与
(投与により障害の再発・悪化のおそれ)
症状の悪化につながるおそれ 適応対象の症状の判別に注意を要する(適応を誤るおそれ) 使用方法(誤使用のおそれ) スイッチ化等に伴う使用環境の変化
併用禁忌
(他剤との
併用により
重大な問題
が発生する
おそれ)
併用注意 薬理・毒性に基づくもの 特異体質・アレルギー等によるもの 薬理・毒性に基づくもの 特異体質・アレルギー等によるもの 使用量に上限があるもの 過量使用・誤使用のおそれ 長期使用による健康被害のおそれ
評価のもととなる根拠情報     相互作用の併用禁忌および使用上の注意の中で併用は避けることの記載がある場合 相互作用の併用注意および使用上の注意の中で併用は避けることが望ましいとの記載がある場合 重大な副作用の項に書かれているもののうち、薬理・毒性が原因と考えられるもの 重大な副作用の項に書かれているもののうち、特異体質、アレルギーなどが原因と考えられるもの その他の副作用のうち重要なもの、重要な基本的注意の中に出てくる副作用症状
(薬理・毒性)
その他の副作用のうち重要なもの、重要な基本的注意の中に出てくる副作用症状
(特異体質・アレルギー等)
習慣性医薬品 禁忌の項または原則禁忌の項および使用上の注意の中に「投与しないこと」「投与は避けること」「原則として投与しないこと」などの記載がある場合 慎重投与の項および使用上の注意の中に慎重に投与すること、妊産婦・授乳婦・高齢者・小児に対して慎重投与、有益性投与、又は「安全性が確立していない」などの記載がある場合 「重要な基本的注意」に患者の状態を観察などの記載がある場合 「重要な基本的注意」に該当する記載がある場合 「用法用量」または「用法用量に関連する使用上の注意」に投与量の上限が設定されている場合 「重要な基本的注意」「用法用量」「用法用量に関連する使用上の注意」「過量投与」の項に相当する記載があった場合 使用上の注意中のいづれかの項に長期投与に関する注意、あるいは長期投与により発現する副作用などの記載のあった場合  
副交感神経
遮断成分
塩酸オキシフェンサイクリミン                                  
塩酸ジサイクロミン レスポリン錠                      
臭化メチルアトロピン                                  
臭化メチルベナクチジウム                                  
臭化メチルオクタトロピン バルピン錠                      
臭化ブチルスコポラミン ブスコパン錠                    
臭化メピジウム                                  
ヨウ化イソプロパミド                                  
ロートエキス ロートエキス散純正                      
鎮けい成分 塩酸パパベリン 塩酸パパベリン散ホエイ                        
局所麻酔成分 アミノ安息香酸エチル アミノ安息香酸エチル丸石                    
オキセサゼイン ストロカイン錠                    



胃腸鎮痛鎮けい薬


  リスクの程度の評価   A 薬理作用 B 相互作用 C 重篤な副作用のおそれ C’ 重篤ではないが、注意すべき
副作用のおそれ
D 濫用のおそれ E 患者背景(既往歴、治療
状況等)(重篤な副作用につ
ながるおそれ)
F 効能・効果(症状の悪化につ
ながるおそれ)
G 使用方法(誤使用のおそれ) H スイッチ化
等に伴う使用
環境の変化
評価の視点   薬理作用 相互作用 重篤な副作用のおそれ 重篤ではないが、注意すべき副作用のおそれ 薬理に基づく習慣性 適応禁忌 慎重投与
(投与により障害の再発・悪化のおそれ)
症状の悪化につながるおそれ 適応対象の症状の判別に注意を要する(適応を誤るおそれ) 使用方法(誤使用のおそれ) スイッチ化等に伴う使用環境の変化
併用禁忌
(他剤との
併用により
重大な問題
が発生する
おそれ)
併用注意 薬理・毒性に基づくもの 特異体質・アレルギー等によるもの 薬理・毒性に基づくもの 特異体質・アレルギー等によるもの 使用量に上限があるもの 過量使用・誤使用のおそれ 長期使用による健康被害のおそれ
副交感神経
遮断成分
塩酸オキシフェンサイクリミン                                  
塩酸ジサイクロミン レスポリミン錠     三環系抗うつ薬(抗コリン作用増強(散瞳、排尿障害、心悸亢進、頻脈、便秘、口内乾燥等)、フェノチアジン系薬(抗コリン作用増強)、MAO阻害薬(抗コリン作用増強)     過視調節障害、眼圧亢進、頭痛、頭重感、眩暈、眠気、口渇、便秘、悪心、嘔吐、腹部膨満・不快感、鼓腸、食欲不振、心悸亢進、排尿障害、心悸亢進、倦怠感、脱力感 過敏症   緑内障、前立腺肥大による排尿障害、重篤な心障害、麻痺性イレウス、自動車等の運転注意(視調節障害、眠気)、 前立腺肥大症、心障害(うっ血性心不全、不整脈等)、潰瘍性大腸炎、甲状腺機能亢進症、高温環境の患者、高齢者、妊婦及び妊娠の可能性、授乳婦、小児            
臭化メチルアトロピン                                  
臭化メチルベナクチジウム                                  
臭化メチルオクタトロピン バルピン錠     抗コリン作用を有する薬剤(抗コリン作用の増強)、MAO阻害薬(本剤の作用増強)     視調節障害、口渇、悪心、胸焼け、便秘、下痢、食欲不振、腹部膨満感、排尿障害、眠気、めまい、頭痛、不快感、倦怠感 過敏症状、顔面浮腫   緑内障、前立腺肥大による排尿障害、重篤な心疾患、麻痺性イレウス 前立腺肥大症、うっ血性心不全、不整脈、高血圧、肝又は腎疾患、潰瘍性大腸炎、甲状腺機能亢進症、高温環境の患者、高齢者、妊婦又は妊娠の可能性、授乳婦、自動車の運転等(視調節障害、眠気、めまい)            
臭化ブチルスコポラミン ブスコパン錠     三環系抗うつ薬(抗コリン作用(口渇・便秘・眼の調節障害増強)、フェノチアジン系薬(抗コリン作用増強)、MAO阻害薬(抗コリン作用増強)、抗ヒスタミン薬(抗コリン作用増強)     視調節障害、口渇、腹部膨満感、鼓腸、便秘、排尿障害、頭痛、頭重感、心悸亢進 過敏症   出血性大腸炎、緑内障、前立腺肥大による排尿障害、重篤な心障害、麻痺性イレウス、本剤過敏症既往歴、細菌性下痢 前立腺肥大症、うっ血性心不全、不整脈、潰瘍性大腸炎、甲状腺機能亢進症、高温環境の患者、高齢者、妊娠又は妊娠の可能性、自動車等の運転注意(眼の調節障害) 細菌性下痢(治療期間の延長をきたすおそれ)          
臭化メピジウム                                  
ヨウ化イソプロパミド                                  
ロートエキス ロートエキス散純正     三環系抗うつ薬、フェノチアジン系、MAO阻害薬、抗ヒスタミン薬、イソニアジド(本剤の作用増強     散瞳、しゅう明、霧視、視調節障害、口渇、悪心、嘔吐、便秘、排尿障害、頭痛、頭重感、めまい、頻脈 過敏症、顔面紅潮   緑内障、前立腺肥大による排尿障害、重篤な心疾患、麻痺性イレウス 高齢者、妊婦又は妊娠の可能性、授乳婦、自動車の運転等(視調節障害、散瞳、しゅう明、めまい)            
鎮けい成分 塩酸パパベリン 塩酸パパベリン散ホエイ     レボドパ(レボドパの作用減弱)       アレルギー性肝障害、過敏症、(便秘、口渇、心悸亢進)   本剤過敏症既往歴 緑内障、高齢者、妊婦、小児            
局所麻酔成分 アミノ安息香酸エチル アミノ安息香酸エチル丸石           食欲不振、悪心、口渇、便秘、下痢、、メトヘモグロビン血症(小児) 過敏症   本剤過敏症既往歴、乳幼児 高齢者、妊婦又は妊娠の可能性       口内にしびれ等を残さないため速やかに飲み下す 長期連続投与回避  
オキセサゼイン ストロカイン錠           食欲不振、悪心、口渇、便秘、下痢、、頭痛、眩暈、眠気、脱力感 過敏症   本剤過敏症既往歴 高齢者、妊婦又は妊娠の可能性、小児       口内にしびれ等を残さないため速やかに飲み下す 長期連続投与回避  

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