資料 |
部会長 | ||
黒﨑 紀正 | 東京医科歯科大学歯学部附属病院長 | |
委員 | ||
石井 拓男 | 東京歯科大学千葉病院長 | |
石上 和男 | 新潟県福祉保健部健康対策課長 | |
伊藤 公一 | 日本大学歯学部付属歯科病院長 | |
蒲生 洵 | 日本歯科医師会専務理事 | |
柬理 十三雄 | 日本歯科大学新潟歯学部教授 | |
住友 雅人 | 日本歯科大学歯学部附属病院長 | |
田中 義弘 | 神戸市立中央市民病院歯科部長 | |
辻本 好子 | NPO法人ささえあい医療人権センターCOML代表 | |
仲西 修 | 九州歯科大学附属病院長 | |
野口 俊英 | 愛知学院大学歯学部附属病院長 | |
原 宜興 | 長崎大学医学部・歯学部附属病院副病院長 | |
吉澤 信夫 | 山形大学医学部歯科口腔外科教授 |
1 | 歯科医師臨床研修施設の指定基準等について
歯科医師臨床研修を行う施設(以下、「臨床研修施設」という。)は、別添1「歯科医師臨床研修必修化に向けた体制整備に関する検討会報告書」に示す指定基準等により指定を行うことが適当である。 |
2 | 歯科医師臨床研修施設の指定基準の運用について
歯科医師臨床研修は、別添1「歯科医師臨床研修必修化に向けた体制整備に関する検討会報告書」に示す指定基準の運用に則り実施されることが適当である。 |
3 | 研修歯科医の処遇について
臨床研修施設は、別添2「研修歯科医の処遇について」に示す研修歯科医の処遇に関する基本的考え方及び基準に則り、研修歯科医の処遇を確保することが適当である。 |
4 | 歯科医師臨床研修の到達目標について
臨床研修施設は、別添1「歯科医師臨床研修必修化に向けた体制整備に関する検討会報告書」に示す到達目標を達成するために、各々の施設の実情に即したより具体的な到達目標を掲げた研修プログラムを作成し、その研修プログラムに則り臨床研修を実施することが適当である。 |
5 | 指導歯科医の養成について
質の高い歯科医師臨床研修を実施するためには、指導者である指導歯科医の養成が重要であることは言うまでもない。現在、指導歯科医の養成については財団法人歯科医療研修振興財団主催の指導歯科医講習会及び大学等が主催する「歯科医師の臨床研修に係る指導歯科医講習会の開催指針」(平成16年6月17日付け医政発第0617001号)に則った指導歯科医講習会において行われているところである。また、研修プログラム責任者の養成については、財団法人歯科医療研修振興財団主催の指導歯科医ワークショップにおいて行われている。今後も歯科医師臨床研修の質の向上のため、これら講習会のさらなる拡充と講習内容の充実が望まれる。 |
6 | 研修歯科医の募集・組合せ決定システム(マッチング)について
臨床研修施設が、公募で研修採用を行う場合、研修希望者が複数の施設に採用希望を出すこととなるが、これに伴い内定辞退による欠員や過剰採用への対応が必要となる。また、研修希望者が複数施設から内定を受けた場合、締め切り日の差異などで、希望の施設と契約を結ぶことができない可能性がある。一方、総数としては募集数が希望者数を上回っていても、一部の研修希望者が複数の内定を受け取ることで募集と実内定者との差が生ずることにより、臨床研修開始時に研修先が決定していない研修希望者が多数残ることが危惧される。この場合、臨床研修施設においては、予定された臨床研修を開始できない恐れがあること、また、研修希望者の側から見れば、歯科医師法上の義務である臨床研修を受ける機会を阻害されることにもつながりかねない。 |
7 | 今後の進め方
新たな歯科医師臨床研修実施後も、5年以内に上記の内容の見直しをはかるため、引き続き調査・審議していくことが必要である。 |