戻る

血液センターから医療機関に到着するまでの平均所要時間(緊急走行時)
が40分を超える理由について
日本赤十字社

1.該当血液センターについて
 秋田県赤十字血液センター、岩手県赤十字血液センター、愛媛県赤十字血液センター、宮崎県赤十字血液センター、鹿児島県赤十字血液センター、以上5センター
2.主な理由について
 先に報告した「医療機関に到着するまでの平均所要時間」は、日本赤十字社の供給施設(血液センター、供給出張所等)から血小板を含む血液製剤を医療機関へ直接配送した場合の所要時間であり、主に赤血球MAP及び新鮮凍結血漿(FFP)の遠隔地や島嶼などへの供給については、備蓄医療機関※1、業務委託※2及び緊急持ち出し血液※3等の体制を構築し、迅速な供給を行っています。
 よって、上記2製剤を供給する際、緊急時における実際の平均所要時間は、先に報告した所要時間を下回ります。
血液センター名 既報告の緊急時の
平均所要時間
主にMAP及びFFP
の平均所要時間
秋田県赤十字血液センター 0:50 0:41
岩手県赤十字血液センター 1:01 0:19
愛媛県赤十字血液センター 0:53 0:22
宮崎県赤十字血液センター 0:55 0:14
鹿児島県赤十字血液センター 0:58 0:19

  ※1【備蓄医療機関】血液センターから緊急輸送で原則60分を超える地域で、一定の輸血用血液製剤を保管・管理している医療機関。
  ※2【業務委託】様々な要件により、血液センターからの直接供給や備蓄医療機関での対応が困難な場合は、供給業務の一部を業者へ委託している。配送業務のみを委託する配送委託と、血液製剤の出庫から配送業務までを委託する供給委託がある。
  ※3【緊急持ち出し血液】医療機関から依頼があった場合、定期配送時に車載してある血液を、定期配送を中止して緊急に届けることにより対応している。

3.今後の対応について
 秋田県については、供給時間短縮のため、県北(大館)地域に、新たな供給拠点の設置を検討中です。


トップへ
戻る