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最近の労働時間が生活に与えている影響

 最近の労働時間が生活に与えている影響については、「疲れやストレス」を感じている人が80%、次いで、「地域での活動や交際」が出来ない人が67.5%、「仕事に関する勉強時間」がとれない人が58.9%となっている。「決まった時間に食事がとれる」や「家族と団欒の時間がある」については半数の人が「はい」と答えている。

 労働時間別にみると、週当たり労働時間が45時間を超えると、「仕事に関する勉強時間」、「地域での活動や交際」の項目で、「できない」人の方が多くなり、労働時間が50時間を超えると、「決まった時間の食事」、「家族との団欒の時間」、「趣味やレジャー活動の時間」、「友人との交際時間」の項目で、「とれない(できない)」が「とれる(できる)」よりも多くなる。55時間以上になると、「必要な睡眠時間」をとれない人の割合が、「とれる」人よりも多くなる。


最近の労働時間が生活に与えている影響

最近の労働時間が生活に与えている影響のグラフ


労働時間の長さと生活への影響(週の実労働時間別)

  睡眠時間が必要なだけとれる 決まった時間に食事ができる 疲れやストレスが無い 家族と団欒の時間がとれる 仕事に関する勉強時間がとれる 趣味やレジャーの時間がとれる 友人との交際時間がとれる 地域での活動や交際ができる
週の実労働時間別 40時間未満 78.2 82.8 37.9 79.3 65.5 78.2 75.9 59.8
40〜45時間未満 76.7 68.7 29.4 74.2 60.0 74.8 76.7 54.0
45〜50時間未満 63.3 57.8 26.6 64.1 44.5 60.9 58.6 32.0
50〜55時間未満 53.5 43.0 11.3 37.3 28.2 47.9 45.1 21.1
55〜60時間未満 34.9 30.1 12.0 32.5 34.9 43.4 39.8 15.7
60〜65時間未満 39.6 22.2 9.3 22.2 18.5 35.2 22.2 11.1
65〜70時間未満 26.7 11.1 2.2 26.7 6.7 26.7 31.1 6.7
70時間以上 12.5 9.4 0.0 9.4 9.4 6.3 9.4 3.1
総計 55.9 49.5 20.0 51.6 40.5 55.2 53.3 32.0

資料出所:「働き方の多様化と労働時間等の実態に関する調査」
(平成14年(財)連合総合生活開発研究所)


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