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《添付資料7》

「福祉」に関する産業教育施設・設備(No.29「保育・福祉」科目群)

〔各施設・設備を改める理由〕
 高等学校段階における福祉人材が社会より要請され,専門的福祉従事者(介護福祉士等)養成の学習内容などについて厚生労働省との協議を経て,専門教科「福祉」が設置された。このことにより,福祉に関する一定レベル以上の学習が科せられることになり,実習についても一層の充実が求められている。介護福祉士国家試験等の資格取得のためには,これまで「家庭」で実施してきた学習では不足になることから,教科「福祉」の学習内容を実施できるよう各施設・設備を改めて整備することとした。

(1)産振基準で整備可能な施設
 「保育・福祉の科目群」の施設関係では,保育・福祉総合実習室として,児童文化実習室,保育観察・実習室,器楽実習室の他,介護実習室,入浴実習室,リハビリテーション実習室,更衣室,模型・標本室,リネン室,福祉器材室,洗濯・乾燥室,在宅介護実習室,レクリエーション実習室,ソーシャルワーク実習室,保育・福祉に関するその他の施設等が整備可能な施設として想定される。

(2)産振基準で整備可能な設備の例
 「保育・福祉の科目群」の設備関係では,福祉分野として,計量・計測用機器(車椅子用体重計,体脂肪計),模型・標本(人体解剖模型,人体骨格模型,内耳模型,眼球解剖模型,心臓模型,歯の構造模型,嚥下模型,介護実習用モデル人形,高齢者疑似体験セット,入浴介護モデル人形,人工呼吸モデル,片麻痺疑似セット,老人保健職献立模型,糖尿病フードモデル,高血圧フードモデル),保育用機器(ゲートボールセット,ユニカール,バレリード,卓球台:車椅子用),介護用機器(ギャッジベッド一式,電動ベッド一式,エアーマット,ワゴン車,清拭車,洗髪車,車椅子用洗面台,車椅子,電動車椅子,ストレッチャー,介助用リフト,自立生活支援用具,車椅子トイレ一式,車椅子食卓一式,歩行補助具一式,介護用品一式,おむつ交換一式,洗髪用具一式,姿勢矯正鏡,昇降練習階段,移動式平行棒,肩関節輪転運動器,肋木運動器,滑車重錘運動器,入浴リフト,機会浴槽セット,浴槽一式,保育用具一式,洗濯機,乾燥機,ランドリーカート,台所整備一式,湯沸かし器,電気掃除機,冷凍冷蔵庫,製氷器),楽器(シンセサイザー,打楽器一式,ハンドベル),視聴覚教育用機器(教材提示装置一式,ワイヤレスマイク一式,ノート型パソコン,デジタルカメラ,プリンタ,点字プリンタ,スキャナ,カラオケセット,デジタルビデオカメラ,ビデオ編集装置,照明装置),机・戸棚類(実験台,保育・福祉用品収納戸棚,実習モデル人形格納棚,展示版,衝立,インテリアスクリーン,発表用演台,ホワイトボード,応接セット),保育・福祉に関するその他の設備等が整備可能な設備として想定される。


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